アンストッパブル(2010)のレビュー・感想・評価
全116件中、21~40件目を表示
シンプルの極致
危険物を搭載した暴走列車を止める。それだけ。スピード感溢れる映像と俳優陣の力演で押し切る。実に潔い、そして面白い!
やっぱりデンゼル・ワシントンなんですよね。普通のベテラン機関士を違和感無く演じてる、説得力のある見事な演技です。あと、どなたかのレビューにも書いてありましたが、列車内の主演2人の映し方が印象的。ベテランのデンゼル・ワシントンは大半が後ろを振り返っており、ルーキーのクリス・パインは前を向いている。同じレールの上で積み重ねてきたキャリアを振り返るフランクとこれからの未来を見据えるウィル。何だか隠れた裏テーマがある気がしましたね。
でもまぁ、そんなことはさておいて、画面から溢れるスピード感と緊張感に身を委ねてトニー・スコットの遺作を堪能するのが正解かも知れません。オススメです。
Runaway Train
解っていても熱くなる。
故トニー・スコット監督。
ストレートでシンプルだけど、
やっぱり熱くなる。
列車パニック物は、
やっぱり、
このエンディングじゃないと、
作る意味も無い。
随時
カメラが振れているが、
それすら、
ドキドキ感が増して、
最後の喜びに繋がってる。
正月に、
爆音で、お酒呑みながら見るに、
最高な映画。
迫力ある画面と音 映画館で見るべき!?
迫力満点、本当にアンストッパブル。
貨物列車に近づくまでの雰囲気と貨物列車に追いついてからの主人公二人の雰囲気がコロリと変わる。
余裕のデンセルが少し慌てだし最後は自ら車両を飛び越えていくシーンは圧巻。
ブレーキをかけてはゆるめかけてはゆるめも正しい位置での操作で完璧。
二人の影に隠れていたけれどギリースが最後はナイス援助。
お互いの家族の事情もおりまぜて最後は無事、列車を止めることができた。
忘れてならないのはコニーのテキパキした裁き。
普段から危機管理訓練をしていないとできない。素晴らしかった。というか本部のおっさん連中が最低。解雇で正解。
この映画は映画館で見るべき映画だ。(自分は100インチスクリ-ンだったけれど)
それにしても列車を無人で走らせてしまった太っちょは事の重大さがわかっていない感じで軽かったなあ。
暴走列車の恐怖感!
昔、きかんしゃトーマスで、子供のいたずらのせいで、ジェームズが無人で暴走してしまった話を思い出しました(笑)トーマス大好きで録画しまくってたけど、幼心にあの話は怖くて全然見れなかったなぁ。。
、、なんて変な前置きはさておき、物語としては無人で暴走した列車を止めるというシンプルなものでしたが、映像の撮り方だったり、音の表現の仕方だったり、この暴走列車の恐怖感や破壊力がヒシヒシと伝わってくる見せ方になっていて、よかったです。スピルバーグ監督の『激突!』を思い出しました。
ところで、最後にその後の話がなかったんですが、777を前から押し止めようとした機関士のジャッドは死んじゃったんでしょうか??だとしたら、悲劇すぎる。。。
序盤から「スタントンでの脱線はヤバい」と言われてたから、スタントンまでの展開は、よかったんだけど、あの急カーブをなんとか越えた後、次の危険がなにか、どれだけ差し迫った状況かの説明がなく、危機感が伝わってこなかったので、どうも消化試合感がありました。
あと、ニュース報道がエンターテインメント過ぎてちょっと萎えた。「機関車に乗り込むのは勤続26年のジャッド・スチュワート!」とか、「後方の機関車に載ってるのはフランク・バーンズとウィル・コルソン!」とか、スポーツ中継じゃないんだから。。そして、なんであんなにタイムリーに試みようとすることがマスコミに伝わってるの?ああいうのってマスコミには分からないようにするもんじゃないの?(これって、日本的な感覚なんでしょうかね?)もっと、ニュース報道シーンを抑えめにしたら、もっとハラハラしたかもしれないですね。
デンゼル・ワシントン、クリス・パインと、何気に出演陣が豪華だったのもよかった。
震えるほど泣いた
止められない緊張が走り抜ける
トニー・スコットの遺作となった本作は、切れ味のあるカット割と加速する音楽が相互に作用し、スピード感と極限の緊張感を最後まで押し切る。『クリムゾン・タイド』『マイ・ボディガード』『デジャヴ』などで培われたデンゼル・ワシントンとの名コンビの持ち味が、列車という密閉空間の中で最大限に発揮されている。
本作で描かれる暴走事故は偶然ではなく、判断ミスが連鎖した結果として描かれる。エアブレーキを十分にかけないまま運転席を離れたことで列車は無人で動き出し、主人公(クリス・パイン)側の列車も貨車を連結しすぎたため待避線に収まらない。さらに管理部門の形式的判断が初動対応を遅らせ、事態は制御不能へと転がっていく。
張り詰めた緊張は最後まで失速せず、観終えた後には走り切った感触だけが残る。その切れ味こそが、本作の最大の魅力だ。
ラストに添えられる登場人物たちの簡潔な後日談もまた、その疾走感を損なうことなく、作品を爽やかに締めくくっている。
列車の重量感、この演出が素晴らしい。
計算されたカメラワーク、要所要所に挟まれた衝突シーン、報道の映像シーンにリアリティーが増していく。
登場人物は限りなく少なく、ストーリーもシンプルでわかりやすい。
『後回しにする』『適当にやる』、事の全ての始まりはこれに集約されており、この2つの要素は仕事において、取り返しがつかなくなる教訓にもなっている。
膨らむ想像からの危機感と緊張感の中、現場と管理職と上層部という、どこの企業でもありそうな社会の縮図。
ありがちなベテランと新人の軋轢も、危機を乗り越える度に友情に変化。何故お互いに不満気な状態で始まったかも、後半にわかっていく展開も良い。
結末がわかっているからこその安心感。だからこそハラハラドキドキして楽しめる。お手本の様な娯楽としてのパニック映画。
尊い勇気…暴走機関車を止めろ!
サンテレビ「シネマスタジアム」で2回目の鑑賞。
実際のニュース映像などは、「奇跡体験!アンビリバボー」内で取り上げられていたのを観た覚えがあります。
暴走機関車を止めるためにふたりの鉄道作業員が大奮闘!
刻一刻とカタストロフへのタイムリミットが迫る中、勇気と使命感とで命がけの戦いを挑む姿に、熱い感動を覚えました。
※リライト(2022/03/02)
※修正(2024/01/10)
ハラハラする、息を飲む、こういう体験こそ映画の醍醐味
全116件中、21~40件目を表示









