トゥルー・グリットのレビュー・感想・評価
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サイコーに面白カッコいいじゃん!傑作だね。(σ≧∀≦)σ☆ まず、...
サイコーに面白カッコいいじゃん!傑作だね。(σ≧∀≦)σ☆
まず、マティが最高!マティの気丈に振舞う姿に萌えっとするし、時々見せる子供っぽさにも萌えっとするし( ´艸`)
続いで、コグバーンの勇者っぷりが最高!普段は乱暴で悪党は容赦なく殺すような人だけど、でも本当はとても心優しい人。いざという時には自分の命を投げ捨ててでも、助けようとする姿に、グッとくるものがありました。
最後にラビーフのポジションがイイ!美味しい場面でキッチリ持っていくあたり、流石だなと思いました。
単純にカッコ良くて、語り口として面白い映画だけど、深読みすれば色々なメッセージも見えてくる。
勇気とは何か?正義とは何か?天罰をあたえるとは、どういう事なのか?この作品を通して、心が成長すること間違いなし。オススメです!
評価の難しい映画
オリジナルの「勇気ある追跡」を中学生の頃観た。子供心にオヤジながらカッコイイ ジョン・ウエインに痺れた。
あれから30年以上経ちこの映画「トゥルー・グリッド」に出会った。
昔はB級映画の人って感じだったジェフ・ブリッジスが見事にジョン・ウエインが演じた「ルスター・コグバーン」役を蘇らせた。
父親を殺され復讐に燃える少女はオリジナルの女優より賢くシッカリした印象が強い。(悪く言えば可愛くない。)
そんな西部劇の傑作をコーエン兄弟が見事に「少女の成長」を描いた映画として焼き回ししたような感じ。
特にラストは…
多くの支持を受けてるから、あれでいいのかなぁー...って感じ。
酔っ払いは強いのです
コグバーンは酔っ払ってばかり。コグバーンは民謡歌う。コグバーンは的外れ。でもコグバーンは強いのです。嫌いになれないよね、これじゃあ。
映画としては、取りこぼしが目立ったかな? 良い絵を撮りにいって撮れないことの悲しさを感じるなぁ。
初代ドラクエ風、安心の物語進行
3人の主人公の人物描写と顔つきの変化を楽しめる、1960年代の旧作をリメイクした西部劇。take true grit to「‥するには本当に勇気がいる」とイディオムにもなっていて、少女が保安官に尋ねる「あなたが真の勇者 (true grit) なのよね?」が全体でもキーになるシーンだな、と個人的には感じた。True Grit 邦題は「勇気ある追跡」は、少女が父親殺しのかたき討ちで犯罪者を追跡しようと心に決める、その決意をシンプルに表していていいなと思った。
限られた数の登場人物や、物語の進み方のシンプルさは、言うなればFFXIIIにくらべた初代ドラクエの世界(の単純さ)に近い。きっと本当は道に迷ったりもしたのだろうけれど、そんなシーンは極力排して、自然なのだけれどよく考えられた構図をもったシーンが連続して出てくる。色味の薄さはあるのだけれど、淡色のよさが出ていて、安心というか、落ち着きを作品に与えているなと思った。
・追跡には馬がいる、1人では無理なので保安官を探したい、そして彼を雇うお金がいる、と決意の目で手練の大人たちと交渉する。物怖じしない冷静さで「ほんとに14才?」と思うくらい。しかし後半では弱い部分も見せてくれて、冒頭と後半の立ち姿が対比的。名演だと思う
・ジェフ・ブリッジスの訛りすぎなくらいのせりふ回し、ネイティブが聴いてもおそらく味があるのだろうな。日本語なら浪曲を聴いているような語り口で、いかにも酒飲みのぐうたら保安官。これも後半は別人に、かっこいい
・マット・デイモンのレンジャーも存在感があるのだけれど、「かっこつけてるけど脇役」的な扱いがおもしろかった
勇気ある少女
ジョン・ウェインがオスカーに輝いた傑作西部劇「勇気ある追跡」を、コーエン兄弟がリメイク。
どんな変化球になるのかと思いきや、直球西部劇。
ある意味、変化球だ。
登場人物は一癖も二癖もあって、コーエン兄弟らしい。
マティを大人顔負けの強かな少女として描いた点が面白い。彼女目線で語られるのがオリジナルとの違い。演じるヘイリー・スタインフェルドが見事な新星!
