「きっちりとした娯楽映画」プレデターズ The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
きっちりとした娯楽映画
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いきなりフリーフォールで始まるんで意表を突かれた。導入部で度肝を抜かれたは本当に久しぶりな気がする。やるやる。
で、端的にキャラクター紹介。それぞれが危なさを秘めたプロであることが分かる。演出が良くないとD級映画の臭いが出るところだ。役者も悪くない。イメージを破り声音まで違うエイドリアン・ブロディは大したもんで、アリシー・ブラガのスナイパーも美しく強さに説得力のある肉体。トファーは役柄の説明不足で、この時点で既に怪しい。ダニー・トレホだけ死の臭いがプンプン。
で、最初の遭遇。プレデター犬にガッカリ。こんなんで弾を消費させるとはプレデターズもせこい。人質プレデターも共同で闘うオチが丸見え。親切な演出だ。
で、ラリー・フィッシュバーン登場。怪しい演技だが、ここで話の腰が折れる。眠くなった。オチも酷い。余計。
で、決戦。
・トファーのオチは予想通り。ロシア人が助けても全く省みなかったところがネタバレ。親切な演出だ。
・ヤクザ対決は期待はずれ。達人の勝負なら一瞬で決めないと。
・最後の闘いは色々ハデだが案外ありきたりで印象に残らず。
と、アクションも演技も演出も良くできていたのではないでしょうか。続編は要らないけど。
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