踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のレビュー・感想・評価
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【”俺には部下はいない、居るのは仲間だけだ!そして、真なる極悪は誰だ!”今作は序盤はコミカルなコネタが積み込まれ過ぎてやや心配になるが、終盤の展開はスリリングでナカナカな作品である。】
ー 今作で漸く、第一作で頭のキレるシリアルキラーである小泉今日子演じる日向真奈美の、極悪なる企みが分かる。
それにしても、極悪の犯罪者を美しき人が演じると、凄みが増す。キャスティングの妙であろう。
第一作のレビューでも書いたが、私はこのシリーズを観たことが無いので、分からない部分も有るが、それが良かったのか今作も面白く鑑賞したモノである。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・このシリーズは、コミカル要素とシリアス要素の絡みとバランスが重要なのであろうな、と改めて思う。
故に、前半のコミカル過ぎる展開がやや気になるのである。
・青島のレントゲン写真に影があり、それを気にしたすみれ(深津絵里)の心配する姿からの、実は・・、と言う展開は想像していた通りで、やや脱力するが想定範囲内なので、良しとする。(エラソーで、スイマセン。)
■湾岸警察署が新署長に引っ越しするバタバタシーンから始まるが、その過程で実弾入りの拳銃が三丁盗まれ、連続射殺事件が起きる辺りから面白くなってくる。
フェイクのバスジャック事件などが起きる中、犯人から犯罪者9名を釈放する要求が来る。
キャリア組のトップの連中は会議室で超法規的措置を取るかどうかを議論するが、犯罪者に対してはその犯罪に見合った刑以上のものを処すべきと考える鳥飼管理補佐官(小栗旬)と、青島との考えの違いが明らかになる展開は良い。
そして、今作でも室井はキャリアとノンキャリアの間に立ち、眉間に深い皺を寄せて苦悩するのである。
又1-3作まで観て来ると、柳葉敏郎が演じた室井慎次と言うキャラクターが、人気がある理由が良く分かって来るのである。
・青島が室井に”そんな仕事で面白いんですか?”と問うと、タクシーに乗った室井は”へっちゃまげな(余計なお世話だ。)”)と呟くシーンも、良い。二人の関係性が伺えるところと、秋田出身の室井の地が出るシーンだからである。
・後半はスリリングな展開となる。新湾岸署が暑いシャッターにより封鎖され、そこに毒ガスが散布されようとする中、青島は独自に動き始めるのである。
そして、青島と真なる極悪者である人心掌握術に長けた日向真奈美と対峙するシーンはナカナカなのである。
<今作は、ノンキャリアの係長捜査官が、仲間と自分の直感を信じ悪に向かう姿と、例え極悪でも命を重んじる姿が、印象的な作品である。
序でに言えば、亡くなった和久さん(故、いかりや長介さん)が記していたノートに書かれていた、時折チラリと映る文言は、警察のバイブルとして特にキャリア組のトップクラスの会議室にいつもいる連中に、熟読吟味させたら良いのではないかな、と思った作品でもある。>
青島と木島‼️
