劇場公開日 2011年2月4日

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「お金を通じて、人の心を浮き上がらせる」ウォール・ストリート septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0お金を通じて、人の心を浮き上がらせる

2011年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

お金を通した、
人間ドラマかな。
オリバー・ストーン監督、
作風変わりましたかね??

『キャピタリズム』(09)
こちらはアメリカ資本(お金)を
描いたドキュメンタリー作品になります。

上記作品に、
人間ドラマを加えて、
違った角度から切り取ると、
今作が出来上がるのかな、とも感じました。

“作風が変わったかな?”
そのように感じたのは、褒め言葉なのですが、
作品の内容がわかりやすく、心に届きやすかったから
(反面、心から抜けやすくもなってしまっているのですが)。

ストーリー展開に、
緊張はするのですが、
なんとなく先が読めてしまう。

株、ファンドの取引の
先が読めない高まる緊張感の描き方も
『ハゲタカ』(09)のほうが、私は好きです。

エンディングは、
洒落っ気もあって、
にやっと笑みを浮かべてしまいました。

“お金では買えないもの”

あのシーンこそ、
それに辿りついた瞬間だったのかもしれません。

やっぱり、
“青い鳥”は
すぐ近くにいるものなんですね(笑顔)

☆彡     ☆彡

楽しみにしていた
キャリー・マリガン。
もう少し薄化粧のほうがかわいいです。
まぁ、今回は、役柄上、仕方がなかったかな♪

若いカップルが目立った館内でしたが、
デートムービーには相応しいと思います。
金融知識が皆無でも全然OKですし、今作を
見終わったあとに、間違っても「株をやろう!」
なんて言い出さないと思いますから(苦笑)

楽しませていただきましたが、
一般料金1,800円は微妙な気が
しましたので、評価は3とさせてもらいます。

鑑賞前の期待こそがバブルだったかな・・・・・・(苦笑)

septaka