おにいちゃんのハナビのレビュー・感想・評価
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燃える!おにいちゃん
2010年公開作品
初鑑賞
TSUTAYAレンタルDVDで鑑賞
監督はTVドラマ1992年版『悪女(わる)』『デカワンコ』『マウンテンドクター』で演出を務めた国本雅広
脚本は『映画 怪物くん』『映画 妖怪人間ベム』『小野寺の弟・小野寺の姉』『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』『響 HIBIKI』の西田征史
白血病で亡くなった妹の最善の願いを叶えるため兄が花火を打ち上げてもらう話
実話らしい
舞台は新潟
前半コミカル
後半泣ける話
谷村美月当時20歳
役作りでスキンヘッド
引きこもりで根暗だったが妹に強引に引き摺り出され徐々に心を開いていく過程
宮崎美子の熱演に貰い泣き
翠嶂会を抜ける必要なくね?
両親に土下座させてさ
なんかおかしい
高良健吾は常にイケメンだが谷村美月は時々一瞬ではあるが不細工になる
DVDのジャケットの写真にしてもそう
配役
引きこもりだったが妹の励ましで克服する須藤太郎に高良健吾
太郎の妹で白血病で半年闘病生活を送っていたが再発してしまう須藤華に谷村美月
太郎と華の母でベイシアスーパーセンターで働く須藤登茂子に宮崎美子
太郎と華の父でタクシーの運転手の須藤邦昌に大杉漣
翠嶂会の会長の岡崎佳代に小出早織(現:早織)
翠嶂会のメンバーでケンカっ早く太郎に拒否反応を示す小林厚志に尾上寛之
翠嶂会のメンバーの田中勤に渋谷謙人
華の友人でクラスメイトの手島香澄に岡本玲
華の友人でクラスメイトの早瀬ヒロに剛力彩芽
華の友人でクラスメイトの松田美奈に重廣礼香
華が病院で親しくなる妊婦の藤沢道子に能世あんな
太郎が配達する新聞を受け取る老婆の野本千鶴に森康子
担任教師の有馬幸生に佐藤隆太
看護師の中原幸子に朝加真由美
担当医の関山高志に佐々木蔵之介
花火工場長の久保に塩見三省
引きこもり、なめんなよ、こんなもんじゃない。兄がそうだった私は否定...
たまや
泣きのストーリーに感動
花火は喜びを分かち合い悲しみを癒す
新潟市に18歳まで住んでいたけど
小千谷市片貝の花火は今日の今日まで知らなかったな
三尺玉発祥の地で世界一の四尺玉まで上げるとはなまらたまげました
ここ最近やけに気になるのがロケ地なんです
あの映画やこの映画、いろいろと気になるロケ地ばかりでどれもこれも行きたくなっちゃいます
今更ながら『男はつらいよ』を見ていると
「いい風景だな〜」と思うことが多いけどもう今は無い場所ばかり
世界へ目を向けていた頃とは違い少し頑張れば行けるところばかり、聖地巡礼などと大それた事は言いません
ただ、行ってみたい、そんな気持ちが湧き上がるだけ
そこで人を感動させる物語が作られたってだけで行ったことのない場所に思い出ができた感じなんですよ
ましてやこの作品は実話なんだからなおさらロケ地に思いがつのります
華の思いも乗せてあの田んぼへ向かう曲がりくねった坂道を駆け下りよう。
あっ、そうそう、ソロ活女子の渋谷さん
こんなところに居られたのですね
さがしましたよ〜
ただ見てるだけでも、良い
【うろ覚え感想】
何かのDVDの予告編集でこの作品を知って、谷村美月さんが好きなので、もちろん作品自体も面白そうだったのでいつか見ようと思っていました。そんな矢先にテレビで放送されたのでラッキーでした。
2年程前の記憶なのでホントにうろ覚えでざっくりした言い方ですが、
ガンで亡くなった妹との約束を果たす為にダメ人間だった兄が奮闘する、というのが基本のストーリーラインだったと思います。
「事実を元にした」、というコピーの付いてる作品はどれもシンプルで着実な展開をするものが多いですが、シンプルなだけに直接的に思いを乗せられるというか、スッとスムーズに感動を与えられる作品でした。
