「『もののけ姫』の実写版かと思ってしまったオープニング」雷桜 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
『もののけ姫』の実写版かと思ってしまったオープニング
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瀬田山で生まれ育った雷(蒼井優)は、父・理右衛門(時任三郎)と二人きりで自由奔放に暮らしていた。実は赤ん坊の頃誘拐されて山奥の炭焼き小屋で育っていたのだ。将軍家の若殿(岡田)は瀬田村出身の庄屋の息子助次郎(小出)の「瀬田山には天狗がいる」という話に興味を持ち一人で山へ向かうのだ。互いに警戒心を持ち、斬り合う寸前のところ、殿は病で気を失う。理右衛門は小屋に火をつけ姿を消したため、雷は里へ下りてきた。助次郎の妹でもある彼女は本来の名前“遊”として生きることになった。
仲良くしていた殿と遊だったが、紀州藩への婿入りの話が持ち上がった・・・12代将軍徳川家慶の異母弟である徳川斉順をモデルとした若殿の斉道。“はっかん”という心の病があるそうだが、とにかく何かにつけて刀を抜いてしまう。こう頻繁に乱心しても後でケロッとしている。やっぱりそんな病気なんだろうな。
ストーリーはパッとしない。そりゃ天狗とまで噂された山少女が殿様に恋をするんだから、無理な設定なだけにおかしい場面があちこちに。
見どころは蒼井優のセミヌードしかない!ついにここまでやったか。それ以前に蒼井優の演技だけは光るものがあるなぁ。いつもとは違う性格の役柄だし、発声の仕方すら違う。
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