劇場公開日 2010年6月5日

「仰々しくて良い」告白(2010) ロシアンモブさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0仰々しくて良い

2010年6月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

予告編からしてとても仰々しい感じがしていて好きだったが、やはり面白かった。韓国の鬼才パク・チャヌクを思わせるような毒のある映像に、レディオヘッドの音楽が効いている。説明しないオチも良い。

ロシアンモブ
shizuさんのコメント
2010年6月5日

今日で告白を見るのは2回目です。

一度目の完成披露の時は見終わったあと、松さん怖かったー!そして原作に忠実にできていてうれしかったです。
ただ活字が映像になるとこんなにエグクなるのかとかなりの衝撃でした。

2回目の今日は、もう次にどうなるのか、最後はどう終わるのか、わかっているはずなのに、1回目より冷静に見れたので、なお細かな描写までみれてよっぽど1回目よりゾクゾクしました。

最初の30分ぐらいの森口先生のシーンで、中学生の日常の映像がこんな中学あるかな?と目にうるさいように感じましたが、そこはエンターテイメントとしてわざとそう見せているのかと思います。これがリアルな普通の中学の雰囲気だったら、なお恐ろしい映画になっていたことでしょう!

原作もよく、キャストの3人も好きなので、公開が楽しみだったんですが、
中学生37人の出演者の名前を見ると知らない子ばかりで、大丈夫かな?子役で台無しにならないかな?と心配していましたが、みんなが主役のようにそれぞれ存在感あって、堂々と影の主役は中学生だと言えるでしょう!

犯人Bの母役の木村さんもこんなお母さんいるよな!何でこんな悲劇に巻き込まれちゃったのか、、、考えさせられました。

この暗く悲惨な話の中、これもまた復讐に巻き込まれてしまう空気の読めない熱血新任教師役の岡田さんがアクセントとしてとても好演されていました。

全体的に音楽といい映像といい、CGも使われていてとてもセンスのいいカッコイイ映像でした。まさか、AKBの歌が使われていると思いませんでした。

流血や爆破もあり、これが3Dでなくてよかったです(笑)

shizu