時をかける少女のレビュー・感想・評価
全32件中、21~32件目を表示
正統派続編だった…
自分の青春映画として大林監督の「時をかける少女」は特別なモノでした。
だからあらすじとキャストでこの「時かけ」は何故か観るのを避けてました。
和子が原田知世じゃなくて安田成美?
娘のあかり?仲里依紗?
俺の思い出グサグサにするのか!…って先入観で観てなかった。
でもいつか観なきゃ観ないで判断するのも…と思い、決心して観てみました(苦笑)
うわぁ…これ「時かけ」好きが作ったオマージュだ!
和子が安田成美で正解だったかも…今でも原田知世にお母さん感はないし(凄い事に昔のまんま)、今の時代を生きる娘のあかりも仲里依紗の愛おしく、切なくなる感情の出し方が和子の娘って事を感じさせる。
徹底した70年代セットもスゴい、こだわったなぁ〜
昭和を生きた和子の「時かけ」
平成を生きるあかりの「時かけ」
ピュアで切ない思いは変わらない…
ちゃんと受け継いでましたね(;_;)
細田守監督のアニメ「時かけ」は別の時間軸ですけど、この「時かけ」は正統派続編でした。
良かった…ただ いきものがかり のエンディング曲はちょっと合わなかったかな?
よく練られた物語
見始め印象は非常に平凡.だけどとてもよく考えられた物語になっています.物語5.キャスティング、演出、カメラに特に見るべきものはないのですが、とても丁寧なので4.残念なのが音楽で、原田知世と同じテーマ以外、何も印象に残っていないので3.仲里依紗は持ち味を良く出した熱演.70年代の時代考証は上出来です.まだみんな生きているから^^;.
時間の経過と共に引き込まれるうまい誘導は、映画作りの妙味を良く知っている人が作ったからでしょう.『時をかける少女』はこれまで何度も映像化されてきましたが、駄作はひとつもありません.これは原作の質の高さに対する敬意と憧憬の表れではないでしょうか.筒井さんの原作あってのこの映画ですが、過去の映像作品の中で最高の物語だと思います.
こたつの素足にドキドキする映画。
――twitterレビューよりコピペ(twitterID=skydog_gang)
『時をかける少女』(実写版)鑑賞。よかった!仲里依紗主演と聞いた時は「アニメ版大ヒットしましたし主演の里依紗ちゃんで実写映画も撮っちゃいましょうかぁ?」的な安易な企画モノになるのではと危惧していたけど、心配は杞憂に終わり「映画」に対してとても真摯な映画だった。素敵だ!
ところで実写版『時かけ』で、どうしても気になったことがある。それは仲里依紗の脚と足だ。あれはいかん。劇中ヒロインの性格上無防備に曝け出されるそれに、観客の全男子が中尾明慶と一緒に「んああああ!!」ってなるように意図的に演出されているとしか思えない。
『時かけ』実写版は、所々構成に歪な印象を受けるものの、心を込めて作られたのがわかる良作だった。一つだけ惜しいなと思ったのは、女子が男子に恋をする描写がほとんど見受けられなかったこと。男子から女子への恋は決定的な理由がある、「可愛いから」だ。
思うにあれは男の幻想だな。無自覚に誘惑してくる可愛い子に恋して、その想いが返ってくるなんて。そういう子に恋しても、現実ではほぼ100%「え、私そんなつもりじゃなかったのに…」というしょうもないオチが待っている。てか何なのあれ。何なの女子。まじで。
素直に良かったよ。
原田知世版・大林監督の「時かけ」に思い入れの強い分
観に行く前は不安と期待が半々・・・。
素直にとても良かったよ。
途中、中だるみな感じも少々ありましたが。
大林監督作品に対して、数々のオマージュがありました。
いやみなく、さらっと。
私の中にあるノスタルジックな部分を引き出してくれ、切ない涙を
流させてくれました。
ケン・ソゴルの名前が初登場でちょっとうれしい。。。
ただ、いきものがかりがもともと好きではないので、
ちょっぴりマイナスかぁ・・・
感動のあまり、2回観に行っちゃった^^;
感動のあまり、
すでに2回鑑賞してしまいました。
2回鑑賞した状態で
レビューを書くのは
『フラガール』以来2度目です。
◇ ◇
『時をかける少女』
原田知世版、南野陽子版、
安倍なつみ版、アニメ版。
この4パターンを観てきました。
直前のアニメ版が、あまりにも
素晴らしい出来で、今回予告編だけで
ウルッとしつつも、地雷の可能性を排除しきれませんでした。
しかし、結果は・・・。
主題歌を歌う“いきものがかり”好き(毎日聞いてる)なこともあり、
オープニングに流れる『時をかける少女』の曲を聴いただけで鳥肌。
あとは、もうなすがままでした(苦笑)
☆彡 ☆彡
アニメ版もよかった!
アニメ版にはないよさがあった!
谷口正晃さん、初監督なのにお見事です!!