呂律が回らないほどの酒浸りだけど、いざという時は頼れる保安官ルースター。ジョン・ウェイン以上に人間臭く、ジェフ・ブリッジスが巧演。
ジョシュ・ブローリン演じる父の仇チェイニーもどんな極悪な奴かと思ったら、どこか情けない。
これまでユニークな人物を描いてきたコーエン兄弟ならではの人物描写が光る。
父を殺された少女が、飲んだくれの保安官と共に、復讐の旅に出るストーリー。
西部劇の王道話だが、その根底に、父娘のドラマが見え隠れする。
父を殺されたマティは、ルースターにどことなく、父の面影を見てたのではなかろうか。そうだと、後日談の行動に納得がいく。
ルースターはマティの旅に同行した目的は賞金だったかもしれないが、ラスト、マティが蛇に噛まれた時、馬を走らせ、自ら抱えて、懸命に救おうとする姿は、娘の安否を気遣う父以外の何者でもない。
西部劇の王道ストーリーの中に、丁寧なドラマを演出する。
ロジャー・ディーキンスによる映像とカーター・パウエルによる音楽が、失われた大西部への郷愁をかき立てる。
コーエン兄弟が現代に蘇らした、懐かしくも新しい西部劇。
どこか懐かしい現代版西部劇
今回、この映画には良い意味で裏切られた。コーエン兄弟のことだから一風変わった西部劇が展開されるのかと思ったら、れっきとした王道ウエスタンであった。
ただしいつもの通りキャラクターは全員クセのある奴ばかりだ。酒浸りの保安官コグバーンを演じるブリッジスはクレイジー・ハートの時よりもさらに演技力がアップしている。これからは「酒浸りの~」といった役ばかりオファーが来るに違いない。オーディションで選ばれたというスタインフェルドはなかなかのクソガキを演じてくれる。小生意気で別に可愛くもないのだが、親の敵を討とうと懸命になる姿には応援したくなる。マット・デイモンも普段とは違うオーシャンズシリーズのような三枚目的な演技を披露。これで演技の幅はぐっと広がっただろう。
ストーリーはもちろん最高だ。途中の小屋のシーンや最後の決闘のシーンは異様な緊迫感を誇る。そしていつものコーエン兄弟らしく登場人物は小粋な会話を繰り広げる。彼らのテーマもちゃんと込められている。
「悪人は必ず罰せられる」のだ(てことは「ノー・カントリー」は例外なのかも)。
(11年5月8日)
マティは大人すぎる
あそこまで大人を牛耳れる少女がいるのだろうか。マティの大人顔負けの生意気さには終始イライラした。
しかし、そんな役を演じきった新人ヘイリー・スタインフェルドは素晴らしい!ラビーフ役のマット・デイモンが今まで演じてきた役とは違い、頼りないところが新鮮だった。マティのお尻を叩くところには絶句したが…
原作を知らなくても十分に楽しめる内容だった。
ジェフブリッジスは素晴らしい~ヽ('ー`)ノ~
【ケータイからの‥絵文字投稿⇒不可につき‥
再編集└|∵|┐♪┌|∵|┘】
話題作(?)なんで借りたら‥
知らずの西部劇だたヾ(*'-'*)
荒くれ男の強さと優しさ‥見たよ(*'-^)-☆
素敵な作品ですが‥
‥俺の好みでは無かったかも?
でも良かったかも~ヽ('ー`)ノ~
☆評は‥
DVD100円水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒④★★★★
モ、1回見たい度⇒②☆☆
オススメ度⇒④♪♪♪♪
デートで見る度⇒④◎◎◎◎
観る相方(^-^)v/ボーイズムービー!
一人で見ましょう(^-^)
ジェフブリッジスとマットデイモンてのは‥
●画柄が良いかも( ^-^)_旦""
家族で楽しめる”西部劇”
見てよかった!
