「長い・・・」雷桜 mammieさんの映画レビュー(感想・評価)
長い・・・
今日のおはシアは~
“雷桜”をご紹介します。
江戸時代、将軍の息子として生まれたものの
母親からの愛情を受けられず成長し
精神的に不安定な日々を過ごす斉道(岡田将生)と
庄屋の娘(ゆう)として生まれながら、かどわかされ山中で育てられた
雷(蒼井優)との悲恋を描いたこの映画。
まず、率直な感想は~
上映時間が長い。長すぎる。
先週のエクスペンタブルズが気持ち良かっただけに
余計ツラく感じてしまったのかも・・・。
ストーリーは何のひねりもないので
次の展開が予想出来てしまい(実際、すべて思ったとおり)
このあたりで終わりでいいんじゃないっ?てトコから
更に延々と続くので、まだあるんかい!と思っちゃった。
キャストについては
岡田将生さん、顔がキレイ過ぎます。
ツルッツルでピッカピカの肌に、驚愕のパーツの配置。
別にファンじゃないけど、スクリーンにアップになる度
“どうすれば、こんなに美しい顔が形成されるんだろ”
としみじみ感じて、物語に集中出来ないみたいな。
そもそも、あの顔、ちょんまげは似合わないですよね。
西洋の王子様、ぴったりタイツ&かぼちゃスリーブの衣装の方が
絶対しっくりきます。
一般的には並みの顔でも笑顔は素敵ってなるけど
整いすぎると、笑顔の方がキレイに思えない
ってこともあるんだなぁ・・・。
なんてふうにまで感じちゃいました。アハハ~。
蒼井優ちゃんは頑張ってましたよ~。
泣きの演技は大したモノです。
今回は発声法も山暮らしの女子を意識して
低めの声がお腹からしっかり出ていて良かったし。
(FLOWARSの時は妙に高い声で違和感があったのよね。)
何と言っても圧巻なのは、柄本明さんっ!
命をはって主君の立場を守る姿に
胸がギュウって締め付けられます。
このシーンをピークに、あとはスマートにエンディングに
つなげた方が、良かったのにって思うくらいです。
近頃の邦画にはかかせない役者さんですよね
余命1ケ月の花嫁も悪人もそしてこの作品も
柄本さんの演技を観るだけで価値ありっ!て気がします。
“雷桜”星は~
2つです。
だってぇ。
上映時間が長過ぎるんだもん。