2回目観たときに気づいたのですが、
オープニングで早々に前振りがありました。
これは、1回目のときは気づきませんでした。
1回目に序盤で感じたのは
大林宣彦版に対するオマージュ。
バス転落事故→
赤川次郎『午前0時の忘れ物』→大林宣彦監督作品『あした』
『あした』では船舶事故になっているのですが、
原作の『午前0時の忘れ物』はバス転落事故なんです。
ここで早々に大林版への意識を感じました。
◇ ◇
〈 記憶が消えても、心に残す 〉
2度とも泣いてしまったのは、
やはり終盤のクライマックス。
ネタバレになるので詳しくは触れませんが、
最後の最後では、ある映像を観て、スクリーンの中の
仲里依紗さんと、一緒にポロポロと大粒の涙を流してしまいました。
いやぁ、あれは・・・
泣かずには観られないでしょう。
実際、1回目行ったとき
映画館に鼻水啜る音が響きまくっていましたから。
2回目のときは、私含めてお客さんが9人しかいなくて
そもそも、響くはずもない状況でした(苦笑)
◇ ◇
それにしても、仲里依紗さん、
『純喫茶磯辺』でも書きましたが、演技上手いですねぇ。
アニメ版で声やって、
今回、実写版じゃないですか。
相当、プレッシャーがあったと思うんですけど、
アニメとは違うヒロインが、そこにいました。
谷口監督の話によると、
仲さん、現場であかりになりきっていて、
どう動くのか予想できない。だから、カメラマンのかたも
フレームから外さないように気が抜けなかったそうです。
仲さん曰く、予告編でも流れていた
「弓道で弓を落とすシーン。あれで掴んだと思った」
ただ、1点だけ残念だったのは、他の役者との絡み。
ズラを被っていた中尾くんとは、全く問題ないんです。
でも石橋杏奈さんが、イマイチ、弾ききれてなくて、
2人のシーンになると、明らかに中尾くんと2人のシーンより落ちるんです。
『きみの友だち』以降、どうも伸び悩んでいる気がして仕方がありません。
◇ ◇
それにしても、
この年代の役者が
アミューズは充実しています。
仲里依紗、吉高由里子、山本ひかる。
ちょっと、上にいくと、上野樹里に深津絵里。
男性も、三浦春馬、佐藤健、平岡祐太。
ちょっと、上に行くと、福山雅治に寺脇康文。
しかも、特定の色に偏っておらず、
個性が、バラバラなのが、更にスゴイ。
う~ん、しばらく時代を、謳歌しそうですね(笑顔)
☆彡 ☆彡
『時をかける少女』
原作の筒井康隆さん。
今年、こちらも原作の
『七瀬ふたたび』も6月に公開されます。
筒井康隆、中尾明慶、石橋杏奈、
キタキマユ、そして、芦名星。
こちらは全員ホリプロ。
今年創業50周年。
秋にはホリプロ役者陣、
総出演の映画も公開予定。
こちらも、勝負の年になりそうです
(派遣社員の管理はシッカリしましょうね)。
映画の素晴らしさに、
ありとあらゆることを
考えさせられてしまいました。
それだけのパワーを持った作品だということにしてください、ハイ(苦笑)
多いに泣かされた
自ブログより抜粋で。
--
お話自体は大林版『時をかける少女』(1983年、大林宣彦監督)の続編といった趣。
尾道を舞台にした大林版に対し、今作は明確に東京を舞台にしているので、純然たる続編というわけでもないのだが、いろんな場面に大林版の影響を感じる。
なんというか、純粋に出来を判断するなら、かなり荒い。とくに脚本が稚拙に感じた。
観ていればわかることをわざわざ「渡したい物があるって、なに?」とセリフで説明してしまう煮詰めの悪さにしても、医務室が閉まっているからといって女子高生を“お持ち帰り”する大学生や、在学生たちに卒業生の所在を訊ねるのに先生には訊ねない不自然さにしても、いちいち雑さが目に付く。
(中略)
ただ、むげに切り捨てられない魅力があるのは事実。
安田成美が演じる芳山和子の明るいキャラクターに大林版とのギャップを感じるのだが、それが違和感というより、大人になった彼女の成長に感じられたのは白眉。安田成美の好演の賜物だろう。
1974年の芳山和子を演じた石橋杏奈も、大林版の原田知世には似ていないのに、大和撫子としてのたたずまいはそれを彷彿とさせる。さらに一本筋の通った芯の強さも、後の安田成美に通ずる彼女のありようとして違和感がない。
序盤は空回りを感じた仲里依紗の熱演も、後半に向かうにつれ世界観に馴染んで、クライマックスはまさに独壇場。多いに泣かされました。
どの「時かけ」もステキ
80年代、アニメ・・・と「時をかける少女」を観ましたが
どれも切ないけれど観終えたら最後にほんわかします。
もちろん今回も。
昭和スキの私としては1970年代に私もタイムリープしたい!!って
すっごく思ったよ。キタキマユの昭和スタイルに憧れました。
全32件中、21~32件目を表示