脇役の女性に、ちょっと個性的で、ストーリーとは別に目が行ってしまう人が居たのですが、剛力彩芽さんでした。良い意味で印象に残ってます。
星2.5はいつもなら50点ですが、あまりにもうろ覚えなので、とりあえず中間点にしました。見直したら改めるかもしれません。
おにいちゃんのひたむきな姿。
片貝花火。
引きこもりについて。
難病物の黄金パターンに、兄妹愛やひきこもり問題がプラスされていて、けっこう泣けました。
でも、事実に基ずいているらしいけど、引きこもり問題の部分にかなり違和感がある。
引きこもりたいけれどもご飯食べていけないので、しかたなく働いていると自分で思っているところから言わせてもらうと、この描き方はだめだと思う。
高校時代はたいへんだったらしいけど、その辺を飛ばしているところがだめ。
そもそも、こんないい妹や両親、まわりの人々、登場人物が全員善人なら引きこもるわけがない。
自分の、引きこもりたいって部分の原因を考えてみると、子供のころから、両親や学校に叩き込まれてきた性善説みたいなものじゃないか?と思うときがある。
世の中はいい人ばかり、世間の仕組みは正しくて、努力すれば夢はかなう。
これ全部、まったくうそとは言わないけど、ほとんどうそでしょう?
世の中、ものすごく変な奴、すきあらば裏切ろうとするやつ、自分の利益と生き残り(あるいは上にいくこと)しか頭にないやつばかり、いい人はごく少数(勘違いかもしれないけど・・・)。
世間は金で動いていて、正しいか間違っているか?と聞かれれば、間違っている、と言うしかない状況。
夢もどういうものかによるけど、プロ野球選手とか、プロサッカー選手みたいなものだと、宝くじの一等が当たる確率に近いものがある。
やっぱりすごくやりにくいし、いろいろさしさわりがあるのかもしれないけど、引きこもりを少なくしたいのなら、本当のことを教えるべきなんじゃないかな?
世の中はひどい、人を見たらどろぼうと思え、夢はかなわないことの方が多い、みたいな・・・。
現実的な対応として、否定的な部分もうまく使い分け、どろどろぐちゃぐちゃな状況でも平気でやっていけないと、実際今の世の中苦しくて生きていけないと思う。
泣かせるためにはしょうがないのかもしれないけど、こういう設定にはかなり抵抗がある。
涙が止まらなかった。
木漏れ日に揺れる、ハンモック
主にTVドラマの演出で手腕を発揮してきた国本雅広監督が、谷村美月、高良健吾を迎えて描く、純度100%の人間ドラマ。
初夏、穏やかな陽光がさやめく森の中、遠慮がちな夏の風に吹かれながら木漏れ日のハンモックに眠る・・・。そんな、大きな安らぎと気持ち良さに満ち溢れた作品である。
物語は、極めてシンプルである。実話を基に制作されたという本作は、観客の度肝を抜いてやろうという悪戯心だったり、こうやったら常道すぎますかねえ・・というひねくれた感情は徹底的に排除されている。どこにでもありそうな舞台、隣にいそうな人間を、私達がぽつっと口走りそうな台詞を持ち寄って描き出す。そこにある優しさ、力の抜けた柔らかさが純粋に、嬉しくなる。
主演二人の役者としての力、表現の繊細さを強く信頼した上での演出が光る。下手に小道具を散らかして物語を転がさなくても、二人が笑えば、一緒にいれば、それで良い。それが良い。この国本監督の強靭な自信が物語を支えて、観客がじっくりと浸れる世界が出来上がる。
相変わらずの宮崎美子の大仰な演技に多少、物語の爽やかな素朴さが乱れてしまうのが非常に残念ではあるのだが、そこはちょい役で爽やかに笑う佐々木蔵之助の格好良さに免じて許していただきたい。
小手先の最新技術だったり、まさかの大どんでん返しがないと、一流の物語とは評されない風潮がある昨今の映画界において、この真っ向勝負の明解さは、ただただ清潔で、新しさすら感じさせる。
田んぼだらけでも、田舎しか出てこなくても、きっと・・きっと、伝わる。この作品に触れて、どこかに置き忘れていた暖かい涙を、そっと、思い出して欲しい。
悲しみを癒し、喜びを分かち合うハナビ
泣けます!