この作品はファンを人間不信というか、キャラ不信に陥れる作品‼️基本的にやってる事は前二作と同じ‼️三日間で複数の事件が発生し、本庁と所轄が衝突しながら事件解決‼️これだけだと新鮮味がないから、"引っ越し" を加えて、ドタバタ感を出そうみたいな‼️そして今回から和久さんが不在‼️「踊る大捜査線」における和久さんの存在は大きい‼️そこで今回は甥っ子を登場させ、和久さんの名言が記入してある "和久ノート" から和久さんの名言を読み上げさせる‼️そんなバカな‼️しかも"和久ノート" って⁉️和久さんが書いたの⁉️「俺ってイイこと言うなぁ」とか言いながら和久さんが書いてる⁉️気持ち悪い‼️ナルシストみたい‼️和久さんをそんなキャラにしてしまうとは許せん‼️そして今回は雪乃さんも不在‼️そして青島と室井さんもラストにチョット顔を合わせるだけ‼️これはキャストの大人の事情が関係してるとしか思えない‼️「現場に政治を持ち込むな!!」まさしく青島のセリフ‼️一作目の敵役・日向真奈美がネット社会でカリスマと化してる設定もオカシイ‼️日本人はそんなことしません、リアリティ無さすぎ‼️そして犯罪グループのボスの正体‼️なんとTVドラマの第一話の万引き犯の小学生‼️あの憎めない可愛らしい小学生が成長してこんな凶悪犯罪を⁉️ホントに「踊る大捜査線」の世界観って容赦ないというか、夢も希望もない‼️脚本もダメダメなら、演出もダメダメで、青島の病気がある程度早い段階で誤診と判明‼️本人には知らされず、余命短いと覚悟した青島の大奮闘‼️しかし観る側は誤診と判っているので、青島の頑張りもすみれさんの涙もまったく響かない‼️青島が鉄の扉を木材で必死に叩くシーンも滑稽だし、ブレーカー落としやスカンク描写もギャグのつもりなのか⁉️こんな企画が通るんだからスゴい‼️私がこの作品でお気に入りのシーンは二つ‼️雨の休憩室での青島とすみれのカップラーメン喰いながらのやりとり、そして青島俊作と木島丈一郎の初共演‼️短いけど‼️
相変わらず織田のPV
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湾岸署が引越をするが、そのタイミングで銃が盗まれる。
そしてそれが様々な犯行に使われる。
犯人は「優秀な刑事に逮捕された犯人は優秀」とか意味不明なこと言い、
過去に織田に逮捕され服役中の犯人らを解放せよとか言い出す。
でいつものように織田があり得ん単独行動で事件を解決。
結局主犯は過去に織田に逮捕された小泉今日子だった。
刑務所に面会に来た奴を洗脳して犯行を起こさせたのだった。
ではどう解決したのかと言うと・・・いや、詳細は書くだけ無駄やね。
全て織田がカッコいいですよって言いたいだけのシナリオ。
まあこのへんはいつも通りやね。
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フジテレビ主催の映画って何故いつもこう無駄に派手なのだろう。
それがために余りにも内容が薄っぺらく感じてしまう。
不特定多数の犯人らの解放を要求されるという、
あまり見かけないパターンでもあり期待できた、途中までは。
でも結局いつも通りの一人舞台で、織田のプロモーションビデオと化す(場)
おれは織田より6ほど歳下で、青春時代から織田を見てて好きやったんやが、
さすがに最近は寒い。アマルフィとかも全く同じ印象やったけどね。。
織田の演じる役って、仲間がどうのこうのとか、言う事は立派なくせに、
とにかく単独行動が多過ぎる。今の時代とあまりにもそぐっていない。
ましてや、40過ぎたオッサンに単独行動で手柄上げられてもなあ(場)
刑事が個々に動いてたような、太陽にほえろの時代やないんやから。
嫁がヤナギバちゃんの出番が無さ杉とか言ってたが、
彼の板ばさみな役こそが昭和にはなかった役どころやと思う。
彼が出ない事でこの映画の軽さが助長されてしまっている。
それと銃を盗まれた時の警察の記者会見があまりにも不謹慎。
会見が終わった直後に、裏で全然反省してない態度に戻る警察幹部。
フジテレビ自体がこういう体質なんやろうなあって思ってしまうわ。
映画として成立してない
ご存知、「踊る大捜査線」の劇場版第3弾!!