こんなに良いなら、
もっと早い時期に、
TOHOシネマズ六本木とか、
スクリーンが大きくて音響もいい
映画館で見ればよかったなぁ、これから気をつけようっと♪
オープニングカット。
なんと変哲もない風景が
映っているだけなのですが、映像に隙がない。
まだ、なにも始まっていないのに、緊張の糸が、
ピーンと張りつめているのを感じさせられてしまう。
もう、この時点で、
あ~、いったな!と満足している自分がおりました。
◇ ◇
父親を殺された14歳の少女の復讐劇
そこに、保安官が巻き込まれていく
西部劇とありましたが、
西部劇というよりもコメディタッチな
ヒューマンものという感じがしました。
コーエン兄弟が監督をしていましたので
『ノーカントリー』のような博学な方にしか
わからない小難しい作品になっているのかもしれない、と
念のため、覚悟はしていたのですが、あまりのポップさに
うれしい意味で拍子抜け。大丈夫か?コーエン兄弟??と
逆に、心配になってしまうほどでした(苦笑)
先は読めるのですが、役者の好演と、先にも記した、
隙のない映像に引き込まれ、そんなことはどうでもよくなってしまう。
それでも、さすがにクライマックス直前のシーンでは、
なんで、逃げてないの?なんで、そこにいるのよ?
14歳少女の驚きとは、また違った意味で、
オイオイ!と驚かされてしまいましたが(苦笑)
★彡 ★彡
大好きなマット・デイモンも堪能❤
真面目に演ずるコミカルな芝居にクスクス笑ってしまいました。
奇妙な表現かもしれませんが、
“ファミリー向けの西部劇”
その惹句がピッタリのような気もしました。
なんとなく面白い
2010年アメリカ映画。110分。2011年11本目の作品。コーエン兄弟の最新作で初の西部劇。
内容は:
1,父親を殺された14歳の娘は復讐のために独眼の保安官を雇う。
2,保安官はいやがるが娘が復讐に立ち会いたいと同行することに。
3,二人は徐々に犯人を追い詰めていくが、娘が捕まってしまう。
本作を一言で表すなら「たぶん正統派」。この言葉はコーエン兄弟にふさわしくないのかもしれないけど、恐らく玄人好みしそうなオマージュがこめられていたり、決闘シーンがあったり、人間の成長物語であったり。
1つ間違えば退屈になりかねない展開。睡魔が襲いそうになりながらも、要所要所でなんとなく面白いプロットがあったりで、最後までゆるく引っぱっていくあたりは、コーエン兄弟の真骨頂といえると思う。
なにか高尚なテーマが本作に込められていたのかどうかは分からない。でも、作品全体としてはなんとなく高尚。もう1回観ればなにか良い発見がありそうな映画。そして機会があれば観てみたい。
そんな作品でした。
凛々しいお姿
西部劇、日本では時代劇。
日本の時代劇は年に何本か作らないと、文化遺産がなくなってしまう。
時代劇を創らないと殺陣師、立ち回り、美術、衣装などなど
時代劇を創るための技術が消えてしまう。
それら職人たちが消えてしまったら、再興するのは困難だ。
だから細々とでも時代劇の灯をともし続けなければならない。
といっても最近、時代劇が多く創られているような気がする。
西部劇も同じような状況なのだろうか。
本作はリメイクとのこと。
ジョン・ウェインのアイパッチは記憶にあるが、マカロニ好きなので作品は観てない。
父上の仇を討つ娘マティ・ロス。なんと凛々しいお姿。
彼女を見ただけでこの作品はいけると思った。
彼女は凛々しいだけでなく、交渉力も卓越している。
その交渉は、日本の政治家のように寝技ではなく直球勝負。
自己の信念を貫く。あれは交渉ではなかったのかもしれない。
交渉とはお互いに歩み寄り着地点を見出すものだ。
でも、マティ・ロスは歩み寄らない。最後にちょこっと寄りついて交渉成立。
あれは信念と交渉の戦いで信念の勝ちだったのだろう。
