劇場公開日 2010年4月10日

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月に囚われた男のレビュー・感想・評価

全56件中、41~56件目を表示

3.5小噺ふうSF

2013年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

低予算なんだが(出てくる人が少ない・派手なアクション等もなし) そこをアイデアでカバーという。新人監督がデビューするときのセオリーですね。

ほかのSF映画への愛が感じられ好感が持てた。
(2001年・ブレードランナー等)
藤子・F・不二雄の短編SFのようなテイストを感じたかな。
ストーリーも先が読めずに楽しめた。

映画時間は97分だが、もっとタイトでも良かった気がする。
地味なのはいかんともしがたい。

月面を車がトコトコ行くシーンが好きだな。

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散歩男

5.0賛否両論

2013年1月6日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

単純

幸せ

登場人物はサムとロボットのガーティほぼ2人💥

その吹き替えが

サム 平田広明
ガーティ 石塚運昇

実に俺特な吹き替えです✨

石塚運昇さんはロボットの声も似合います✨

サムが1人2役で頑張っていますが、出会ってから飽きてくる人がいるかも知れませんが自分は好きです✨

とゆうか、2人が最初から冷静だったのが意外💦

最初は喧嘩みたいにするかと思ってました💦

ロボットのガーティも完璧に会社よりでなくむしろサムより✨

そこは意外でしたがよかった配置でした✨

にしても月に人間1人とロボットだけで仕事しているってのも不思議です💥

ふつーは大人数でするものだとずっと思ってました💦

まぁ、そんなこといってたら映画なんて出来ませんけど(笑)

ただサムとガーティーの関係がもっといい関係だったら嬉しかったです💦

オチはまぁ、予想道理でしたが好きな終わり方でした✨

結果ほとんど俺特な展開です✨

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ちゅなる

4.0月に囚われたサムは、月から狼になって帰還を夢みて泣いているのか?

2012年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

カプリコン『ミッション:8ミニッツ』が好きになって、この映画を観た。
D・ジョーンズ監督デビュー作は、ピンポン・ピンポーン~!!!観て正解だった!
監督の映画を撮影するぞ!という情熱と意気込みが静かであるが、淡々と流れ出るようにスクリーンから溢れ出しているのを感じた。創り物のセットはいかにも低予算の映画らしく、おもちゃチックで、チープなのだが、その安っぽいセットの月面世界や、基地内部は、丁度この太陽系宇宙では、太陽がエネルギー源の中核を受け持つ中で、月はいつも影のような存在でも、宇宙のバランスを真っ当に淡々と果たしているその事で宇宙の秩序が確保されているのと同様に、地味で、目立たない存在で多くの観客に観てもらう機会が少なかった作品かも知れないが、低予算の映画でこそ、魅せる事が出来る、映画制作者たちの意図、監督や、俳優や・スタッフの気持ちがギュッと詰まって胸に迫り来る感動があった。

登場人物は、ほぼ一人芝居であるにも拘わらず、そこに描き出されているサムと言う人間像の心理状態の変化が細やかに描かれている事で、観客は飽きずに密室単独芝居の物語へと引き込まれて行けるのだ。
音楽も、こちらの気持ちを上手に引っ張り上げ、包み込むように、効果的に使われていた。
観ていて切ないけれど、次々と先のシーンが観たくなる楽しい画面だ!
それは綿密にサムの心を描き、変化の過程をしっかりと描く監督の映画に賭ける情熱の反映の様にも思えた。

70年代後半にイギリスとアメリカの合作映画で、『カプリコン1』と言うエリオット・グールド主演の映画があったが、これは火星探索宇宙飛行ロケットの話であるが、今日一部の人たちの間では、アポロは月面着陸を果たせなかったとする説があるのと同様に、この映画では、劇中で火星への宇宙飛行が行われているが、それは実はフィクションであるかも?と示唆する近未来SFサスペンス映画で、この『月に囚われた』に比べると、もっと政治色が濃い映画だったように記憶している。
公開当時、その内容故に、話題騒然だったためか、珍しくアメリカよりも、日本での封切り公開が先になった作品だ。レンタル店で今貸出出来るところもあるので、『クプリコン1』もこの作品と観比べて観るとより楽しめるかも知れない。その映画の監督ピーター・ハイアムズは、70年代80年代と、そこそこ話題の作品を出していたが最近は殆んど噂を聞かないのは残念だ。

今夜も、空を見上げるとそこにはいつもと変わらぬお月さまが見える。ウサギが住んでいるとはとても信じる人はいないが、もしサムとガーディと同じ様な事が起こっても不思議ではないと思える昨今、私は月を見ると、もし自分のクローンが出来たら、そのクローンは現在の自分と同様の思考回路かなと、そんな宇宙的な空想に浸る。完全に私も、この映画で、月に囚われてしまったのだろうか?

