やさしい嘘と贈り物のレビュー・感想・評価
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もう一度 恋をしよう
スーパーの店長が息子とは最初は気付かなかったです・・
好きな異性のタイプはDNAに記録され、記憶喪失しても
同じ人を好きになるのかな?
夫が「二度と離れないでくれ」と言って、「離れて行くのはあなたの方だ」と言う、
妻の顔が切ないね。
最後は号泣でした、、
感動した、!
なんの予備知識なしでみたからオチが途中から想像してたものと違ってええってなり、涙の嵐でした。
騙された、
ところどころ「なんか変だな、、」と思うところがありしかしそれがしっかりラストにつながるアクションでよくできてるなあと思いました。
愛の深さを感じる映画。
メアリーの献身的な愛を感じます
映画のところどころに伏線が張ってありそれを思い返すと面白い。
例えば、ロバートが「わたしの過去は無駄だったのかもしれない」と言うセリフに対してメアリーが「そんなことないわ、過去も未来なんてどうなるかなんて分からない」と言ったシーンはその時はふうんって感じで聞いてけど、振り返るとそのセリフには深い意味があって、メアリーはロバートを元気づけようとしていったのではなく自分自信に希望はあると言い聞かせていったのでは、、と考えた。
ほんとにうまくできてる作品だなあと思います。
夫婦の深い愛
認知症高齢者の介護の背景には苦労や戸惑いがある。物語の中ではそれを感じさせないかのように、一生懸命に前向きに夫に向き合う妻。何て献身的で、偉大な愛なんだと感じた。それ以上に、認知症を患って妻のことさえも忘れたはずなのに、また同じ女性に新たな気持ちで恋をする所が何とも言えなく感動する。
どんな映画なのか一切の予備知識もないままに観ることをお勧めします
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
かなりネタバレしていますので注意してください。
どんな内容か全く知らず、どんな題名かすら忘れたまま映画を見始めた。このいい加減さが今回はいい方向に出て、物語の設定も展開もわからないまま観ることが出来た。
この映画の描きたい主題と出演者の演技はかなり良かった。自分で自分にクリスマスプレゼントを贈る老人と、ちょっと強引な出会いでときめいて幸せそうになっていく二人。最初は孤独に生きて人生に絶望している老人と病気で先がない老婦人との、悲しい恋愛を通しての人生の締めくくりや社会の影にいる孤独な老人たちの話なのかと思っていたが、実は全然違っていた。前振りはあったので違和感は感じていた。高齢なのにもかかわらずいまだにしがない仕事をせざる得ない孤独な老人なのにその割に立派な家も車も持っているし、共同経営者という話がちらっと出てくるし、仕事をしているというのに堂々と絵を描いているし、何か変なのだ。そのような疑問は物語が進むにつれていずれ解消することになるのだが、これらが脚本のいい加減さから来ているのかどうかがまだこの時点ではわからなかった。でもここではいい意味でうまく後半につなげていてくれた。
しかし嘘をつくのならば家族だけでなくて従業員や周囲の人まで含めて徹底しなければすぐにばれてしまうはずなので、これだけでこの話が成立するのか疑問。家の中に家族の写真を堂々と飾ったままにしておいたりとか家族の痕跡がそのままなのに、最後になるまでそれらに気が付かないとか、こんな状態で一人で日常生活をおくることが出来るのか、あるいはそもそも孤独を感じさせるくらいの生活を一人でさせるべきなのかとか、いくつもおかしな部分はある。そのあたりが引っかかって物語には素直に納得は出来なかった。だけど二人の心の動きに焦点を当てて、そして彼の家族の優しさを描きたかったという主題を味わえば、十分面白いです。
「出会ったときから愛してる」
アメリカの老人の年甲斐もない恋の物語かと思っていた。
少なくともハッピーなコメディかとも。
純愛。
もう50歳が目の前にきた自分にとって
この映画は色んな意味で心に残った。
こういう発想ってアメリカだよなぁ、
日本の老夫婦には難しい感じです。
幸せになれると言うより、妻の献身的な
愛に思わず、もらい涙。
こんな人生の終わり方。
うらやましい。
やさしい嘘と過酷な現実。
名画座にて。
オスカー俳優二人を配してかなり贅沢な仕上がりになるかと
思いきや、とてもささやかでファンタジックな作品だった。
とはいえ、扱うテーマが認知症と家族…という重さのため、
後半へ進むほど切ない展開となっていき、現実は結構辛い。
着想は素晴らしいのだが、ここまで巧くいくものだろうか…
なんて下世話な感情が芽生えてしまう自分にやや嫌気がさすx
自省を促し、家族の大切さを噛みしめるためのファンタジー。
(M・ランド―とE・バースティンの、老いたる愛らしさに乾杯!)
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