特に作品の説明は不要。
昔ドラマをリアルタイムで観た我々世代としては、その後様々に派生した踊るシリーズを観れるのはほんとに楽しみなのだ!!音楽聞いただけで震えちゃうもんなー、ほんとに(笑)
監督は本広克行氏。脚本は君塚良一氏。
おなじみのコンビ。
キャストもメインメンバーはほぼ変わらず。和久さん役のいかりや長介さんは残念ながら亡くなってしまったんだけど、今作品では和久さんの甥っ子役が登場する。
で、その楽しみにしていた劇場版、観終わった直後の感想は・・・がっくり。。。。
これ映画として成立してるか!?テレビドラマでいいじゃん、というのがほんとーに素直な感想。
劇場版1作目⇒2作目と続くつれ、脚本が粗くなっていくのがはっきりわかったが、その流れを見事に踏襲。
3作目は2作目以上にヒドイ。
フジテレビが制作に絡んでる悪い部分が思いっきり出てる。テレビのレポーターがやたらと出てきたり、お台場をフューチャーしすぎる演出も相当に鬱陶しいが、ちょい役とは言え、キャストに有名人が出過ぎてるのもどうにも。。これで脚本が素晴らしく、そのメンバーを活かしきれていればそれでもいいんだが、てんでバラバラ。具材だけ豪華だけど、全然美味しくない味の濃い料理を食べた気分。。
ここから先は少しネタバレ含むので、見たく無い方はここまでで。。
まず青島の病気の話、わざわざ話を膨らますためのしょうもない演出、一時期やたらと流行った死にオチ映画みたいな展開でアホらしかった。劇場版第1弾でやってるじゃん、既に。で、真下なんだがこいつ何のために出てきてたんだろ??一番最後だけでいいでしょ、出てくるの。途中、青島は容疑者宅での爆弾解除も失敗してるし。必要だったのかな、あのシーン?すみれさん達が署内に閉じ込められたときも、スカンクって・・・どんな演出だよ。。それと、やたらと和久ノート引っ張り出すのもねぇ。。で、最後ハッカー連れてきて、ハッキングしてセキュリティ解除するのかと思いきや、「電源落とせばいいんじゃないの?」の一言であっさり開いちゃったし。
本庁と所轄の壁が以前より何故か高くなってるのも意味不明。鳥飼(小栗旬)のキャラ設定もよくわからん。あんなエキセントリックにする必要あったの?こいつが真犯人です、って展開なら、このキャラ設定もわかるんだけど。。
何だろね、色々詰め込みすぎて、結局全部箱から飛び出しちゃったみたいで、ストーリーが全くまとまってない。
笑えるシーンもほとんど無かったし。
小泉今日子の怪演だけは良かったけど。
好きな作品だからこそ余計に残念。
同じ日に「ハング・オーバー」も観たんだけど、この作品の脚本の見事さと比較して、穴があまりに目立ちすぎた。
けど、こんな作品でも、おそらく過去作品の興行収入とか塗り替えちゃうんだろうなー。。
フジテレビが総力を上げてプロモーションするだろうからね。ほんまに鬱陶しい行動。メディアが自前のプロダクションと手を組んで公共電波で宣伝してんじゃねーよ、バカ、と言いたい。
まぁ、それは置いておいて、ファンとしては次回作に期待したい。
次があるかどうかはわからないけど。。
もし次があるならば、思い切って監督も脚本も交代して、もう少し唸るようなストーリーでこのキャラ達を活かしてもらいたいもんです。
どんどんおもしろくなくなる踊る大捜査線シリーズ
踊る大捜査線シリーズ、どんどんおもしろくなくなっていきますね。テレビ局の作りたいものと観客が見たいもののズレが一番大きくなっていった時期ですね。相変わらず、スピード感はないし、なにより、全然おもしろくない。僕たちが見たいのは、刑事ドラマ。難解な事件が発生して、謎を追いかけながら犯人を捕まえ、大円団、こういうストーリーなんですよ。ただ、この作品、特に前半は、引っ越しと青島さんの健康の話がメインで、事件の操作は脇に追いやられてた。
メインのストーリーに絡んでくるけれど、正直、人が引っ越しでバタバタしてるとこ見せられてもなんにも面白くないです。。
人の健康診断の結果というセンシティブな話を、簡単に言いふらす湾岸署の面々のモラルのなさ。誤診を伝えない所長の判断にドン引き。最後には、スミレさん、不特定多数に情報発信(笑)観客がこれを見たらどう思うかという考え方が欠落してますよね。
後半は、事件捜査がメインになって、ここは面白いんだけど、ようやく盛り上がったと思ったら、急にサイコパスの独白がスタート。。しかも、最後はなんの抵抗をすることもなく捕まえて脱出し、解決??この人、11年間、死ぬために策を巡らせて来たんですよね?なにこの終わり方?