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ryuu topiann

3.5ミッション:8ミニッツより面白い!!

2011年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

「ミッション:8ミニッツ」が消化不良だったため
前から気になっていたこちらを鑑賞。

あらすじは予告から大方予想ができ・・・って
すでに開始20分ですでに予想を超えた方向に・・・。
見事に話が転がっていきます。

主役のサム・ロックウェルも「チャーリーズ・エンジェル」の頃から大好きで
ほぼ彼の一人芝居に釘付けです。
いい役者になったものだ。
ひょっとするといつかオスカーノミネートも満更ではないぞ。

ただ「2001年宇宙の旅」を払拭できないのは致し方ないが、
ところどころ謎のままの部分が惜しいです。
まぁ映画の余韻とすれば良いのですが・・・。
あと、ラストももうひと押し。
もう1シーンくらい“サム”の気持ちを描いて欲しかったかな。

しかし、それでも小粒な佳作をこれからも量産してくれそうで
期待大です。

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sige

4.5堂々の風格、見応えありました

2011年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

知的

新進の監督さん、低予算等の情報から、「それにしては」の高評価かと思ってたら。
堂々とした風格、見応えありました。観て良かったです。

サムの心の変化が丁寧に描かれ、その決断の優しさと切なさが胸に迫ってきます。演じきったサム・ロックウェル、お見事です。お世話ロボットがまた、可愛いくて意味深です。
音楽が状況や心情をガイドしてくれて、上手いと思いました。エンディングテーマ、不思議なほど聴き入ってしまいました。

余韻を残すというより、観終わってから思索が始まるような。監督の術中にはまってます?悪くないです。次回作も期待です。

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グッドラック

4.5感動しないほうがおかしい

2011年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

うわああああああと叫びたいほどの感情。
お互いの立場が分かっているからこそ、反発しますが
最終的に譲る彼がいとおしい。

月を開発している企業は韓国系企業なのでしょうか?ところどころハングルが登場します。

機械のごまかしや慰めが食事はどうだい?なので
なんかかわいい。
サポートすることが僕の仕事、『サポート』役としては最高の働きです。

全ての登場人物に親愛を抱けます。
みてよかった!

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いずる

4.0物語でカタルシスが得られる久しぶりの作品

2011年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

今や、興行収入のトップを走る映画は大規模な宣伝とCGを駆使した浮世離れした壮大な映像を操る作品が多い中、この作品は正々堂々と物語で見る側を引き込んでくれた。

途中、正直言うとチンプンカンプンだった。
うーむ。
これは何?
まさに浮遊した感覚で観ていたのだが、レスキュー班の映像が出てきた途端に合点がいった。

まさにサイエンスなことをテーマにしているというか、己とは何か、生とは何か、ということなのだから恐れ入る。

この物語であれば舞台を月にする必要は無かったのだろうが、遠く離れた地であるからこそ生きる設定であるゆえ、それを宇宙にしたことは必然だったのかもしれない。

てっきり「キャストアウェイ」のような映画の月版であるものだろうとタカをくくっていた自分を恥じました(苦笑)

映像を見て血沸き肉躍る事無く、物語で爽快なカタルシスを得られる非常に稀有な作品でした。

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マロピ

4.0面白い。予想以上。

2011年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

面白い。予想以上。2009年の作品ですが、もっと話題になってもいいと思うなあ。

最近のシネコンでは、ちょっと地味めの作品を短期間だけ上映することが時々あるのですが、これもたぶんそんな作品。
監督は、デヴィッド・ボウイの息子さんだそうです。イギリス映画です。

ある会社が、月の裏側でエネルギー資源採掘を行う施設を作り、スタッフ1名で運営しています。そのスタッフが主人公。だから、登場人物は事実上1人。回想シーンや、写真や、通信相手として他にも何人か出てきますが、全部含めても5〜6人というところでしょうか。

月世界が舞台なので、SFっぽいアイテムが色々と出てくるのですが、割とチープです。月面走行車とか、ミニチュアなのが分かるし。
また、ある理由で主人公のソックリさんが登場するのですが、当然役者はそれを一人二役で演じています。ほとんどの場面で一人の顔が見えるときはもう一人は後ろ姿。つまり、だれか別の人が吹き替えています。面倒な映像処理など行わない昔ながらの方法です。

にもかかわらず、面白かったなあ。
何の予備知識もなかった私には、途中まではストーリーがどっちに向かって進もうとしているのかわからず、次はどうなるんだろう?その次は?という感じでした。あとで考えると割と単純な話のような気もしますが、観ている最中はけっこうどっぷりと入り込めました。たぶん、淡々として、あまりスピーディーでもない演出の影響もあるんでしょうね。

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ringo

3.5斬新なアイデアには心の底から拍手!