そんな彼女だから飲んだくれの保安官が従うのだ。
タバコを巻くのがうまいのも飲んだくれの心をつかんだひとつの要因かもしれない。
カワイイとか美しいとかではなく、意志の強さが映像からせまってくる。
それがあるからヘイリー・スタインフェルドはオーディションを勝ち残ったのだろう。
ヘイリー・スタインフェルドの25年後は見たいが、マティ・ロスの25年後は見たくなかった。
一番のGritは少女マティでした
モバイル辞典によると・・・
True:真実の,本当の
Grit:(どんな苦難にも耐える)根性,気骨
なんか気合い入ってそう、楽しみにしてました。
面白かったです。乾いた空気とドキドキ感と。また観たいなと思っています。
一番のGritは少女マティ。演じるヘイリー・スタインフェルドも根性みせてくれてます。
あまり可愛げでもない彼女を、たぶん誰より愛してくれ、大人と渡り合えるまでに育て上げてくれたお父さんへの想い。彼女は泣き崩れる代わりに敵を追うことを選びました。
保安官を雇う生意気口と表情ににじむ幼い必死さに、その選択が正しいかはともかく応援せずにいられませんでした。
馬を駆る保安官はどうにもカッコよく、テキサスレンジャーは味のあるナイスな奴で、すっかり西部劇を堪能しました。
ラストも、マティの物語としてきちんと完結していて良かったです。長い初恋物語なのかも、風変わりな女の子の。
後日譚が。。。
コーエン兄弟の作品は個人的には苦手なのだが、これは変なアレンジがなく、比較的素直に楽しめる西部劇になっている。
もちろん、典型的なヒーロー物にしないのは、この兄弟流であるが、かといってそれほど複雑な複線などがある訳でもない。
もっと、一般的な西部劇に慣れ親しんでいたら、西部劇としてのこの作品の特徴がより分かるのだろうが、自分が観たのは、これと「許されざる者」くらいなので、なんともコメントしずらい。
ただ、最後の後日譚は必要ない気がする。復讐の虚しさを描いたのでもなかろうが、あの部分によって、キャラクターたちがその後の人生が変に示唆されてやや幻滅。
なんだかんだいっても西部劇なのだから、もう少しすっきり終わって欲しかったものだ。
西部劇のエッセンスがたっぷり
久しぶりに西部劇らしい西部劇を観た。
父親の仇討ちというオーソドックスなストーリーに、ウデはたつが曲者のガンマンとならず者一味。大自然を背景にした追跡劇と、横やりを入れる新たな人物という具合に西部劇のエッセンスがたっぷりと注ぎ込まれている。
足りないとしたら、胸を締め上げるようなドレスを着たヒロインだけだ。ところが代わりに登場するのは14歳の少女。だが、それこそがこの映画がひと味もふた味も観客を魅了することになる。
芯が強く頭もいい少女だが、仇を追って荒野を旅するのは至難のことだ。長い旅の果て、心身ともに成長していくが、同時にふたりの男の人生観をも変えていく。人物描写にたっぷり時間を割き、人間ドラマとして充分な魅力を放つ。
それでいながら、馬で疾走しながらの撃ち合いや、遠距離からの狙撃など見せ場を用意して西部劇の醍醐味を提供することを忘れていない。
少女を演じたヘイリー・スタインフェルドは、顔立ちから賢さが滲み出ており、大人との駆け引きでは一歩も引けをとらない精一杯の強気とその裏に潜む不安な気持ちを見事な演技で表現した。
惜しむらくは、ジェフ・ブリッジス。アカデミー主演男優賞を獲得した「クレイジー・ハート」で酒に溺れたダメ男を演じてしまっているのだ。この作品での演技も素晴らしいのだが新鮮味に欠けた。
まゆと鼻が印象的
ヘイリースタインフェルドが初めて登場する、列車の外から彼女を捉えたシーンは、力強い眉毛、少しもこっとした鼻が印象的で、この先の物語を予感させる素晴らしいカットです。終始気の強い彼女ですが、とても好感が持てた。脚本、演出、カメラ、音楽・・・すべてオールOK!