小栗旬さん、小泉孝太郎さん(初登場じゃないけど笑)など、本庁の新キャラはいい感じでしたが、湾岸署の新キャラは、魅力なし。伊藤淳史さんは、ただの和久さん名言スピーカーだし、滝藤賢一さんに至ってはなんで中国人??
制作陣はもう一度踊る大捜査線が何で世の中で支持されたのか考え直した方がいいのでは?
死ぬ気で生きろ!
"踊る大捜査線(映画)" シリーズ第3作。
DVDで鑑賞。
テレビシリーズは視聴済み。
前作から7年経ち、湾岸署も世間も様変わり。「変化」が大きなテーマとして据えられている印象で、シリーズの新たなスタートを切るような勢いに溢れた物語が面白かった。
オープニング曲が第1話と同じで始まりを意識させられたし(だが「リズム&ポリス」が良かった)、青島が係長になり、新キャラが登場するなど、まさにシーズン2だな、と…
警察署の引っ越しを題材にする着想の斬新さもさることながら、その混乱に乗じて発生する事件の多いこと多いこと。
ちゃんといつもの「踊る」の感じを出しつつストーリーのスケールアップを成し遂げていて、見事な脚本だと思った。
死ぬ気で生きろ。常に、心に誇りと信念を持って。いくら世の中が変化しようと、変わってはならないものがあるのだと、己を貫徹して突き進む青島の生き様に胸が熱くなった。
[以降の鑑賞記録]
2011/? ?/? ?:DVD
2011/? ?/? ?:DVD
2011/12/30:地上波初放送
2012/09/15:土曜プレミアム
2013/? ?/? ?:DVD
2017/? ?/? ?:DVD
2020/04/29:DVD
2023/04/03:FODプレミアム
※リライト(2023/04/03)
※修正(2024/10/12)
期待していたほどではなかった…
前週に2を見て、FINALも見に行こうと思っていたので見ました。2が結構面白かったので、かなり期待したのですが、本作は踊るファンにはちょっと物足りないような気がしました。
まず、室井の見せ場がほとんどないこと。柳葉さんご本人もTVでコメントされていましたが、ずっと会議室にいるだけで青島との絡みもなし。
それと、小栗旬のポジションが微妙。FINALで明らかになるのですが、本作を見ただけでは見終わった後に「結局何者?」という印象だけが残ってしまう。
それから、そもそもストーリーの設定にもちょっと無理がある気がする。
小泉今日子が建物を爆破するラスト、「なんでわざわざ爆破する必要があるの?」と無理な設定にちょっとしらけてしまった。
そんな感じで、残念ながら少し期待はずれだったけど、唯一嬉しかったのは至るところで「和久さん」の存在が大切にされていたこと。実際甥っ子が登場人物に加わったこともよかった。
踊るワールド全開!
すごい楽しみにしていました。たまたま、公開初日の今日が休みになったので、早速映画館へ行ってきました。
出来は、期待を裏切らないもので、踊るワールド全開!でした。
すみれさん(深津絵里)は、あいかわらずきれいですね。
スリーアミーゴスもかわらずのぼけっぷり。
踊るの好きなところは、コミカルな中にも一本シリアスなストーリーが
通っているところなんですが、今回は、ちょっとコミカルな部分が多すぎたかな。
青島の病気が実はまちがってましたってところもわかるタイミングが自分的にはきらい。
最後の最後でよかったんでは?
で、☆4つ。
3部作のちょうど真ん中ってこんな感じ。
なんか、そこそこ楽しめましたってのが正直な感想。
どうもね、ファイナルができるってんで観てみたのですが
壮大な作品のちょうど中落ち的な感じですね。
大勢の有名な俳優が大勢出ています。
定番の人から、ニューキャラクターまで。
でも和久さんの甥は必要なかったんじゃないの?