2011年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

着想は斬新なんだけどなぁ
このオチはなしじゃないかなぁ
製作費500万ドルならアイデア勝負に
なるのは否めないから仕方がないのかなぁ
むしろ努力賞をあげるべきなのかなぁ

と、こんなことを
エンドロールを眺めつつ、
次の映画に間にあわねぇよと、
恵比寿駅構内の動く歩道を早足で
歩きつつ今作を頭の中で振り返っていました。
本日4本目の鑑賞でしたので少々お疲れモードでしたが(苦笑)

ある意味
シチュエーションドラマ+1人芝居に近いんですよね。

話相手、出てきますけど、
ロボットか、オンタイムではない
家族のビデオ映像だけですから。

それで97分間もたせてしまう技量には
心の底から拍手を贈らせてもらいますが、
中盤から終盤にかけて、ちょっと強引かなと
思わずにはいられませんでした。でもあれが精一杯かな、という気もするんですけどね。

◇   ◇

なんとなく
近未来にこんなことが
あってもおかしくないよなぁ、と
ノンフィクションっぽく観ていました。

3年間1人きり、
昼も夜もわからない、
話相手ロボットだけ。

『南極料理人』
観測隊員たち以上の
極限状態が、ここに登場。

そりゃ、独り言多くなります。
1人きりじゃなく、一人暮らし長くても
独り言増えますからね(経験者は語る)。
独り言に自分でノリ突っ込み入れているときすらありますから。
ここまできたら一人暮らしのエキスパートです?(経験者は語る)。

◇   ◇

なんだかんだ言って
終盤は一瞬ウルッときたのですが、
“株価”という単語が出てきた瞬間、

結局、そこに行っちゃうのかいっ!
そこまで現実に引き戻さなくていいでしょ!!

サァーっと涙は引いてしまいました。
すみません、ちょっぴりネタばれで。

☆彡     ☆彡

途中まで4.0点の勢いだったんですけどねぇ。
だんだん尻すぼみになってしまいました。惜しい。

後味は3.0点なんですけど、
斬新なアイデアと、一人で、97分間をもたせきった、
サム・ロックウェルの偉業を考えると失礼な気もするしなぁ。。。

う~~~ん、
3.5点ということで手をうたせていただきましょう(笑顔)

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septaka

4.0何回も観れないが、印象に残る作品

2010年11月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

興奮

内容知らず借りて観た。
思ったより、良かったょ。

70年代のSF作品を観てる感覚で、だけど未来の話ってのも後でわかり、宇宙で殺人事件が起こるのか?ドキドキしたりして私の考えと違う内容だった。途中泣きそうになったけど(;Д;)

登場人物も少なくて シンプルかつ 私の心に響く作品でした。未来は、サムみたいな心や感情を持ったクローンが出てくるのかねぇ〜(・・?)?

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リンダ

4.5映像と音楽の世界観が素敵。

2010年10月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

やはり監督がデイヴィッド・ボウイの息子だけあって音楽の使い方や映像の美しさがキレイで素敵でした。

宇宙の迫力を体感出来るので大スクリーンである映画館で観るべき映画だとおもった。登場人物が少ないから話も分かりやすく主人公に感情移入もしやすかった。いくつか不明な点もありましたが終わり方がスッキリするので良かった。

個人的には人間らしいロボットのキャラが凄く好き。

監督の次回作が楽しみです!!

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オバンドー

4.0最後までイメージを崩さなかった

2010年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

最初はチープな映画かなと思っていたが、シンプルなセットで繰り広げられる中にも、人の持っている”心遣い”が随所に見られてラストに近づくほど切なくなった。
このぐらいがちょうどいいんだろうと思うスッキリとした終わり方も、作品のイメージと合っていた。

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h@yato

4.5おい!これ超良いじゃねえかよ!!