最後の後日談は、私にはありでした。
ジョン・ウェイン出演の「勇気ある追跡」のリメイクであり、アメリカでは古典文学となった名作をより忠実に映像化。
父を使用人に殺された14歳の少女マティの視点で描かれていて、ジョン・ウェインの映画にはない後日談が加えられている。
アクション映画としてみるならば不要だとも思えるかもしれないが、この映画は原作に忠実に19世紀末のアメリカ西部の社会を描くことを目指している。
最近のCGを多用した派手なハリウッドアクションと比べると往年の西部劇の様式に従ったもので物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
丘の上に陣取って敵を窺うシーンなど昔の西部劇によくあった。
ヘンリー・スタインフェルド演じるマティは、夫を殺され途方にくれてる母に代わり、守銭奴の大人たちと交渉して父の馬を取り戻したりする勝ち気で賢い少女。
父を殺した男はお尋ね者となったにもかかわらず、追跡し捕縛してくれる者がいないことに憤慨、自ら酔いどれだけど゛真の勇者゛との評判がある片目の男コグバーンを雇って彼に同行し敵討ちの旅に出る。
過酷な追跡劇の末に本懐を遂げることはできたけど、それと引き換えに失うものあって…。
最後の後日談は19世紀末アメリカの自立した女性の姿を見るようで、私にはありでした。
飲んだくれて西部の星空。
コーエン兄弟がJ・ウェイン主演の「勇気ある追跡」をリメイク。
確か彼はこの作品でアカデミー主演男優賞を獲ったんでしたね。
何でこんな作品で?と本人も周囲もみんな思ったくらいですが^^;
いかにも西部劇!って感じじゃないし、どちらかというと生意気な
女の子主演みたいな作品だった気が(かなり昔の作品でうろ覚え)
だから彼は功労賞、って感じだと言われ…^^;
まぁ、それがあの兄弟でリメイクされるとどうなるか…っていう、
ちょっとお遊びしたんでしょうかねぇ、あの兄弟らしく。
物語は単純至極、面白い台詞や場面もあれど、ワリと平板なお話。
でもって私にはこの兄弟が描くと、凝りに凝った平板さが更に増して、
ずーっと同じ音階を聴かされているような気分になってしまうわけで。
おそらく「わざと」そうしているのであろう、この頭の良い兄弟監督、
耳に残るテーマを予告でも延々と流し、一風変わった趣に仕上げた。
ドンドン☆パチパチ☆な西部劇を期待すると(なるわけないけど^^;)
ものすごく静寂感を感じる結果になるので要注意。
一応撃ち合いのシーンはあるけれど、グロ味は他のシーンで観れる。
そのあたりも好き好きになるかなぁ。。。
各賞を総なめにした天才子役?H・スタインフェルド。
かなり計算高く小生意気な女の子ではあるが、なかなかの持ち味。
もちろん冒頭の威勢の良さは、荒野であっけなく覆されるけど^^;
オリジナルのK・ダービーはショートヘア、今回の版はおさげ髪。
髪型はどうあれ、「女の子」らしさが出ていればいいってことかしら。
とにかく彼女が果たす復讐劇なワケなので、脇のオジサン二人は
色々振り回されたあげく、彼女のためにハードな危険を冒すのだ。
そのあたり、演出はどうあれ、J・ブリッジスとM・デイモンはまったく
心配する必要もなく巧い。でもってジェフはまた飲んだくれ親父だ^^;
(このヒト、今後飲んだくれ専門俳優になるんでないの?)
オリジナルのJ・ウェインも軽く飲んだくれて(爆)出演してたそうで、
ある意味この二人は(アカデミー賞も獲ってるし)飲み俳優なのかも。
いろいろ分野に長けていると俳優も楽しめるな~^^;
西部劇といえば復讐がらみの話が多く、結末はスカッとするものが
多い気がするのだが、今作はわりと現実的。喧嘩両成敗…とまでは
いわないが^^;少女もかなりの痛手を負う。しかし、それを救い出す
覚悟の上で飲んだくれ親父(こう呼ばせて頂きます)が、馬を走らせる
星空満点の荒野の世界は最高に素晴らしい。ここだけでいいかも(爆)
この兄弟の作品は映像面でも凝っているので評判になるが、
酒場と埃だけじゃないんだよ、西部劇は。という語り口が洒落ている。
(まぁでも好き好きかなと思います^^;しかし蛇の毒は怖いですね…)
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