17歳の肖像のレビュー・感想・評価
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とにかく女子にオススメ!
超好き。
キャリー・マリガン超絶かわいすぎ。爆
私なかなかこんなに長いレビューをかくことがないのですが、
お付き合いくださいませ。
キャリー・マリガンは、
女子なら絶対あこがれる才色兼備の役で、
ちょっと大人びてて、自分の知らない世界を夢見てる。
そこに、オトナな男性が登場する
その人に自分の夢をすべて叶えてもらって、
もう怖いものなし!
けど、“タダほど高いものはない”状況に…
なんか、
私があこがれてる設定とドンぴしゃだったんですよね。笑
同年代のお子ちゃまより、ワカッテル大人と付き合いたい
その人が、どこか影を持ちつつ、
交際相手を大切にしてくれる
きっと男性目線で見たら、
年の差=ロリコンにつながっちゃうかもしれないのですが、
女子目線で見たら、もうそれはシンデレラストーリー、
ロマンティックの極み!!!
女子でこの物語に共感する人は多いのではないでしょうか?
また、出てくるインテリアからファッションからなにから、
すごくセンスがいい!!
これだけ女子力高い映画なんで、
やっぱり監督さんは女性だそう。
それにしても監督、超ハイセンスだなあ…。
また、内容的にもすぐれている点がいくつかあるんです。
この映画は基本、イギリス社会を示すメタファー・
暗示が随所に見られます。
それをくみ取ることは、
観客の“An Educaiton”になりますね。笑
そして俳優さんたちの繊細な演技
ちょっとしたカットでも、あとに続く伏線となっていたり、
その時々のキャラクターの心情が
俳優さんたちの表情でわかります。
この映画のもとが小説である、ということがわかりますね。
とにかく見どころが多いこの作品。
オススメです!何度でも見れます(私ももう一回見ます笑)
人生は毎日が勉強
沢尻エリカさんも今作を観てればよかったのに
好き嫌いがはっきり分かれそうだけど、
わたしはこういう人生訓めいた作品好きだなぁ(笑顔)
〈 教育 〉
〈 行動が人を表す 〉
上映終了後、客席が笑顔で溢れるような作品ではありません。
事実、不機嫌そうな人もいましたし、私のように、なんとも
感情を表現しがたい、笑顔を浮かべている人もいましたから。
変な表現かもしれませんが
如何にも英国映画っぽい作品だと思いました。
英国らしい重みとでも言えばいいのでしょうか。
英国の、あの寂しいと言うか、ジメッとしたというか、
歴史や、寂しさを感じさせる、風景や、一筋縄では済ませない感じが、なんか英国っぽい。
◇ ◇
原題は
『an education』
邦題よりも、こちらのタイトルのほうが、
シニカルな、スパイスが効いていて相応しい気がします。
興行上、邦題を変更したのでしょうが、
案外、ストレートにこのままにしておいたほうが、
物議を醸すというとオーバーかもしれませんが、
もっと話題になったんじゃないかと思います。
“教育”と言っても、今作で取り上げられるのは
学校教育ではありません。人生経験による教育です。
わたしも17歳の頃は、そうでしたが、
なぜか年上の人、年上の人しか知らない世界に憧れ、
普通に高校生活を送っている同級生たちを横目に、
「俺は、こいつらとは違うんだ」みたいな背伸びをしたくなりがちです。
大半の人は、頭の中で年上の人の世界を
想像するだけで、終わってしまうのですが、
今作の主人公リンは、実際に年上の世界に足を踏み入れてしまいます。
学校生活では味わえなかった
スリリングで刺激的な出来事の数々。
「人生で一番楽しかった」
「先生たちみたいな平凡な人生は送りたくない」
子供なのに、もう一人前の大人になったつもりのリン。
どれだけ先生が傷ついてしまうのか、自分が正しいと
信じて疑わない、自信過剰になっていること、視野狭窄に
なっていることにも気づかない彼女は、自分の信じた道を進みます。
しかし、幸せの絶頂だった、リンに・・・
◇ ◇
これ以上はネタバレになるので伏せますが、
ここから先が、かなり人生訓めいています。
学校の授業が教育のすべてではない。
学校以外の人生経験も教育のすべてではない。
本当のことがすべてを幸せにするとは限らない。
嘘がすべてを不幸にするとも限らない。
高校生活で、映画の時間にすると
1時間40分でリンは見違えるほど大人になりました。
1時間40分より先、どのような大人になっていくかは、
高校時代に受けた“教育”をリンが、どう活かしていくかでしょう。
でもリンにバラ色の幸せが待っていそうな気がしない
そう感じたのは私だけでしょうか?
