「後日譚が。。。」トゥルー・グリット tom-tomさんの映画レビュー(感想・評価)
後日譚が。。。
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コーエン兄弟の作品は個人的には苦手なのだが、これは変なアレンジがなく、比較的素直に楽しめる西部劇になっている。
もちろん、典型的なヒーロー物にしないのは、この兄弟流であるが、かといってそれほど複雑な複線などがある訳でもない。
もっと、一般的な西部劇に慣れ親しんでいたら、西部劇としてのこの作品の特徴がより分かるのだろうが、自分が観たのは、これと「許されざる者」くらいなので、なんともコメントしずらい。
ただ、最後の後日譚は必要ない気がする。復讐の虚しさを描いたのでもなかろうが、あの部分によって、キャラクターたちがその後の人生が変に示唆されてやや幻滅。
なんだかんだいっても西部劇なのだから、もう少しすっきり終わって欲しかったものだ。
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