劇場公開日 2010年9月11日

悪人のレビュー・感想・評価

全165件中、101~120件目を表示

2.5悪人て

2015年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

誰でも「悪人」になりうる、ということだろうか。
「世間では悪人なんですよね」という一言に全てが凝縮されている気がする。ただ、本当は真の「悪人」でなくても、悪いことをやったら、罪を償うべきで、たとえそこに愛があっても逃げまどうべきではないと思う。
作品の(おそらく)言いたかったことには共感できなかった。

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ちびちょ

4.0ずっしり重いけどわかりやすい

2015年2月7日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

なんかだか後からずっしり余韻に浸る映画でした。
妻夫木聡、深津絵里、満島ひかりそれぞれのイメージを覆すような役柄で素晴らしかったです。
愛とは何か、悪とは何か、、
考えさせられました。
人間は誰もが悪人なのかもしれませんね。

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前菜

3.0悪人

2014年11月27日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

難しい

罪を犯したから悪人、そうでないから善人。
というわけではなく、誰だってそういう面を持ち合わせているのだなと考えさせられました。
一回だけじゃなくて2回以上見たらもっと感じ方も変わるのかなと思いました。

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Yuri

4.5全てはラストの言葉に。

2014年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

昔、九州に住んでいて、佐賀にいた元彼を思い出しました。見覚えのある景色ばっかり!!!そこに興奮してしまいました。
そんなことはいいとして、
私は悪人である妻夫木くんがやはりいい人にしか思えないのです。
だけど、そうなんですよね。彼は悪人なんです…。ラストの言葉で原作者が伝えたかったことが伝わりました。
大好きな女優さんなのに本当に満島さんは憎たらしいな、と思ってしまいました。彼女の演技力は凄いです。

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タテスジコ

3.0誰が

2014年10月12日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

悪人なのか。何事も不器用な彼がラスト、彼女にとった態度。唯一上手く出来た行動だと思う。深過ぎるけど。印象的なシーンは樹木希林扮するおばあちゃんがバスから降りる時の運転手さんの台詞。も〜号泣。原作本もイイです。

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がい

3.0主演が美男過ぎ

2014年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

日本にあまたある地方都市が持つある共通した閉塞感。直視する事を避けてきたのかああいう風に見せつけられると息がつまる。自分もそこで生活する若者の気分になってつらくなる。その「若者」である登場人物達の行動や発言にまたつらくなる。つまらないからではなく(気持ちが)つらいから見るのを断念か!と何度も思ったが、そうならなかったのはやはり監督のおかげだろう。最後の主人公の取った行動とそれをしながら叫んだセリフには一瞬耳を疑ったが次第に彼のあまりにも悲しい心のうちがなんとなくわかったような気がして思わず泣くところだった

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自由の座

4.0祐一に対する悲しみ

2014年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

賞を獲ったりして評価されているのは深津絵里だけど、私は妻夫木聡演じる祐一が素晴らしいと思った。
こんなのおかしい、という登場人物それぞれの歪んだ部分を、祐一は全部一人で引き受けることを選ぶ。その姿をとても悲しく感じながら物語が終わっていった。
ふかっちゃん、ほとんどお化粧してないんだけど、とっても美しい。

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nanana828

5.0悪人。

2013年12月15日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

怖い

人間誰しも悪人になりえる。
秀逸なタイトルですよね。作品にこめられたテーマがとてもわかりやすくある意味ハッキリ表現されていて、それだけに心に深く突き刺さる。

樹木希林は素晴らしい女優ですね。
樹木希林だけでなく、俳優陣みな素晴らしい演技でした。妻夫木聡の新たな一面をみれた気がします。

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粋

4.0【戦慄の超個人時代】

2012年8月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

登場人物は「全員悪人」だ。

社会意識と社会経験の欠落した自意識過剰な「(ブログ時代の)個人」達が、社会倫理や道徳、家族・地域の繋がり等を一切顧みず 各々が「超個人主義」を貫いてゆく。
勿論彼等は一人として悪びれてなどいない。 社会の有益等 微塵も意識すらしないのだ。 社会的尺度ではなく 個人的尺度でのみ正悪概念を量る。 だから彼等は「社会にとって悪人」なのだ。

だが映画は社会的観点ではなく あくまで個人的視点を貫く。 だから観る側にとっては「彼等は悪人には見えない」のだ…。 そう、この瞬間 -観客が『一人も悪人はいない』と感じるこの瞬間- こそが作品最主題だ。
「悪人はいない」とゆう結論に辿り着くとゆう事は 即ちその観客こそ『社会性を顧みない 超個人』であり、同時に「真の悪人なのでは?」と映画は問い掛けるのだ。
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社会と結び付かず、自己を客観的俯瞰も出来ぬ 自意識過剰な「超個人の時代」への怜悧な批判と、 安易なヒューマニズムを決して許さぬ厳然たる訴えに ただ〃戦慄した。
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《劇場観賞》

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ほう

3.5増尾は悪人?