2010年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

ボウイのせがれが作ったのに今更になって観に行って来ました。
7月22日、飯田橋のギンレイホールにて観賞。

…これ、凄い良いですよ!
ブレードランナーが人生のベスト作品である自分にとって、この映画はまるでプロローグのようにも感じられました。
だからサムは、クローンではないんですね、「レプリカント」なんですよ(勝手に)。
すっごく感動して途中で泣けました。
クローンにも人格があるのか?
死期を迎えつつあるサムと生まれて間もないサムの人格の違いは?

ただ、ホントにホントの最後のシーンの台詞、絶対要らないと思う。もうわかってるからね。

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ゲオルゲ・ハジ

3.5温故知新

2010年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

拙ブログより抜粋で。
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 まあ正直なところ、こういうSFに慣れていれば、いわゆるどんでん返し的な驚きはあんまりない。
 過剰にCGを頼ったりせず、ミニチュアも駆使した特撮映像や、『2001年宇宙の旅』(1968年、監督:スタンリー・キューブリック)あたりの宇宙船を彷彿とさせる古式ゆかしい美術セットに懐かしさを感じるのと同じように、お話もどこか古典のテイストを漂わせる。
 一応、近未来が舞台なんだが、20世紀の人が考えた21世紀の未来像って感じなのね。
 つまるところ、それらはすべて狙った上での古めかしさ。まさに温故知新。

 そこにあるのは夢の未来世界なんかじゃなく、どこかダークな絶望的未来。
 いや、地球上の人々の状況は描かれないので、そちらが実際にはどうなのかはわからないんだけど、主人公であるサムにとってはまったく救いのない現実が突きつけられる。
 で、そういうSF的舞台装置を用意した上で描かれたのは、今日的な労働者の悲哀なんだと思う。

 そんなに手の込んだ話でもないこの小品の宇宙SFが、その突飛な設定とは裏腹になんとなく身近に感じられるのは、周りが見えないまま働き続けたサムの境遇に共感するからに他あるまい。
 それでいてラストは、この状況を打破するだけのカタルシスがある、好感の持てる終わり方。

 こういう、単純なアイデアをじっくり煮詰めた作品に出逢うと、映画ってやっぱり製作規模だけじゃわかんないよなぁって思える良質なSF映画でした。

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かみぃ

4.5秀逸☆

2010年5月1日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

公開をずっと待ちわびてた作品*

今日、ガーデンシネマで『ウディ・アレンの夢と犯罪』と合わせて、恵比寿にずっとこもって観てきました。

冒頭のキャストが流れるクレジットを見た時点で、なんて映像の使い方がうまくてシャレてるんだろうと、一気にわくわく感が♪

最近の映画にはない、予測のつかない展開に終始興奮がやまなかったです。

サムが会社の陰謀を知ってしまったあとの、あの失望感・やるせなさが、何とも観ていてツラかった‥

個人的にツボだったのが、ガーディーの感情・表情がニコちゃんマークで表してるってトコも、この映画知った時素敵だと思いました*
特に、1回しか出なかったケド、ガーディーの泣き顔が何とも‥

フィクションだとは分かっているけれど、あながちあり得ないハナシでもないのかと、考えさせられました*

あのオチというか、あと5分しかないって状況での、主人公の行動には拍手!

久しぶりに秀逸な作品を観れて、大!大満足な一時でした*
音楽もイィでっす♪♪
サントラ買おう(^人^)

『ウディ・アレン〜』は、正直退屈で途中寝ましたが、この『月に〜』のスピード感は心地良かった。

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コウ.o_o.

4.0久々にSFらしいSF映画

2010年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

月の裏側で、たったひとりの人間とコンピュータによる無機質な共同生活。
3年契約の期限が切れて地球に帰る日が近いある日、共同生活の歯車が狂いだす。まず、いつまでたっても地球との回線が回復しない。思い出されるのが「2001年宇宙の旅」だ。まず、コンピュータを怪しむのはHAL9000の叛乱を知る人だ。
予告篇を見た人ならば、本作の主題が××だということはおおよそ予想がつく。
だが、前半はそんなことをおくびにも出さず、それでいて何か怪しげな空気を漂わせ、月面での作業を淡々と進める描写が巧い。そして後半、新たな登場人物を迎えると、××であることを受け入れられない男、そして××である運命に抗う男の物語へと、俄然、話は急転、加速する。
そしてラストは、時間単位から分単位へ、そして秒刻みの興奮へと駆り立てる。間一髪のところで後任のためにある工作を行う粋な演出には脱帽するばかりだ。映画の醍醐味を感じる。
久しぶりにSFらしいSF映画を観た。音楽の使い方も巧い。オープニングのクレジットも凝っていて面白い。

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マスター@だんだん