劇場公開日 2010年10月22日

「泣くに泣けない。」雷桜 AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5泣くに泣けない。

2010年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

互いに癒され,響きあい,思いを育んでゆく交流が,
斉道と遊の孤独を経ての希望となり,
やがて美しい純愛に繋がってゆく。

そのドラマを,
岡田将生と蒼井優が,
繊細な内面の機微で表現し,みごとな存在感で画面に息づかせ,
共感を伴って二人を見守れた。

しかし,
悲恋ありきの展開が安直で,
涙を誘う演出が淡白であるから,
あざとさだけが目に付いて,,泣くに泣けなかった・・・。

 現代版「ロミオ&ジュリエット」などと喧伝しすぎ。

AKIRA