劇場公開日 2010年9月4日

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オカンの嫁入りのレビュー・感想・評価

全31件中、21~31件目を表示

4.0あんな下町に憧れる

2011年10月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

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77

3.5オカンの白無垢姿

2011年2月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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muckpiko

4.5風は冷たい:陽は暖かい

2010年10月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

主人公の宮崎あおいが、酔っ払ったまま廊下で寝込んだ母親を、ゼェゼェ言いながらコタツまで引っ張っている——

映画冒頭のシーンで、大竹しのぶに本気でイラッとしてしまった。だってあのオカンの感じ、うちの親父が酔っ払った時にそっくりだったんだもの(笑)。

この映画、飯を食べたりクダを撒いたり、ほんわかしてて少し笑える、フツーの日常を見せるのが巧い。
特に幾度も登場する、食卓を皆で囲むシーンが印象に残る(タラノメの天ぷら、旨そうだったなあ)。
主演の2人はやっぱりほんわかした役が良く似合うが、脇を固めるキャストも素敵だ。飄々としてるが優しい國村隼、家族みたいにお節介な絵沢萌子、暑苦しいが実直な桐谷健太……(特に桐谷健太は『BECK』に続いての好演)。
なんだか皆、気の置けない人ばかり。暖かい感じが良いですね。

だからだろう。
元居た場所が暖かいほど寒さは厳しく感じる。

毎日文句を言い合ったり一緒に笑ったりしていた人が、もうすぐ死んでしまうという。
悲しい、怖い、無性に腹が立つ、叫びたい、喋りたくない、とにかく、訳が分からない。
身内が死にかけている事を知るというシーンはこれまでも色んな映画でさんざん目にしてきた。だが“その時”の感覚まで伝わってきた映画は、少なくとも僕が今まで観てきた映画の中では稀だった。
なんでもない日常を丹念に暖かく描いた事が、突然差し込む“死”の影に強烈なコントラストを与えるのだろうか。あるいは単に、あのオカンが少し自分の親父に似ていたせいか(親父は存命ですが)。
とにかく他人事とは思えないくらいに悲しくなってしまったのだ。

人間てのは贅沢なもんで、どんな幸せにもいつの間にか慣れて、それが当たり前だと感じるようになってしまう。何でもない日常が、親しい人がすぐ傍に居てくれることが、本当はどれだけ幸福なことなのか。それをこの映画は暫しの間思い出させてくれる。

改札口で立ちすくむ娘を無言で見守るオカン。
心の呟きを見透かしたかのように、「つるかめつるかめ」と笑い掛けるオカン。
酒癖は悪いし、身勝手だし、不器用だし……だけど自分の事を心の底から心配してくれてる。
そんな人間、この広くて薄ら寒い世界にいったい何人居るだろうか。

映画の中では、季節はどうやら初春のようだ。
風はまだ冷たいが、そのぶん陽射しの暖かさを実感できる季節。
この映画にぴったりだと思った。

<2010/9/20鑑賞>

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浮遊きびなご

2.5笑いました.....途中、考えさせられるシーンも多かったけど...。

2010年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

まず、人間関係が複雑すぎて分りづらいです!

お母さんの陽子と月子は、大阪の下町で暮らしている。
どうやら、父親は月子が生まれる前に亡くなったらしい。
冒頭に金髪の若い男と泥酔状態で深夜に帰宅.....そんな駄目な母親と思えば、そんなことはない....次の日、大家さんに嫌味を言われ、仲が悪いかと思えば、ものすごくいい関係....。
母親が勤めている医院の先生も父親に見えるほど仲がいい...。
一回り以上若い金髪リーゼントの男と結婚すると言い出す母親....
反対する娘とのやり取り.....娘はいい年して何故働いていないかと思っていたら....
まぁ、だらだらとストーリーが流れ....最後に悲しいシーンの前に幸せいっぱいで終了.....物足りないような.....でも、これで良かったような....途中、色々と深刻なシーンも交えながら......。

大竹しのぶ.....そのまんまって感じで嵌り役!