2012年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

話題作だけあって、興味深い話だった。
でもねぇ、祐一は殺人を犯したけど悪人じゃない、って描き方はどうだろう?逆に増尾は完全に悪人扱いだったよね。
そりゃ人間、良い所もあるし悪い所もある。増尾だって、この物語以外の部分ではけっこういい奴だったんじゃないか。

しかし祐一。結局彼はたったあれだけの事で逆上して人を殺してるわけでもうそれは仕方の無い事実。
人間が人間を善か悪かは決められない。だから法律というものがあるので、その視点からしたら祐一はやっぱり悪人。

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ジョン

3.5やっぱり愛が勝つ???

2011年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

 昨年度日本映画のNo.1の映画を遅ればせながら観た。妻夫木聡がいつになく暗い感じの演技で驚いた。誰が悪人なのかを問うている映画だと思うが、重苦しいシーンが続いて観ていて疲れた。だが、救いはあるにはある。ばあちゃんの強さ、父さんの気持ち、そしてもちろん光代の愛。自分勝手かもしれないけどね。そういうのがなかったらもう終わりだよ。耐えられましぇん。でも、最後の祐一の行動は理解できなかった。愛を独占したかった? 自分のことを忘れてほしかった? 自暴自棄??? わからない。

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瑞

4.5大切な人

2011年11月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

確かに今の若者には大切な人が居なさすぎる。大切な人を守る責任と大切な人を失った人たちの辛さを感じてほしい。

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kirisyu30

4.5誰もハッピーになれない

2011年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

今更ながら観ました。
登場人物の誰もハッピーで終わらない悲しい映画です。
原作を読んでいないので何とも言えないのですがストーリーは単純。
ただただ俳優さんの演技とカメラワーク、音楽で素晴らしい作品になっています。

自分も若い頃は地方で生まれ育ち、土木関係の仕事をしていましたので
主人公に感情移入してしまいました。祖母の家もあんな感じで、、、、
若者はクルマとバイクしか楽しみのないような地方の閉塞感がものすごく出ています。なので都会で生まれ育った方が観てもピンと来ない部分もたくさんあるかと思います。

カメラ
車内からのカメラの使い方がいい。真っ暗の山間部を夜間クルマで抜ける際のライトに写し出される路面、木々の寂しさと深さが一層切なさを出している。
灯台でのクレーンの動き方も好感が持てました。

俳優
妻夫木さんと深津さんがこんなに悲しい役がはまるとは。
特に深津さんの悲しい三十路の薄幸役が見事でした。
伸びきった汚い金髪の妻夫木さんは、自分がムカシ仲のよかったヒロシにそっくりでびっくり。(どうでもいい)

ちょうど主人公の年齢の頃、
同じように地方で薄幸そうな女の人を食い散らかした自分へグサリと刺さりまくり。(もちろん人はあやめていません)
ほんとうにごめんなさい。

というわけで感情移入度が高くなってしまったので高得点で。

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yadnoh

3.0気分悪い

2011年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

ストーリー的には単純で、殺人を犯した男を好きになってしまい、その二人のまわりでおこる人間模様を描いた作品だと思うけど、
殺されることになる女のわがままぶりと、
その女をおきざりにする男のバカさ加減が
観ていて気分悪くなった。

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mamezo

1.0退屈。

2011年8月28日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作は未見。本も映画もそこそこ評価は高いようだが、俺には苦痛の139分。勿論1点未満で早送り決定。

だが、殺した理由はなんとなく理解出来る。勿論殺しはいけないが、殺さなければ妻武器はレイプ犯扱いになって刑務所いきって所か。あの風貌じゃな……。

つまり、この殺されたバカ女が原因!!いや出会い系が原因か。
群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ???おおいにノンノンノン。ただの出会い系殺人です。ハイリスクハイリターンだな。どこの馬の骨か知らないのに、ルックスよければ、ノコノコついていくバカどもへの警鐘か。