最近のクドカンも微妙ですね。
なんか、はらはらする感じも、ドキドキする感じや
国や体制にいらいらする(させる)感じも
少しスケールが下がった感じでした。
その定番のテーマとスリル感がこの作品の魅力だったはずだけど・・・。ドルビーシステムの映画館だと少し違ったのかもしれません。
まあ、過去の作品も全部見てるので、連作でみただけなのですが、正直3年ほど公開の時期ずらしすぎでした。旬の作品ではすでに無くなっていました。
それだけになんか中途半端さを感じる作品だった。
最後のファイナルに期待ですね。
評価ほどは悪くないと思うけど
ここまで続いた作品を久しぶりにまた映画化すると、
マニア心をくすぐるための工夫が難しいけどうまく施されてると思う。
踊る~シリーズが好きな自分としてはもう少し時間が長かったら、
もっと面白く描けたんじゃないかなと思う。
ただ途中の織田裕二が鉄扉を叩いてる時に深津絵里がスピーカーで
説得してるシーンはみてる時にすこ~し冷めた気分になったかな。
扉を叩いてる理由も良く分からんし、スピーカーでのセリフも恥ずかしい。
あとユースケが途中で目には目をっていうてるセリフは何だったのかがテレビ放映では描かれてなかった気がするけどなんやったんやろ?
どちらにしてもここまで続いた作品をまだ面白く見れるのはすごいと思うw
【スターウォーズ/エピソードⅢ】と【Ⅳ】の融合
『ダイハード』や『インディ』や『トイストーリー』・・・
ここ数年【久々の続編】ラッシュ
『踊る~』もスピンオフを除くと7年ぶりの続編
しかし この劇場版3作目は【評判が非常に悪い】
友人たちも 映画雑誌も 酷評だらけ・・・
何故か?
恐らく 『新・踊る大走査線 第1話』という
スタンスを目指した構成に大きなポイントがある
自分はこの3作目を観る直前の【3日間(!)】に
TVシリーズ全話・スペシャル版・劇場版を全て連続で観た
スリーアミーゴスの掛け合いに 再び何度も笑い
青島の熱い信念に 再び何度も泣いた
そして・・・この3作目に挑んだ
まず いつもの【テンション急上昇】のオープニングテーマが無く
意外にも静かに始まる
この いきなりのフェイントに先手を一本取られた
和やかな【新湾岸署への引越し】という主軸を中心に
少しづつ数々の事件が起こり始める
この【複数のドラマ】が別々に進行し最後に繋がる
という構成はTVシリーズ1話目から貫かれていて
製作者たちの【映画好き度】がヒシヒシ感じとれる
そして引越し完了に近づくにつれて 事件も大きな
展開をみせる
過去の【全エピソード】を総括するとまでは言わないが
集大成的な流れが ウマイし ニクイ
舞台としての【旧・湾岸署】の使い方も実に良い
青島たちと一緒にシリーズを観続けてきたファン達も
一緒に過去十数年の出来事を思い出し 感慨深い想いが
こみ上げてくる そんな巧みな演出
その後【旧・湾岸署】との別れにも直面する事となる
そして意外と小物に思えた【真犯人】が実は
あの○○○だという事に気付いてない人が実に多い
(もちろん小泉今日子の事ではない)
その真相だけで十分に3作目は意味深い作品
【犯罪者】にここまでバックグラウンドを持たせる事が
できたのも長寿シリーズの特権
安心して楽しめる踊るシリーズの【お約束の数々】を
あえてハズし『新・踊る大走査線 第1話』に挑んだ
製作者たちの勇気と心意気に とても共感した
ズバリ今作は【過去の清算】と【未来への一歩】が
テーマだろう
つまり【スターウォーズ/エピソードⅢ】と【Ⅳ】を融合し
同時進行で展開させるという離れ業の1作
もし『第2話』が作られれば 所轄の新たな【涙】と
【情熱】に満ち溢れた展開を再び期待しています
この3作目に初見でガッカリした大多数の人・・・
先入観を捨ててもう一回観てみて下さい
もう あの和久さんはいませんが きっと
少し違った何かが感じれるハズです・・・☆
ある意味期待…私が新脚本を書くなら…
ドラマ、スペシャル、映画1&2と大ファンで観てきました!
