ベスト・キッドのレビュー・感想・評価
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カンフーを通じて、人の成長や人生の本質を描いた映画です。
1984年に流行ったベスト・キッドという映画のリメイク版です。
まず、一言。
とにかく、ジャッキーチェンの演技が上手いです。
カンフーアクション中心の演技をやる方だと思ってたんですが、人の心に触れ、震わすような演技が凄いです。
喧嘩で負けた子が、弟子として、ジャッキーチェンのもとでカンフーを習うというストーリーですが、表面的な強さから、心や人生においても成長するような展開になっていて、見応えがあります。
師弟関係の素晴らしさを描くとともに、弟子、師匠隔たりなく、過去のトラウマを乗り越えて成長していきながら、周囲の人間関係をも良い方向へと変えていくという映画です。
「人生のすべてにカンフーがある」
おすすめです。
師となったジャッキーが魅せるドラマ
お気に入りの作品です!
成長物語 子どもの目線
こどもの成長する姿、子供を主体とするメインストーリーの部分が良い描かれ方をされていた。
特に服を脱いで着るといった動作が、全ての基本になっており、全てのことがカンフーだとするシーンがとても良かった。
一方で感情移入が難しく、子どもの成長する話として鑑賞する形になる。
大人側、ママやジャッキーチェン、相手の師匠、加えて彼女の所など、サイドストーリーに感情移入しきれなかった。
キュートなジェイデン
【ジャッキー・チェンの現在の再ブレークのスタートになった作品。ウィル・スミスの息子に対する多いなる”愛情”を感じた作品でもある。】
オリジナルは誰でも知っている”筈”の「ベスト・キッド」
84年のファーストが大ヒット。(その後、1994年公開の”4”まで続く)
学校でイジメられていたダニエル(ラルフ・マッチオ)が、アパートの管理人の老人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)から空手を教えられ、いじめっ子達(特に、不良のリーダー、ジョニー(ウィリアム・サブカ))を見返していくストーリーが大いに共感を得た作品である。
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今作はオリジナルの設定をベースとしながら、見事に”換骨奪胎”した作品である。 原題は”THE KARATE KID"
父を亡くしたドレ(ジェイデン・スミス)が母シェリー(タラジ・P・ヘンソン)の転勤でアメリカから北京に引っ越してくるところから物語は始まる。
ドレが異文化の壁を乗越え、少女メイ(ウェン・ウェン)と交流を始めるが、お約束通り、出て来る苛めっこ達(皆さん、カンフー上手)。
老いたアパート管理人、ミスター・ハン(ジャッキー・チェン)が苛めっ子たちを軽くあしらうシーンから物語の面白さは加速する。
大筋はオリジナル通りに進むのだが、
ミスター・ハンがドレに”最高の戦いは戦わない事だ”というシーンからの、ハンのドレに対しての特訓が、若きジャッキーチェンの
”スネーク・モンキー/蛇拳”
”ドランク・モンキー/酔拳”
”クレイジー・モンキー/笑拳”
を彷彿とさせ、”あの頃は指導されていたジャッキー・チェンが指導する役を演じるようになったのだなあ”という感慨深き作品でもあった。
万里の長城で繰り広げられるシーンも見応えがあり、更にドレとメイの障壁を乗越え恋仲になっていく姿もとても良かった作品。
<私事で大変恐縮であるが、今作は当時、幼き息子と二人で観た映画である。(映画を好きになって欲しいなあ、でも私はアニメはなあと思っていたら今作が上映されることになり、”彼の意思を確認し”いそいそと二人で観に行った作品である。)
内容的に、幼き息子の涙腺をいたく刺激したらしく、上映中、声を出さないように涙を流す(Tシャツで涙を拭っていた・・)彼の涙を何度もハンカチで拭いてあげた記憶がある。
彼がその後、見事に映画にハマっていったのは言うまでもない・・。>
ー 親の身勝手な深謀遠慮 ー
中盤の中だるみ感が否めない
ドレやチョンの二人を含めた子役たちのカンフー技術や演技力が良かったのが印象的でした。チョンも悪役の雰囲気がうまく出て、ドレに感情移入するいいアシストでした。
ストーリーは大会への参加を決意するところまでと、修行の終盤から大会のシーンは展開はスピーディーでよかった。ベタだけど、ドレを応援したくなるような展開が○。けれど、中盤の修行が始まったあたりからが間延びしてしまったかな。。ジャケットを脱いだリ着たりするシーン、意味があるとしても長過ぎる。ドレとメイがイチャつくシーンも必要以上に多く、「仲良くなったのは分かったから、先に進めて!」と思ってしまった。作品時間も長かったけど、中だるみしてしまった印象でした。
そういえば、完全にカンフー映画なのに、原題は、KARATE KIDなんだろうか?
ウージービー FUN!
ジャケットを着る!ジャケットを脱ぐ!
ジャッキー・チェンとジェイデン・スミスの共演です。
今やジェイデン君と言えば御洒落のカリスマ的存在。
そんな彼の可愛かった少年時代がたっぷり堪能出来ます(´∀`*)ウフフ
さてさて、ストーリーは至ってシンプルです。
母と2人でアメリカから北京に引っ越してきた少年ドレ君。
馴染めない環境からイジメにあいます。
逃げ道ばかり探してたドレ君でしたがカンフー達人のマンションの管理人ハンに
カンフーを教わり逃げずに立ち向かうことの大切さも学んでいく
少年の成長や恋愛、友情、親子愛が詰まった作品になっています。
ジャッキー・チェンの過去作品を私はほとんど知らないのですが(タキシードしか知らんww)良い老け方してますね。
当時は57歳です。おっさんになってもジャッキーかっこ良すぎw
ジャケットを脱いだり着たりする動作を何回もさせるだけで
あんなにカンフー上達するものだろうか・・と疑問はありますが
終始飽きずに観賞出来ました。
エンディングのジャスティン・ビーバー×ジェイデン・スミスの曲『NEVER SAY NEVER』がめちゃくちゃ良いです(*^_^*)
ジャッキー・チェン
雑巾がけやペンキ塗りの代わりにジャケットを脱ぎ捨てたり掛けたりすることの繰り返し。それでも意味がなさそうなことを続けるドレ。オリジナルよりは素直な少年のような気がする。そしてやはりカンフーの本場中国だけあって、少年たちの技も本物志向だ。ラルフ・マッチオのへっぴり腰はいただけなかったし・・・
バイオリン少女との恋愛部分なんてのはあまり面白くないが、要らない部分も多くて140分の長尺は失敗だろうと思う。
ウィル・スミスの息子もかなり良いのだが、やはりジャッキー・チェン。何のとりえもなさそうな寂しいアパート管理人といったキャラだったが、その寂れた男の哀愁と内に秘めた強い男が同居していて、「真の強さは戦わないことだ」とかっちょいいセリフを言う。ライバルとなるカンフー道場の先生は「情けを捨てろ」が信条だからな・・・「もうやめろよ」と情けを持った男の子やハリーなんかをもうちょっと登場させればいいのに・・・
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