まぁ申し訳ないが、九州の方言が更につまらなさを加速させた。なんか聞いててメンドクセー。

追伸:全然関係ないが、あの市橋容疑者もこのように逃亡しつつ、ハメハメしていたのかな……。
人を殺しておいて、いいおもいしてんじゃね激怒

あと、映倫区分もPG12も間違っている。R-15だろこれ

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J・スパルタン

5.0これ、すごいね

2011年7月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

この映画を観ると日本ってホント貧しい国なんだなと思いますよ。そこんとこがうまく描けてるな、と…正直すごいよ!リアルすぎ…だって俺も紙一重だし

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☆ニック☆

3.5悪人というよりは弱人、悲人という、、

2011年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

不器用で、純粋すぎて、偏狭であるがゆえに、殺人という罪を犯してしまう主人公。『悪人』というタイトルを冠しているものの、観るうちに、誰が悪人なのか分からなくなる。罪という題材を俯瞰的に奥深く表現している。

ラストに近いところで、主人公(祐一)が再び殺人を犯すがごとき行為に及ぶのだが、その真意は定かではなく、観るものへの謎解き的な問いかけとなっている。この際の深津の鬼気迫る演技は素晴らしい。

登場人物それぞれに深いドラマ性が内臓されていて、作品として非常にバランスのとれた良い作品である。唯一問題があるとすれば、光代(深津)が、なぜこれほどに、主人公のような男性に深くのめり込んでいったのか、という視点の描き方が足りないように思われた。

深津のこれほどまでに激しい濡れ場というのは初めて観た気がする。しかし、彼女は演技力で勝負する女優。今回も申し分ない演技をしている。濡れ場があってもなくても彼女への評価は変わらないだろう。

ラストシーンで、海を眺める、祐一(妻夫木)の表情がアップになるのだが、その時の、純粋さと、偏狭な狂気とがないまぜになった、いかにもそれらしいみごとな表情を演技する妻夫木の意外なほどの熱演が印象的な作品である。

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k.mori

4.0良い映画

2011年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

良い映画だった。

さすがに各賞受賞しただけの事はあるね。

いろいろ考えさせられる映画ですが
反面、実にストレートに描いているとも言える。
そのバランスが素晴らしく、見入ってしまった。

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pie造

4.0烏賊うまそう~

2011年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

深津絵里ばかりが脚光を浴びているようですが、

深津絵里より、妻夫木聡、

妻夫木聡より、樹木希林がすばらしい演技でした。

あんな状況になってしまったら、
相手を殺すしてもしかたないと
思うほど、満島ひかりも憎らしく、
逆恨みで殺されてしまえ、と思うほど
いやな金持ちの岡田将生もなかなかです。
柄本明が手を下せ、手と下せと思ってしまいます。

全体的に暗い感じですが、それぞれの思い思いの終わり方が
あって、おじさん的には、最後は納得です。

告白時の烏賊、すごい新鮮そう

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赤いおじさん

5.0切ないです。

2011年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

今日のおはシアは~

“悪人”をご紹介しました。

本当の悪人は一体誰なのか?

人を殺めてしまったのは、妻夫木さん演じる祐一ですが

そうさせてしまった原因は被害者にはないの?

殺人現場、その場所に放置した男は、まったく罪がないってこと?

人生の歯車がくるい始めると止まらない恐ろしさ。

暗い。重い。映画・・・です。

出演者の演技は素晴らしいですよ。

第34回モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した

深津絵里さんが注目されていますが

私は妻夫木聡さんの演技に目をみはりました。

いきいきとした生活とは、程遠い毎日を送る

うつろな目をした青年。

そして最後のシーンに見せる、ギラつくような眼。

圧倒されました。

脇役もイイ。犯人の祖母は樹木希林さん。

そして被害者の父は柄本明さん、どちらもスゴイ!

柄本さんの役は、原作者は弱い人間として

監督は強い父親を描きたかったそうで

2人で話し合い、監督の求める父親が

映像化されています。

この映画、原作者が脚本も手がけているんですよね。

スパナをふりかざすシーン。胸に来ます。

作者も監督も、父親が娘を置き去りした大学生を見ながら

その大学生の友人に語りかける言葉を

映画の根底に流れるテーマにして

観客にアプローチしたんだろうけど

私はそのシーン、それほどグッとはこなかったなぁ。

それより、被害者が祐一に向かって言った一言。

「あんたのことなんて誰も信じない。」

この言葉さえなかったら。

悲しい事件そのものが、起きることがなかったのに・・・

そればかり考えてしまいした。

クライマックスのシーン、どうして祐一がああいった行動をとったのか

誰の口からも語られることなく映画が終わるので

「世の中ってさ、こうなのよね。」と虚しさ、悲しさに

押しつぶされそうになりながら、映画館を出た私。

苦手なジャンルで星の数が難しい・・・。

役者さんの演技力だけで評価するなら

5つなんだと思います。

PS : バスの運転手さん(モロ師岡さんが演じています。)が

    心をホッとさせてくれますよ。

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mammie
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