なので今回は期待しまくりの状態
きっと、ほとんどの人がそうだったと思います。
…一言で言うと、
期待外れ
でした………
(昔の犯人出てきたりしたのは楽しかったケド)
みんなが(一部は知ってたケド)
“青島が死ぬ”
ってことを信じて話をすすめていき、
結局事実は最後の最後ってのがなんかモヤモヤ
笑っていいのか、泣く場面なのかハッキリしない……
私が新脚本を書くなら……………
青島以外のみんなは医者の判断ミスという事実を途中で知る
↓
青島は「俺は死ぬんだ」と、単純な性格から完璧に思い込み、
誰に何を言われようと全く聞く耳をもたない(ここはコミカルに表現)
↓
しかし、次々と起こる事件に、「死ぬ気になれば……」
と、自分を奮い立たせ、今まで以上の力を発揮
↓
やっぱ青島ってスゲェ奴……(笑い混じりもアリで、でもすみれさんは少しウルッと)
と、みんなを感動させる
↓
事件解決後、やっと余裕が出来た青島に、本当のことを告げる
↓
そこからは、すみれさん、新署長になりやがったお気楽な真下、スリーアミーゴスらに、青島らしく怒りながらも、
最後は停止画で青島の笑顔キラリ
↓
エンドロール
これは私の理想脚本(笑)
本当、何様だ(笑)
踊るファン的には、こんなんどうでしょうか??
小栗くんの演技が結構しっくりときて、
なんか続編を期待してしまうような配役でした
連ドラで続編があればいいのに
毎回映画っぽく撮影したりしたら話題性バッチリ!!!(笑)
ダメかな???
踊る!!!10年ぶりの復活!!!
踊るシリーズ10年ぶりの映画です!!!
スピーディー尚且つハイテンションでストーリーが進むので、笑いも随所。小ネタアリ!!!
とても面白い映画です!!!
このシリーズはTVシリーズから見ている人にとっては、とても楽しめる映画になってます。
亀山プロデュ-サー!!!最後の落ちは笑えました(笑
"新"VS"旧" 男優対決なんだろか!?
"新"
補佐官(小栗旬くん)といっても、
現実的には、ソコソコのキャリアも積ミーノ、先頃、監督までも、こなしたクールさ
VS
"旧"
勢、青島 & 室井(織田裕二 & 柳葉敏郎)の芸人さんのモノマネの方が先に頭に思い浮かんでしまう'80年代的暑苦しいまでのホットさ
は、現実(芸能界でのパワー競争?)と虚構(フィクションの中での役職?)が、無い混ぜになったカンジが、観客的には、面白かったかも!?
しかし、役柄のそれぞれが昇進していても、和久(=いかりや長介)さん不在の欠けた穴は、少なからず大きかったんじゃあ、なかろうか?と「某BOSS CMの彼」を観ていても、感じてしまった…
「ユースケ・」さんなんか、大方の予想通りの役職に着任するわけだけど、その姿形はどうも、「警察」っていうより、「消防」みたい(←決して、低くみているわけじゃなく、あくまでも、制服の着こなし?に、そういった印象が残るって事です…)だし、
また、「内田有紀」さんみたいな必要以上に胸元を開襟するにも程が有る逆セクハラ(←観客へのファン・サービス?)な女性警官なんて、いるわけないでしょ?(いたら、いたで、マニア騒然!てかぁ?)と思った人も、きっと多かったに違いない?
真由美(KYON×2)の予言通り(?)、次の餌食(次回作←有るとしたら…の内容?)は、きっと、
「まさかの!」、
「もしかして!?」、
やはり?
「旬」君あたりが、
(また?)絡んでくるんだろうなぁ!?と今作の伏線(?真由美に目を捕らわれてしまうあたり?)で、予感した人も、多かったのでは?…
ドッチにしても、殺人事件を(!)TVの2時間サスペンス・ドラマ並みに、ストーリーの「1」エピソードぐらいに「軽く」扱ってしまうのは、スタッフにTV班が多いせいなんだろうか?
いくら、フィクションとはいえ、あまりにも、「殺人」を軽々しく、扱っていると、「コント」にしか、見えなくなってくる。
ダメだ、コリャぁ!?
