「ただのホラー」レギオン 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
ただのホラー
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天使が人間を襲うという何やら聖書の要素を反映したファンタジー映画かと思ったら、人間がゾンビみたいになってまともな人間を襲ってくるのを銃で退治するというようなありがちなホラー映画だった。
人間の手足が異常に長くなるとか、天井を這い回る事ができるとか、不気味な演出がなされているのだが、それに意味が全くない。
最終的に人間の味方する天使と、敵対する天使が対決する。鉄球を振りまして対決すると、鉄球の針がぐんと飛び出たり、鉄球自体がぐるぐる回り出したりするところは、神々しさが全くなかった。
天使は爆風で死ぬと思ったら、死なず、銃で撃つのと殴り合いが同居する戦いで、どのくらいで深刻なダメージを受けるのかさっぱり分からなかった。
とてもつまらない映画だった。
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