「面白いけど、何故か残りにくい?」ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
面白いけど、何故か残りにくい?
スピード・緊張感・笑いにアクション、全部詰まってて面白いけど、何故か内容がそんなに残らずという不思議な着地点。こういう感覚、他の3作品にはあまり感じなかったけど、どっちの意味かよく分からない。
内容といってもその大半は、敵側キャラと話自体のことで、トム・クルーズの危ないスタントやサイモン・ペッグのイケてる笑い、ジェレミー・レナーのテンパり具合にポーラ・パットンの美貌と暴走とか見所こんなに盛りだくさんで、それがシュッと濃縮されてるから、見易いんだからこれは不思議。あと『エネミーライン』の印象が強いウラジミール・マシコフも、笑いもできるコワモテ追跡者最後にきめててカッコ良かった!
ただ最初に書いたように、何故か内容が残りにくい。これがちょっとマイナスだったな。
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