アンストッパブル(2010)のレビュー・感想・評価
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Runaway Train
2010年
『トップガン』のトニー・スコット監督作品
アメリカで、実際に起きたという
鉄道事故を基に映画化。
名優、デンゼル・ワシントンが、機関士役です。
物語は、人為的ミスで、操車場から
無人貨物列車が、発進してしまい
加速 暴走する。
しかも、危険物質を積んでいる・・・
緊張感も加速し ハラハラしました。
随所に、列車を止めようとする
見どころもあります。
車掌(クリス・パイン)との
言葉の掛け合いも楽しめます。
些細なミスや不注意が大惨事になってしまう
恐ろしさが描かれていました。
如何に安全確認が大事かという
問題提起の作品。
解っていても熱くなる。
故トニー・スコット監督。
ストレートでシンプルだけど、
やっぱり熱くなる。
列車パニック物は、
やっぱり、
このエンディングじゃないと、
作る意味も無い。
随時
カメラが振れているが、
それすら、
ドキドキ感が増して、
最後の喜びに繋がってる。
正月に、
爆音で、お酒呑みながら見るに、
最高な映画。
迫力ある画面と音 映画館で見るべき!?
迫力満点、本当にアンストッパブル。
貨物列車に近づくまでの雰囲気と貨物列車に追いついてからの主人公二人の雰囲気がコロリと変わる。
余裕のデンセルが少し慌てだし最後は自ら車両を飛び越えていくシーンは圧巻。
ブレーキをかけてはゆるめかけてはゆるめも正しい位置での操作で完璧。
二人の影に隠れていたけれどギリースが最後はナイス援助。
お互いの家族の事情もおりまぜて最後は無事、列車を止めることができた。
忘れてならないのはコニーのテキパキした裁き。
普段から危機管理訓練をしていないとできない。素晴らしかった。というか本部のおっさん連中が最低。解雇で正解。
この映画は映画館で見るべき映画だ。(自分は100インチスクリ-ンだったけれど)
それにしても列車を無人で走らせてしまった太っちょは事の重大さがわかっていない感じで軽かったなあ。
暴走列車の恐怖感!
昔、きかんしゃトーマスで、子供のいたずらのせいで、ジェームズが無人で暴走してしまった話を思い出しました(笑)トーマス大好きで録画しまくってたけど、幼心にあの話は怖くて全然見れなかったなぁ。。
、、なんて変な前置きはさておき、物語としては無人で暴走した列車を止めるというシンプルなものでしたが、映像の撮り方だったり、音の表現の仕方だったり、この暴走列車の恐怖感や破壊力がヒシヒシと伝わってくる見せ方になっていて、よかったです。スピルバーグ監督の『激突!』を思い出しました。
ところで、最後にその後の話がなかったんですが、777を前から押し止めようとした機関士のジャッドは死んじゃったんでしょうか??だとしたら、悲劇すぎる。。。
序盤から「スタントンでの脱線はヤバい」と言われてたから、スタントンまでの展開は、よかったんだけど、あの急カーブをなんとか越えた後、次の危険がなにか、どれだけ差し迫った状況かの説明がなく、危機感が伝わってこなかったので、どうも消化試合感がありました。
あと、ニュース報道がエンターテインメント過ぎてちょっと萎えた。「機関車に乗り込むのは勤続26年のジャッド・スチュワート!」とか、「後方の機関車に載ってるのはフランク・バーンズとウィル・コルソン!」とか、スポーツ中継じゃないんだから。。そして、なんであんなにタイムリーに試みようとすることがマスコミに伝わってるの?ああいうのってマスコミには分からないようにするもんじゃないの?(これって、日本的な感覚なんでしょうかね?)もっと、ニュース報道シーンを抑えめにしたら、もっとハラハラしたかもしれないですね。
デンゼル・ワシントン、クリス・パインと、何気に出演陣が豪華だったのもよかった。
震えるほど泣いた
列車の重量感、この演出が素晴らしい。
計算されたカメラワーク、要所要所に挟まれた衝突シーン、報道の映像シーンにリアリティーが増していく。
登場人物は限りなく少なく、ストーリーもシンプルでわかりやすい。
『後回しにする』『適当にやる』、事の全ての始まりはこれに集約されており、この2つの要素は仕事において、取り返しがつかなくなる教訓にもなっている。
膨らむ想像からの危機感と緊張感の中、現場と管理職と上層部という、どこの企業でもありそうな社会の縮図。
ありがちなベテランと新人の軋轢も、危機を乗り越える度に友情に変化。何故お互いに不満気な状態で始まったかも、後半にわかっていく展開も良い。
結末がわかっているからこその安心感。だからこそハラハラドキドキして楽しめる。お手本の様な娯楽としてのパニック映画。
尊い勇気…暴走機関車を止めろ!
