「嘘だらけの中、本物は一体何だったのかというような話」オーケストラ! Theo5さんの映画レビュー(感想・評価)
嘘だらけの中、本物は一体何だったのかというような話
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何もかもが嘘だらけのオーケストラ。
なんやかんやウダウダしながらロシアからフランスへ。
共産主義とかユダヤ人がどうとか、セリフは多いのだが全く本筋に関するセリフが出てこない。
そんな中、登場する主演の女優は美しすぎて、ああこの美しさだけは嘘じゃないなとやっと本物が現れる。
彼女の出生の秘密もまたも有耶無耶でウダウダな霧の中についに最後のコンサートへ。
そうか、彼女の美しさと音楽だけは嘘じゃなかったのかと、途中までのウダウダした流れがどうでもよくなるぐらいの画面に魂を持ってかれるんじゃないかというぐらい美しい音楽が流れてエンドロールへ。
そのままの余韻で高評価を付けたくはなるが、何故最後の30分を作れて、その他の1時間30分をもっと上手に作れなかったのかという思いがこみ上げて評価の点数はこのぐらいに。
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