「【ディセプティコンが地球を亡き故郷サイバトロン星にしようと思惑する更にスケールアップしたディザスターSF第三弾。何気にキャストもスケールアップしています。】」トランスフォーマー ダークサイド・ムーン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ディセプティコンが地球を亡き故郷サイバトロン星にしようと思惑する更にスケールアップしたディザスターSF第三弾。何気にキャストもスケールアップしています。】
■米ソの宇宙競争が過熱する1960年代。アポロ11号が月面着陸に成功した1969年だが、その陰では月の裏側に不時着したサイバトロン星の宇宙船の調査が米ソで独自に極秘に行われていた。
そして、現代のシカゴ。社会人となったサム(シャイア・ラブーフ)の前に再びディセプティコンが現れ、やがて宇宙からの侵略者が人類に襲いかかる。
◆感想
・ストーリーの骨格は、サイバトロン星を亡くした悪であるディセプティコンVS善なるオートポッドの対立を描く構成に変わりはない。
・但し、今作はディセプティコンが地球を亡きサイバトロン星にしようとする思惑及び人類をそのために支配下におさめようと画策する姿が描かれる。
■だが、このシリーズの魅力は第一作から継続して描かれる、10年以上も前とは思えないVFXを多用したロボット同士の戦いが魅力的なのである。
ー 故に、出演俳優達は”何が何だか分からない・・。、けれど指示されたように演技した”そうである。ー
・今作では、ヒロインも交代し(イロイロと理由があったそうである。)、更にフランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコビッチも起用されている。
ー 破壊王、マイケル・ベイ監督がキャスティングにも力を入れ始めたのである・・、のかな?。ー
<トランプタワーと思われる(台詞では出てくるが、そこは映像的には微妙に回避・・。)ビルがガッツンガッツン壊されたり、破壊王、マイケル・ベイ監督が明らかに楽しんでいる作品である。
けれど、トランスフォームしたロボットの中ではヤッパリ、バンブルビーが魅力的なんだよねえ。弱っちくて、人間臭い所が好きなのである。>