サンテレビ「シネマスタジアム」で2回目の鑑賞。
実際のニュース映像などは、「奇跡体験!アンビリバボー」内で取り上げられていたのを観た覚えがあります。
暴走機関車を止めるためにふたりの鉄道作業員が大奮闘!
刻一刻とカタストロフへのタイムリミットが迫る中、勇気と使命感とで命がけの戦いを挑む姿に、熱い感動を覚えました。
※リライト(2022/03/02)
※修正(2024/01/10)
ハラハラする、息を飲む、こういう体験こそ映画の醍醐味
犠牲者がいないのが良い
公開当時の好評は聞いていたので期待して鑑賞。その好評も頷ける娯楽作品。
暴走のキッカケは、ホントにそれで動いちゃうのか?と訝しんだが、社会見学の児童の列車の件あたりからもうそんな事は忘れて、ベタですがハラハラドキドキ。
しかし、100km以上の速度であんなに長い距離無人で走るとか、脱線させる機械とか、アメリカならではの話ばかりで、日本では出来ないだろうな。そもそも、冒頭の整備不良を見過ごすあたり、アメリカ人ならではのアバウトさ。
一件落着するんだろうなとは思いながら、暴走列車に追いついた所からも、ウィル死ぬのか?と思ってこちらも痛みを感じながら観てたが、結果犠牲者出す事なくハッピーエンド。ラストの会見の「どちらから先にキスしたらいいの?」で涙腺崩壊。
欲を言えば、会社上層部をもっと悪者に描いても良かったかもしれないが、良い作品を観られて爽快でした。
タイトルなし(ネタバレ)
デューイ(イーサン・サプリー)が操車場のポイント切り替え付近で777号の機関室から飛び降りたことが発端。ブレーキシステムも繋がれていないという不運も重なり、事態は最悪な方向へと進んでいく。
最初、指令室のコニー(ドーソン)は777号が加速していることに気付かず、時速16キロくらいだと思っていたが、ニュースになる頃には時速100キロを超えていた。途中、ヘリからの飛び乗りや、進行方向と同じ機関車が列車に追突させるように連結を試みるが失敗して、脱線したため尊い命が奪われることに。
やがて対向する1206号がこのままでは正面衝突!という緊迫感の中、フランク(ワシントン)がベテランらしく側線にと移動し、被害を最小にとどめる。この緊迫も新人ウィル(パイン)が貨車を5両余計に繋いだためだ。
強制リストラが決まっていたフランクはウィルに対しても嫌悪感はあったが、このまま777号が市街地へと入ると莫大な被害が生まれることを危惧して、自らの機関車を後ろから777号に追いかけるように繋げてブレーキを掛けるという、大胆な行動に出る。突然の英雄的行為に対して「クビだ」と言われようが、もう関係ない。スピードは出ないが何とか追いつくという算段だった。
追いかける中、ウィルも離婚問題で悩んでいることをフランクに打ち明ける。一世一代の大博打に出る中、フランクは二人の娘に「愛してる」と告げ、ウィルも妻に電話をかけまくる。大曲という脱線必至のコーナーに到着するまでにスピードを落とさねばならないという場面で、フランクは貨車1つ1つの手動ブレーキを掛ける。大曲での脱線は回避できたものの、スピードが落ちないのだ。
終盤、鉄道会社のネッドがRV車で追いつき、ウィルに飛び乗らせ、先頭の機関車まで乗せてまた飛び移らせる。ようやく止まった暴走機関車。ホッとすると同時に、それぞれの家族もかけつけ、コニーもフランクにキスをする。この後二人はどうなったのかな・・・
映画館で観たかったな~とも思うが、自宅5.1サラウンドのおかげで楽しめた。
暴走列車を止めろ!
ほぼ傑作。
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