泣けます!.....号泣です!....兄弟愛.....最高でした!
泣けました......とにかく泣きたい方にお奨めです。
誰とでもすぐに仲良くなれる華と勉強はできるが人と接するのが苦手な兄の太郎.....
華ちゃんは、白血病という大変な病気を抱えながら、高校を卒業してから引きこもる太郎をなんとか立ち直させようと奮闘する....健気過ぎて冒頭から涙が.....。
自分のせいでお兄ちゃんに迷惑を変えたと思い込んでいる華ちゃん....
妹に応援され、励まされ、そして妹のために......号泣です!
お母さんは、適役、宮崎美子......夢は、家族揃って夕食を食べること.....そんな小さな夢も....
太郎が「華の病気は直るだよな?」と聞いたとき.....
なんという うまい間と懸命に作った笑顔で「あたりまえじゃない!」
...と答えた時のシーン......私の目から豪雨が.....。
シャイで頑固なお父さん....大杉漣.....いい味出してます....。
素直に喜びを言えない日本の父親.....でも、一番子供のことを考えている.....そんな優しさが伝わってきます。
片貝まつり....最高です!
花火に対する想い.....十分伝わってきました....。
是非、見に行きたいです....。
華ちゃんのために奉納された真っ赤な花火.....見たかった....。
映画館の大きなスクリーンで見る大玉の花火は、実際より迫力あって美しい。
映画館の大きなスクリーンで花咲く大玉の花火は、実際見るより迫力あって美しい。
新潟県小千谷市の片貝まつりでは、神社に奉納するという形で個人がそれぞれの記念の花火を打ち上げられるという。その中の実話を映画化したもの。
白血病で入院していた華(谷村美月)が一時退院して自宅に戻ると、兄太郎(高良健吾)は、ひきこもりになっていた。
明るく元気な華は、その兄を外に連れ出そうと大奮闘する。
残りの人生を兄が立ち直るために尽くす華には、兄が引きこもりになったのは自分の病気療養のため家族で東京から引っ越してきたことが原因…という負い目があった。
兄を部屋から下の食卓に引っ張り出すことはできたが、父は治療費を稼ぐために深夜まで個人タクシーで働いている。
家族4人が揃って食卓をかこむことは難しい。
ささやかな幸せさえも叶えられないことが悲しい。
華に背中を押されて、太郎は新聞配達をしたり、たった一年だけ同級生だった地元の成人会に入ったりしたのだが、華が再び入院することになって……。
妹のためにできること、それは妹が見たがっていたお兄ちゃんの花火をあげること。
演技上手な高良健吾がわざと下手に見せて内気な兄を演じてる。
もともと妹キャラの谷村美月は、そのままの役でぴったり。
せっかく髪を剃り上げてこの映画にのぞんだのに、かつらだとばらすシーンがあっけなさすぎた。
匂わせておいて、その後の衝撃シーンではじめて明かした方がよかった。もったいない。
後半の展開が少しわかりにくかった。
太郎が花火を作り始めるのが唐突。
たぶんその前がカットされてしまったのでは?
難病ものの映画は多いが、ほとんどは恋愛映画。
兄妹愛を描いたことでドロドロしたところがなく、爽やかで健全な映画です。
昔なら文部省推薦になってた。
でもやはり、華の残した色々なメッセージに最後は泣けてしまう。
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