「やはりそちらサイドのお話ですか…」ザ・ウォーカー ひよこさんの映画レビュー(感想・評価)
やはりそちらサイドのお話ですか…
『マトリックス』のジョエル・シルバーがまた兄弟監督を起用した(前の方々は途中で兄妹か姉弟に変わりましたが…)アクション映画です。主演はデンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンで、本を運ぶ話だとか。地味すぎる…。
その本は一体何なのか?というのが焦点ですが、なんとなく当たってしまうでしょう。ただ、予想とは若干バージョンが違い、それで独裁者役のゲイリーさんがこの世の終わりの様な顔をしますが、だから何やねん、と大方の日本人は感じてしまうのでしょう。
また、見所として挙げられるアクションシーンですが、どこかで観たことがある様な雰囲気で、あの映画の二番煎じかいなと、ザ・ラストやなかったんかいなと、ここには驚きます。開いた口に虫が2、3匹入りそうでした。
その筋のひとたちには感動作なのでしょうか。どこぞの引越し屋さんより荷物への責任感もあっさりで、もっと真心こめて運んでくれと、クレームを入れたくなります。さらに、きっと衝撃を受けて欲しいんやろうところが八景山も真っ青の堂々としたパクりで、その意味で衝撃の一作です。
コメントする