踊るシリーズは久しぶりすぎて
踊るシリーズは久しぶりすぎて、もともとハマってたとかでもないので、人間関係とかキャラとか思い出せるか心配だったけど、別に必要なかった(よい意味で)
でも内容は満足…しない
スペシャルドラマでいいじゃん?と。
実行犯のリーダーはお金がない!の弟君じゃん、とか、違う意味で楽しめた
踊ってない大捜査線。
レビューでは様々なご意見があるようですが^^;
さほどファンでもない自分からすると、今回は
もう少し面白いのかと期待していたんだけど…。
ドラマ・映画版ともすべて制覇している訳では
ないので、細かい部分の面白さは分からない。
でもスピンオフを含めて、もっと内容が濃かった
ような気がする。今作のグダグダ感は持ち前の
味付だとしても、事件性や人間同士の絡みが浅く、
展開がミエミエなのが残念だった。なんかもう
ひとひねりあるのかと思ったら、なんもなかった^^;
踊ってないよねぇ。。
まぁでも、こういうのはお祭り映画だからと(爆)
そう思って出掛けて観るのが正解かもしれない。
男性陣に言わせればきっと、セックス&ザ・云々
だって変わらないじゃないか!ハイそのとおり^^;
どーでもいいことを毎回グダグダやるんだもんね。
そして俳優達も歳をとり、世代交代なんかもあって
初期の頃の勢いがなくなる。あー同じだ同じだ^^;
惰性で作られちゃ、たまんないよ。というご意見も
あるかと思いますが、まぁ観る人がいるってことは、
それなりにファンがついてる、ってことなんでしょう。
今作も並びのカップルさんが度々大笑いしてたし。
私はコレといって笑えるところがなかったけど^^;
アミーゴスの皆さんも相変らずお元気で何よりです。
そして~持病がある~♪
個人的に私はこの織田裕二の顔面がニガテで…
持ち味である性格的な強さもあまり好きではない。
でも映画やドラマはほとんど観ているのが不思議。
俳優としてはけっこう好きなのかもしれない。げっ。
今作での彼は巧いかどうなのかよく分からないが^^;
独特の個性は発揮されているのかな、と思う。
まぁ今後とも(どうせまた作るんだろうから)共演陣や
スタッフの皆さんとぜひ仲良く頑張ってもらいたい^^;
ユースケがいちばんオイシイ役だったかな、今回。
内田有紀や伊藤淳史はそれなりに見栄えがあるが、
小栗旬は何のための役なんだろう^^;勿体ない感じ。
(前半は踊るどころか、眠る大捜査線になっちゃった)
1>3>2
2が最悪だったので、あまり期待していなかったからか楽しめました。
新メンバーが増えても湾岸署のノリは変わっていなかったし、中国からの研修生もエガちゃんみたいで面白かったです。あと和久さんが亡くなっている設定も自然な流れで良いと思いました。「なんてな・・・」が聞けないのが残念ですが・・・
それはちょっと・・・という点は小栗旬が超エリートという設定です。有りえるのかよく知りませんが・・・どうなんでしょう???あとは犯人が素人という設定です。1でもそうでしたが、もっとスゴ腕の犯人が見たかったかな~湾岸署は素人に弱いのか?(笑)
『踊る』はすでに終わっているということを実感
TVシリーズ(スペシャルドラマ除く)、劇場版2作、スピンオフ劇場版2作とかなりこのシリーズは見てきたつもりで、そのたびに楽しみにはしていたけど、今回はどうにも気分が盛り上がらず。それでも初日に勢いをつけて見に行ったが、やっぱり面白さは感じなかった。あらためて、このシリーズはもう終わっているんだなと実感。
懐かしのキャラ勢揃いで新キャラも加えているけど、まったくかみあっていなくて意味がない。ただ顔を出しているだけの同窓会映画。昔は室井さんが上で頑張って現場が動けて……という構図があったのに、今回はそれもなし。室井さん、ただ眉をしかめて「現場を信じる」というだけで何もしてないし。水野美紀がいないかわりに内田有紀が出ることに期待はしたけど、彼女もただいるだけで何も重要な役割を果たさないし……。いるだけキャラ多すぎる。
犯人も結局過去の掘り返し。青島さん、係長になって大変ってのも引越しのことだけだし。『踊る』独特の雰囲気とキャラクターたちが動いているところを見るだけで満足というならそれでもいいけど…という映画でした。
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