「うーん」借りぐらしのアリエッティ さ。さんの映画レビュー(感想・評価)
うーん
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宮崎駿監督ではないジブリ作品は興味なかったけど、たまたま観ました。
原作付きということで、いきなり小人がいる世界観。
人から物を借りて暮らす。
なぜかといえば、小人は人と同じ生活水準をしてるから。
キッチン使って料理してるから、ティッシュや砂糖が必要。
小人は己の力で生活するのではなく人に依存しながらその生活水準を保つ。でも人との共存は否定する。
そんななぞの生物。そもそも人と喋れるから過去には人間と共存してたのかもしれない。
でもそういった根本的なことを触れないまま話は進む。
小人とはなんなの?そこが謎でまったく入り込めない。
原作からそうだから当たり前の世界観だけかもしれないけど、宮崎駿の練り込まれた設定のファンタジーから比べるとあまりに薄っぺらい。
で、絵や演出はジブリの丁寧で高いレベルでイライラする。
そんななか、終盤に翔が小人について言った言葉、「滅びゆく種族」
種族なの?人ということ?
この言葉があまりに唐突すぎて、また、人は60億だから少ない種族は滅びるという話も強引だしキャラ変したみたいな冷徹な言葉で、翔は病で頭もイカれてしまったのかと思ったよ。
この種族の話は、制作側があまりに小人が謎のままだから、説明するための取って付けたシーンじゃないかと思ってる。
後期のジブリ作品ってこんなのばかりなのかな。
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