☆彡 ☆彡
映画を観ながらも、
レビューを書きながら、実はある日本の女優さんの
姿がアリアリと頭の中に浮かび上がってきていました。
“沢尻エリカさん(矢田亜希子さん)”
周りの助言に耳を貸さず、自分は正しいと進んだ結果が・・・。
この経験をどう活かしていくのか。おふたりとも好きな女優さんなので楽しみにしています。
と、日本の旬な芸能ネタとも
リンクしている部分がある今作。
数えるほどしかいないと思いますし、
見つけるほうが大変だと思いますが、
「彼と結婚するのよ!
彼と駆け落ちするのよ!!」
親の言うことに耳を貸さない娘さんに
ど真ん中ストレートの作品です。映画を観て
「私はこんな風にはならない!!!」
逆効果の可能性もありますが。
そのときはどうか御容赦くださいませ(苦笑)
さすがニック・ホーンビィ!な会話とディテールの妙
60年代初めのロンドン郊外。
厳しく質素な家庭に育つ、成績優秀で真面目な女子高生が、
ふとしたきっかけで年上の男性と出会い、恋に落ち、
それまで知らなかったきらびやかな大人の世界を体験するも、
男性には実は…という苦い現実を知る、、、
とだけ書いてしまうと、「少女が大人になる」過程を描いた
いかにもありがちな青春ストーリーなのですが、、、
これが面白いのですよーーー!!
何が面白いのだろう…と思い返してみると、
やはりディテールと会話のうまさ。
と思っていたら、脚本を手がけたのは
「ハイ・フィデリティ」や「ぼくのプレミアライフ」の
ニック・ホーンビィでした。
なるほどーーー。深く納得です。
軽妙な会話の中に、まだ戦後の影を背負ったイギリス社会の閉塞感、
階級や学歴の差別、男女の差別といったものが、さりげなく描き出されています。
だから、この作品がふわふわした甘いラブストーリーではなく、
面白いんだけど、ビターな秀作になっているのでしょう。
娘にガミガミというお父さん(アルフレッド・モリナ)も
結果的にジェニーをだますデビッド(ピーター・サースガード)も
どこか、心に影というか傷というか、暗い何かを背負っているから、
そんな行為をしてしまうような。
しかしそんな影のなかだからこそ、
主人公ジェニーの「光」が一層キラキラと際立ちます。
本当に、このジェニー役のキャリー・マリガンはカワイく魅力的!!!
「21世紀のオードリー・ヘップバーン」と言われているそうですが
あのファッションを観て、一目で納得です。
(ってゆうか、ヘップバーンより私的には好みかも…)
このキャリー・マリガン、ちょっとだけ路線として、
やはり私の大好きなマギー・ギレンホールと似ているような気が…
美人というよりはカワイイ。
童顔で愛らしい顔なのに、
なんか平気でエキセントリックなことを無自覚にやってしまいそうな。
つまり、実は芯がものすごく強そうな、、、
そういえば、デビッド役のピーター・サースガードはそのマギーのだんなさん。
やっぱりこのテの顔と相性がいいのかしらーーと、ふと思ったりしていました^^
ちょっと噴飯!
8月18日 ギンレイホールにて観賞
春に観れていなかったので「すべりこみで映画館で観ることが出来て良かった~。」
と思いながら前半の30分くらいまでは楽しく観れました。
…が、
途中から、自分が思い描いていた作品とはどんどんかけ離れて行ってしまい…
結果、非常~にドンヨリとした気分で映画館を出ることになってしまいました…。
途中からあの男が胡散臭いことは容易にわかったのですが、それにハマッていってしまう
ヒロインに胸を痛めました…。
こういうのは心に良くないなぁ…。
やっぱり自分は脳天すっからかんで観れる映画が合ってるのかもなぁ…。
ちなみにヒロインの女の子の友達のユダヤ系っぽい子が可愛かったですね
一緒に観に行った恋人は「バナナ」のくだりでそれはそれは憤慨しておられました…
誘ってゴメン…。
60年代のイギリスの甘酸っぱさ
これで「教育」とは笑わせるな。ヒロインが10代に見えないことが多い
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