完全なる報復のレビュー・感想・評価
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序盤に感じたトキメキ!!
「プリズナーズ」のような社会派サスペンスかと思って観たので、中盤からのコレジャナイ感が凄かったです。脚本が「リベリオン」のカート・ウィマーなので、現代を舞台にしてお金をかけないようにしたSFドラマだったという印象です。
出だし快調!ラストは……
完璧なる映画。
この映画を見たのはずいぶん前ですが、何回見ても面白いです。
正に名作。
劇中でクライド本人も言ってますが、そもそも復讐劇ではありません。
センスのない邦題はよくあるので無視しましょう。
正義とは何か。考えさせられる映画です。
もちろんやり方は間違っていますが、そこまでやらねば変えられない現実、クライドの固い意志です。主役の二人、どちらの目線で見るかで印象は変わると思います。
最近見た、シビルウォー キャプテンアメリカとテーマは似てますね。
オチの独房からのト○○ルも、んなアホな!
と思われた方が多いと思いますが、実際にあったと、後にニュースで知りました。
その事件を参考にしたかは分かりませんが…
ラストは、あの終わりが自分にはベスト⭕️
欲を言えば業火に包まれるシーンで子供(娘)のカットとセリフが欲しかった。
ニックがその後の司法を変えていくよう、頑張ってくれるのを願うところです。
クラウドの設定や殺し方に無理があるような気もするが、緊迫感があり...
クラウドの設定や殺し方に無理があるような気もするが、緊迫感があり面白かった!多少展開が読めるところもあったが、驚くシーンがあり、衝撃的。法制度については最初以外はあまり深く描かれてない気がした
善良なる市民とは
結末が残念
司法制度マジでくそやな。10年前に取引せんと、ちゃんと裁判で戦っとけばこんなことにならんかったかもね。怪物っていうより、兵器やな。牢獄の館長役の人、24のローガンやん。結末には納得はできなかった。そもそもあのどうしようもない二人が証拠を残さんと逃げれたのが疑問。あの検事が正しいとは思えないんよな。クライドが正しいとは思わんけど、ニックと犯人の握手する瞬間を見たら何が正義かわからんなるよな。
正義とは何か
悪はやっぱり悪なのか。あたりまえか。
ジェラルド・バトラー好きなので、ずっと気になっていたが、やっと観ることができた。
妻と子を変態強盗に殺された男の報復劇なのだが、冒頭に出てくるド変態の白い中性脂肪ブヨブヨの半デブ強盗野郎が後味悪かったー。うなされてしまった。そういった意味では彼が演じた変態強盗殺人犯という役柄は完璧だった。おそらく生涯そういうイメージがつきまとい、まともな役はまわってこまい。
この憎き犯人への報復は、始まって30〜40分あたりでいち早く完了してしまったので、目的が達成されてしまったけど、これからどうすんだろう?と思っていたが、主人公の報復計画とそのターゲットはそんなそんじょそこらの小さなものではなかったのだ…
中盤までは緊迫感もありなかなかよかったけれど(バトラーのぷくぷくしたお顔&体が若干気になったが)、オチからラストにかけてがなんだかなあ?という感じだった。まあ、主人公も復讐という名目で罪を犯してしまっているので、同じ穴のムジナなのかもしれないが。
ジェラルドによるスパルタ報復
カート・ウィマー脚本ってことで、アクション映画かと思いましたが別にそんな事はなかったです。
なかなか吹っ切れた残虐さでよかったです。
子どもを殺しておいて犯人を銃で撃ち殺すだけじゃ味気ないですもんね。
メインである検事にも最後まで一切手を出さないのも良いですね。
まあほんとに最後の最後まで手を出さないのはどうかと思いますが…
あのジワジワ寄ってくる感じ、ゾクッとしました。
ただなぜ実行するのに10年かかったのかの理由がなんかそうでもなかった気がします。
演出によってはめちゃくちゃ驚いたと思うんですが、なんかサラッとみせられたので、「ああ…」で終わりました。
「オールド・ボーイ」を思い出したんですが、あっちは相当驚きました。
うまくやればどんでん返しサスペンスの傑作になっていたと思うのですが、普通のクライム・サスペンスのような印象でした。
主役の検事自体に何も被害が及んでいない(家族はエライ目にあってる)のがちょっと、「あれ?」ってなりました。
くっちゃくちゃのジェイミー・フォックスもちょっと見たかったです。
知り合いに薦める分には十分な作品だと思います。
完全なる“間違った”報復
映画開始早々、悲劇は起こる。
平凡な男クライドの目の前で妻子が殺される。
二人の犯人は捕まるが、決定的な証拠が無い。
そんな時、犯人の一人が証拠を提供し、検事ニックはやむなく取引をする。
犯人の一人は死刑になるが、もう一人は減刑される。
クライドは納得出来ないが、司法の壁に阻まれる。
…10年後、減刑になった犯人が惨殺される。
手を下したのはクライド。逃げも隠れもせず捕まる。
だが、これは単なる始まりに過ぎなかった…!
納得しかねる取引、腐敗した制度、復讐…重たいテーマを扱いながらも、上質なエンターテイメント・サスペンスとしても楽しめる。
平凡な男と思っていたクライドの正体は、実は…!
クライドの犯人以外の復讐の相手とは…?
二転三転するストーリーでグイグイ引き込ませる。
納得出来ぬと分かっていても司法取引をしてしまったニック。
そんな彼の前に、被害者家族だったクライドが犯人として現れ、ニックに取引を促す。
葛藤するニックの姿に、法は絶対な正義なのか?盲点は無いのか?とメスを入れる。
「完全なる報復」というタイトルには違和感を感じる。
クライドの犯行を肯定しているような気がするからだ。
家族を殺されたクライドの悲しみは分かる。彼を強行に駆り立てた司法取引への怒りも分かる。
しかし、クライドが行った“完全なる報復”は、恐ろしい犯罪に過ぎない。
右京さんだったら声を荒げてこう言うだろう。
「あなたのした事は間違っています!」
生まれながらの戦略家
悪役にしては正当な考えを持っていて、やっていることや世間体は悪なんだが、その行動は善悪について深く考えさせられる。
作戦の為にわざと捕まって獄中行きなったりと警察の裏の裏までかいてくるクライド(ジェラルド・バトラー)は、正に生まれながらの戦術家。予測不可能な行動は最後まで見ていて飽きない。
劇中では何と言ってもジェラルド・バトラーが格好良い!
悪役も意外とはまってた^^
ナイフを喉元に何度も刺したり、台に体を固定しチェーンソーで足を切断したりと半ばスプラッター。
でも年齢制限かかってないから細部まではさすがに見せない;
まあそこを見せてしまったら違うジャンルの作品になるか…
一応、ジェイミー・フォックスが主役なんだろうけどジェラルド・バトラーの演じるクライドの印象が強くてカバー役に見える。
ラストは、本当に伝えたかった事はそれだったのか…と、しんみりと終わる。
これはこれで良い終わり方だな。
最後がちょっとあっけないが、おもしろかった!
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