宮崎あおい.....ほのぼの...これまた、いい感じでした。

桐谷健太.....満面の笑顔が最高!

國村隼 ....いつも渋くて、暖かい....いい味出してます!

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51です

3.0あったかく、くすっと笑える作品

2010年9月25日
PCから投稿

悲しい

楽しい

試写で観ましたが、レビュー忘れてました。

本当なら「お涙頂戴」なストーリーですが、
清々しく、じんとさせて笑える作品です。

宮崎あおいが、ニートになった理由での
駐輪場のシーンは、観ていて一緒に怖くなった。
宮崎の母への反発すらも、可愛らしくてよし!
大竹しのぶって、あんな感じの人では?と
思えるくらい、ハマってました。
脇の、國村、絵沢、桐谷と
キャストが、みんなよかったです。

個人的にですが、
大竹の花嫁シーンでの、宮崎の台詞。
「おかあちゃん、きれい。…でも笑えるで」
と、なってもいいような。(失礼かw)

あったかい気持ちになるし、
泣いてください的な作品ではないので
個人的には好きな映画ですが、
正直、大画面鑑賞でなくてもよいかと思います。

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とく

4.0サクちゃん最高。

2010年9月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

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ハチコ

4.0なるほど   爆笑の太田の言ってた「白無垢」とは、この事か

2010年9月18日
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単純

「単純」ってのは良い意味でも含みます

見る者に
・どういう感情を抱くのか
・抱く感情の深さ
選択させる間(ま)を与えてくれてる作りには好感が持てました

月子のトラウマシーンは、スパイスの為?かと思いましたが
あまり必要じゃないと思いました

國村隼さんが良かったです

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えいがにんにん

4.0暮らすということ

2010年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

とても素敵な映画でした。
人には衣食住が必ず必要で、それがとても丁寧に淡々と描かれていました。
劇中でも描写がありましたが、春を待つ、まだ冬の肌寒い凛とした朝のような
とても清々しい、とても温かい映画です。
登場人物もみんな良いです。役柄もキャスティングも。

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ripc02

2.5常套すぎて新鮮味がない

2010年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

単純

仲のいい母娘。突然転がり込んだ男に母を取られそうになり、愛犬にまでちょっかいを出す。図々しいが憎めない。やがて、母の健康上の問題が浮上する。自由奔放な母に大竹しのぶ、母と男に翻弄される娘に宮崎あおいというダブル主演。
ハマりすぎである。話の展開も含め常套すぎて新鮮味がない。
娘・月子の暗い過去を絡めて、話に幅を持たせようとしたのはいいが、月子の精神状態をカメラの焦点をぼかしたりスローモーションを挿入する技法で表現するのは安易だ。なんのために演技派の宮崎あおいを起用したのか、もったいない。
大阪の下町の雰囲気を出すべく、主役以外は関西出身の役者を揃えたのは評価できる。大竹もいっとき、関西の芸人と暮らしていたし、雰囲気は申し分ない。
一本の映画として悪くはないのだが、なんのサプライズもなく物足りない。大竹しのぶの花嫁姿が“それ”だと言われればそれまでだが・・・。
本筋よりも、美味そうな食べ物に目が引かれた。それと、パグ犬のハチが可愛かった。

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マスター@だんだん

4.0結末がそっちの方向にいかなかったから良かった。

2010年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

宮崎あおいファンなので、観に行きました。

事前情報はほぼないまま観に行き、
最近お決まりの、「そうやって涙を誘うの?」な映画だと醒めましたが、
終わり方は、さりげなく終わってくれました。
綺麗な終わり方です。

母と娘の阿吽の呼吸というか、
家族の絆というのか、
そういうものにグッと来て、ほろりと涙しました。
さりげない伏線の張り方が心地好いです。

最近のエンタメムービー好きには物足りない展開かもしれないけれど、
こういうまったりとした空気感は好き。

でも、宮崎あおい演じる月子の過去のトラウマシーンは、
まさにトラウマ、怖過ぎます。

終わり方がとても好き。
良いです、この映画。

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TOKUSHI

4.0若者はBECK、中高年はおかん

2010年9月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

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赤いおじさん