新しい人生のはじめかたのレビュー・感想・評価
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『エレイン!』は何だった?ホフマンさん恥ずかしくないですか?
この映画が2008年だから、ホフマンさんのお年は71歳。大日本帝國だと命はあと4年しかない。オリンピック1回分だよ。ピンと来ないね。
人生が真冬に近づいても血気盛んでいられるのだろうか?
個人情報なんか完全に無視した肉欲丸だしの一期一会。
一期一会って、もっと美しくも儚いものだと思うが。
一期一会が新しい人生の始まりなんて考え方って洒落ていないなぁ。
『エレイン!』は何だったんですか
?60年以上経って似たような事をまだやってる。僕は良いけど、
ホフマンさんは、恥ずかしくないですか?
二人の演技力あってこそ
しばらくあっていない男が娘の結婚式のためにロンドンに行く、家族にも...
普段の悩みをストレスなく見られます
誰にでもある普段の生活の、悲しいことの重なりに、人間らしく悲しんでる様をきれいに描いています。普通の不安や普通の悲しみの中でみんな生きていて、それは乗り越えられるもの。であるけど、乗り越えるのは大変だし、勇気も必要。
傷つくことを恐れるのは仕方ないことだけど、前に進むことで得られる人生があるんだ。っていう前向きな内容です。
アグレッシブでもなく押し付けもないので、気力もなく暇なときに見るのにおススメです。
夢よもう一度
訊かれない話を語りますが・・・、
TSUTAYAの彼女に声をかけようかどうか逡巡してる僕。一緒にタンゴの教室に行ってみないか?って。
映画は新しい人生の先生ですから。
で、映画のレビュー。
「徹夜は学生のとき以来よ」と言うケイト。
朝まで散歩した彼女が、徹夜明けの疲れよりも少しまさったウキウキ感で、小走りに噴水のむこうに消えていくシーン。良かったなぁ。枯れていくオールドミスが、まさに水を得た演出。
地味で抑えた物語を、絶妙なカメラが決して飽きさせずにエスコートしてるんです。
何でかんでもけたたましく語り続ける若者の「ビフォー」シリーズとは異なり、お互いの人生の年輪が、穏やかに言葉少なに、秋の日差しのなかで流れます。
でもそこにはタイムリミットも加味されていて、二人に焦りの気分は隠せない。仕事とか家族とかね。
長い人生は、しがらみの年輪をも刻んでいくもんですよ。
踏み出すか、やめておくか!!
同年代の、僕自身の、今現在の恋心に、夢と現実の狭間での迷いと ドキドキを与えてくれた映画です。
ああ、時間と お金と ほんの少しの勇気がほしいっ。
そもそも映画の男たちってさ、みんな自由業か自営業だよね、貯金もあるし、時間もあるし~
でなくちゃお話が始まらないもの。
さて、TSUTAYAにDVD返しに行ってくるとするか。
(バツ1、過労サラリーマンきりん君の ぼやきでしたww)
あきらめない
エマ・トンプソンって凄い女優だ
キャスティングで決まった
よく分かりませんが、イギリス人がアメリカに行ったり、アメリカ人がイギリスに行ったりする映画が好きなようで、正しく私の好みの設定の作品です。
最近だと『はじまりのうた』やら『アバウトタイム』やら『宇宙人ポール』やら、同じ言語を話すのに文化が異なる人達の交流が好きなんでしょうか?
共通点はありながらも過ごしてきた時間が結構違いそうな2人が惹かれあっていく様が描かれています。
そんなことはさておき、ストーリーはとっても普通で意外な展開がほぼありませんが、主演の2人がとても良いです。
あとは、ダスティン・ホフマンの娘役で出てくるリアーヌ・パルバンがかわいい。
どうしても映画館に行ってまで観たかったと思うような大作ではありませんが、とても楽しめました。
こうゆう大人のドラマがもう少し公開されて欲しい
いや〜良かった。長い間ダスティン・ホフマンを見ているけれど、彼のキャリアの中でもかなり上位に来る演技・作品なんじゃないかな。
特に目新しい内容では無いんですが、ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソン。この2人による豊潤な恋愛ドラマ。
娘の結婚式の為に、ニューヨークからロンドンにダスティン・ホフマンがやって来る。そしてエマ・トンプソンと知り合う。
これだけ…。これだけなんですよね。単なる“ボーイ・ミーツ・ガール”ストーリー。
ダスティン・ホフマンにとってみたら特別な演技プランはして無いんじゃないの?…って程の自然体の演技に見えた。それだけ演技に対して引き出しが多いんでしょうねぇ。
特に結婚式での場面は…いや〜泣かされました。
彼のキャリアの中でも名場面の内に入るんじゃないでしょうか。
その後のエマ・トンプソンとのダンスに、噴水の前での2人のやり取りも心憎い。
この場面でダスティン・ホフマンがニコッと口を真一文字にして笑うのですが。この笑い方って『卒業』の“あの時・あの場面”での笑い方と全く変わっていないんですよね。まるで「僕に付いておいでよ…」と言わんばかりに笑っていたあの頃と…。
そして月日は流れ、この映画のラストでは。「現実に戻りましょう。」と言うエマ・トンプソンに対して。「心配しないで…」…と、付け加えているかの様な、心の余裕を見ていて感じる。
またこの時の「本当は別れたくない…」と感じさせるエマ・トンプソンの演技も良かった!
2人が並ぶと遥かにエマ・トンプソンの方が大きいのですが、それを意識した最後がまた最高に泣かせてくれる。
大人の恋愛ドラマとして必見ですね。
(2010年2月10日TOHOシネマズ・シャンテシネ2)
主演二人を楽しむ作品だが、ちょっと地味
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
物語自体は単純でそれほどのものではないが、主演二人の演技で魅せる作品。エマ・トンプソンのようなある程度年齢を重ねた独身女性ならば、結婚なんて諦めた方が人生ふっきれて楽になれたりするものだろう。ちょっとときめきは経験出来ても、今更恋愛と言われても怖かったり傷つくのが嫌で踏み出せないのはわかる。自分に問題があって家族とうまくいかなかったダスティン・ホフマンの、仕事も失って何も残らない寂しさもわかる。だが話としてはちょっと地味かな。
人をシアワセにしようとすることで強くなれる。
ベテラン俳優の演技が素晴らしい
少し切なくなるなぁ〜
最初のほうでハーヴェイとケイトのそれぞれの“孤独感”とても伝わってきました。
ハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)の別れた原因など 私が観ていても、なんとなくわかる位 {空気読めない男!}たまにイライラしてました(笑)
その位、ダスティン・ホフマンこの役 うまいなぁ〜なんて思いました。
ケイトに声かけて1日中一緒に着いてまわるなんて、絶対にありえないし… 好意を抱いたり… 失業したのにマタ声がかかり断る……ちょっと無理やりな話に私は 納得いかなくてね⤵⤵あと…2人でいる時の見た目の不自然さが少し残念でした。
でもケイトが言ってた言葉、『恋愛はあきらめて生きるほうが楽なの』… その言葉 私 と同じ気持ちで イロイロ考えてしまった。
ほんわかした話でしたね。
人生の船出に乾杯を
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