ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコルのレビュー・感想・評価
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今、観ても凄いミッション
本シリーズの4作目。先週公開された『デッドレコニング』を観て、その面白さと緊迫感によるエンタメ性を痛感。改めて、これまでのシリーズの観直し、その中で本作がまだレビューしていなかったので書き留めた。
本作辺りから、イーサンのアクションも、単なるスパイ・アクションからド派手で命がけのスリリングなアクションの度合いが増してきている。作品冒頭、ロシアの象徴であるクレムリンを吹きとばすという爆破シーンは、現代のきな臭い世界情勢では、社会問題にもなるのではないだろうかと思われるシーンだ。
それに、ドバイの世界最高のビル・ブルジェ・ハリファでの、外の窓伝いの宙づりシーンは、緊迫感がマックス。ワイヤーで固定されているとはいえ、スタント無しであの撮影に挑むのは、トムしかいないだろう。また、ラストの駐車場でのファイティング・アクションでは、本当に怪我したとか…。常に、観る人を楽しませる為に、私達の想定以上の演出、演技に取り組むトムの俳優魂には、頭が下がる思いだ。
今回のミッションは、クレムリン爆破の容疑者とされてしまったイーサンのチームに対してアメリカ政府は『ゴースト・プロトコル』を発令し、IMFを無きモノにしてしまう。政府のバックアップ化亡くなったイーサン達は、自分達の濡れ衣を晴らす為、クレムリン爆破犯を追う。しかしその裏には、核弾頭を狙うテロ組織の存在が浮上し、核断頭発射阻止を巡り、テロとの攻防戦が、繰り広げられる。
本作の舞台も、ロシアから始まり、ドバイ、インド、そしてアメリカと世界を股にかけてのオール・ロケ。そして、本作からイーサンの仲間のウィリアム役として、ジェレミー・レナーが、派手なアクションに果敢に挑んでいる。また、紅一点のジェーン役には、『デジャブ』でデンゼル・ワシントンと共演したポーラ・パットンが、強靭な女スパイを演じている。
A- トム・クルーズは顔だけじゃない!
過去の三作品よりも上出来
総合80点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:85点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
以前の作品では、活劇をとにかく並べ立ててトム・クルーズを引き立てたり、恋愛を作品の中心にもってきたりして、方向性がぶれていた印象があった。だが今回は国際的陰謀をしっかりと作品の中心にもってきていて、そのためスパイの世界における作戦と活劇を緊迫感が全く途切れることなく見せ続けてくれる。映像も迫力があるし、撮影も上手いし、色々な新しい装備が登場するし、それらを駆使した活劇とその見せ方にも満足した。トムをひたすらかっこよく撮影するだけでなく、国家から見捨てられても猶世界のために命懸けで動く仲間たちにも光が当たっているのも好感が持てる。だから過去の三作の比べても最も良い作品。
いい意味でライトに観れる
面白いけど、何故か残りにくい?
スピード・緊張感・笑いにアクション、全部詰まってて面白いけど、何故か内容がそんなに残らずという不思議な着地点。こういう感覚、他の3作品にはあまり感じなかったけど、どっちの意味かよく分からない。
内容といってもその大半は、敵側キャラと話自体のことで、トム・クルーズの危ないスタントやサイモン・ペッグのイケてる笑い、ジェレミー・レナーのテンパり具合にポーラ・パットンの美貌と暴走とか見所こんなに盛りだくさんで、それがシュッと濃縮されてるから、見易いんだからこれは不思議。あと『エネミーライン』の印象が強いウラジミール・マシコフも、笑いもできるコワモテ追跡者最後にきめててカッコ良かった!
ただ最初に書いたように、何故か内容が残りにくい。これがちょっとマイナスだったな。
いつものトムクルーズ映画
相変わらずのトム・クルーズを楽しむ映画
シリーズ一の面白さ
体張ってる!
体張ってる!
すごい緊張感があった。シリーズ最高傑作なのでは?
最近はCGでなんでもできるけれど、CGを多用する映画にはない緊張感があった。
特にドバイのビルの外壁を登るところが最高だった。
映画で、そんなことはないとわかっているのに、やっている人がもし落ちたらたいへんだと、手に汗にぎった。
あとTVシリーズからの伝統の、敵をだますために仕掛ける罠というか、だますための状況作りと演技もよかった。
バレたら終わりみたいなところで、いろいろ予想外の出来事が起こり、それをカバーしながらの必死の演技は、見ごたえがあった。
トム・クルーズのイーサンはいつもどおりかっこいいし、ポーラ・パットンはセクシーで強い女性役、ジェレミー・レナーは過去を抱えたエージェントで現在は分析官の役、サイモン・ペッグはお笑い担当の裏方役。
それぞれが必死で頑張って仕事して、本当に最後ギリギリのところで、それらがすべてかみあって、ミッション完了。
「すべてなくなり、機能しなくなったけど、唯一機能していたのはこのチームだけだった。」という締めのセリフが印象的だった。
シリーズ最高傑作なのでは?
手に汗握る!!
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