オーケストラ!のレビュー・感想・評価
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ラスト15分のコンサートシーンで一気にもってかれる。 演技と音楽と...
ラスト15分のコンサートシーンで一気にもってかれる。
演技と音楽とカメラワークの融合
悪くはない
ちょっとイメージしていたのとは違ったが、悪くはなかった。自分としては、過去の天才指揮者が、ひょんなことからその正体がバレ、受け身の体勢でオーケストラに戻ってくるようなものを想像していたのだが。
また、女性バイオリニストの出世の秘密にも騙されたなぁ。
練習していないでリハもしない団体が、本番中だんだん弾けるようになる...
練習していないでリハもしない団体が、本番中だんだん弾けるようになる、というのは現実ではあり得ない事だけれど、展開は面白かったです。
都合が良すぎ
30年のブランクありながら、その辺のことは全くなかったかのようにこなすところに説得力がなさすぎる。
他のメンバは、練習もリハーサルもしてないのに、なぜできる?
オーケストラとは、そんなに簡単なことなのでしょうか。
その辺の説得力が皆無な作品。
ドラマ部分は可もなく不可もなく。見終わって仕舞えば陳腐な気がします。
《かつては一流オーケストラの天才指揮者だった中年 清掃員 が、急き...
《かつては一流オーケストラの天才指揮者だった中年 清掃員 が、急きょ出演できなくなった楽団の代わり に、昔の楽団 仲間を集めてコンサートに出場しよう と奮闘する感動作。》 って違うよね? 《…依頼のあった楽団には隠し、依頼元にはその楽団 に成りすまし…》 だよ。 それはそれとして、 感動した 指揮者をやめざるを得なかった理由、なぜパリでかつ ての仲間とコンサートをする必要があったのか。 そこには裏の事情があり、すべての事情が最後、協奏 曲が奏でられることで完結する。 それはやっぱり感動するでしょう。 しかも実は想像してたものと違う事情だったりする。 基本コメディと言っていんだとおもう。 なので楽団員たちのはっちゃけぶりはしょうがないん だろう。 ユダヤ人問題ってのはまだあるということだろうか?
伝説のマエストロ
現実離れしているとこも多々あり、ストーリーも何かひっちゃかめっちゃか(笑)
ただ、演奏シーンが素晴らしい!
移民みたいな胡散臭いオッサンが弾くヴァイオリンの超絶テクニック!
そして最後のソリストの魂の演奏
それに感化され一つになるオーケストラの迫力ある演奏
同時に映し出されるソリストの母親の姿も切なく感動的でした。
主人公の妻も実は夫を信じ、後押しする描写がちょっとホロリときた。
圧巻のハーモニー
舞台はロシア。旧体制時に指揮者を解雇された男とその楽団員が、
パリのシャトレ座でチャイコフスキーを演奏するという悲願を達成するお話。
クライマックスの演奏はまさに圧巻です。
そこに至るまでのストーリーは少々退屈かも。
しかし、本当に「終わり良ければ全て良し」。
その演奏を観るために辛抱する価値は十分にあります。
それにしても、メラニー・ロランは美しい。
心地よい。
とにかくこんな奴らで大丈夫か?っていう不安なメンバーでの演奏。
成功するはずないって思ってた。
演奏が始まるとやはり。。。
だが、ソリストの演奏で皆の目が覚める。
そっからは圧巻の演奏。
すごくよかった。
見終わったあとには心地よい充実感。
しらない俳優ばかりだったが演技がすごくよかった。
フランス製ロシアコメディって、感覚がわからないだけに全く笑えない(...
フランス製ロシアコメディって、感覚がわからないだけに全く笑えない(笑)
ただ、ラストの演奏とアンヌマリー・ジャケの涙は、何度観ても胸が熱くなる。
愛すべき映画の一本。
ラストは圧巻
中盤までは説明不足だったりリアリティのない独特の展開で退屈させられる。しかしラストシーンでは鬼気迫る演奏で一気に点と線がつながる気持ちよさがある。二回目からはラストだけ観ればよい。ヒロインの人が清楚で感じが良い女優だった。
歴史を知っておかなければ
ざっくりざっくりストーリーが進んで行って、なんかよくわからないけど最後には丸くおさまって、納得したようなしてないような、そんな感じがロシアとか東欧とかの空気を醸し出してる様な気がしました。
音楽は美しかったし、音楽を通して紡がれる親子の愛や仲間との友情を、時にコミカルに、美しく描いていると思いました。
ロシアの政治のことをあまり理解していない自分が残念で、ロシアでのユダヤ人排斥という背景がわかっていれば、ストーリーももっと理解できたはず。。
全てはラストの前フリ
正直、最初は少し退屈でした。
勝手なことをしだし、ろくに練習もしない楽団員たち。
しかし、今は亡き一人の楽団員のためにみんな一つになり、ラストの歓喜の唄へとなだれ込みます。
その演奏が、それまでのストーリーをド返しにしても構わないってくらい素晴らしい!
『トムヤムクン』のトニー・ジャーのリアルアクション然り、話の内容が多少おざなりになっててもずば抜けて素晴らしいシーンがあればそれでいいという映画がたまにあるけど、この映画はラストの演奏シーンがまさにそれでした。
音楽の素晴らしさに感動して涙が流れました。
一見の価値アリです♪
いい合奏はそんなに簡単ではないですよ
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
あちこちに出てくる滑稽な演出は気に入ったし可笑しかった。すり替わって演奏旅行に行くなんて物語は無茶苦茶だけれども、これだけ喜劇にふっていれば別に気にならない。
しかし前半の喜劇路線ならばそれでも納得できたのだが、後半の演奏は真面目路線だったのにこの設定では駄目。ソ連の恐怖政治の背景とか家族とか失われたものがあるのはわかるのだけれども、こんな寄せ集めでいきあたりばったりの交響楽団が機能するわけがない。ちょっとだけ音楽をかじって合奏の難しさを知っている自分としては、30年も合奏から遠ざかって合同練習もせずにぶっつけ本番というのがどうしても納得出来ず、この段階で全てが嘘っぽく見えてしまった。面白かったし最後の演奏の場面などは引き込まれた部分もあるのだけれども、物語の強引さがどうしても引っかかってしまった。
このアイデアに脱帽。
ラストの演奏で、楽団の音楽ってこんなにすごいんだ…ということを身をもって味わえました。
「みんな超頑張ったから超上手くなった!」という単純なものではなく、こういう魅せ方もあるのか…と、感動させられました。
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