東京島のレビュー・感想・評価
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セクシー木村さん
2010年公開。15年前。
桐野夏生は読んだことないデス。
ナツオだと思ったら、女性なんですね。
木村多江37歳ですか。
エルメスのスカーフがステキでした。
サヘル・ローズも出てた。
アナタハン事件は知っているけど、男同士が一人の女を奪い合って殺し合う場面はなし。
フィリピンのどさ回りグループの黄色いさくらんぼは懐かしかった。
ゴールデン・ハーフはエバちゃんが好きでした。
話はなんだかよくわからなかった。
窪塚洋介と染谷将太と柄本佑が出てた。染谷将太は聖☆おにいさんの元ネタかと思っちゃった。
もう少しテンポよくしてくれないとねぇ。
脚本書いた人。テレビドラマの「セクシー田中さん」の脚本で有名になった人じゃない?
いくらなんでも
実話を元にした映画「アナタハン」を観たので同じ題材を扱った本作も視聴しました。
「アナタハン」は小さな島で1人の女性をめぐって男31人が争い殺しあうという話です。
実話を元にしただけあってなかなか考えさせられる作品です。
…そしてこの映画は結論から言うとちょっと酷いです。
いくらなんでも漂流しすぎです。
「主人公の夫婦二人が無人島に漂流した。」ここまでは良いです。
「しかしそこには16人の若いフリーターがすでに漂流していた。」まあここもギリギリ許します。元になったアナタハンも漂流ではありませんでしたがそのぐらいの人数いました。
「さらに中国人が6人ぐらいすでに漂流していた。」ここから『ん?』ってなります。
漂流だよ?漂流?船が沈んで体一つで流れ付いたって設定になってるよね?
しかも登場人物たちはわりと食べ物に困っていません。こんな漂流しやすくて、食べ物に困らない場所で無人島なんて存在します?
そんな疑問がわいてくるところに
「実はその島にはすでに5人ほどフィリピン人女性が…『おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
なんにもないけどなんでもあるよ〜
甲羅を背負った窪塚洋介を観たいがために
2.3年に一度くらいのペースで観る。
桐野夏生を狂ったように
読んでいる時期があったけれど、
その中でも結構好きな作品。
原作よりえぐみは
少し薄まるんだろうな〜と思っていたら、
泥付きごぼうが好きで買ってきたのに
しっかり白くなるまでごりごりに
洗われてしまった感。甘かった。
それでもわたしは好きです。
無人島贔屓だから。漂流モノ、大好き。
モチーフのアナタハン島事件についても調べた。
流石にこれはなかったよなぁ〜っていう物を
家の中で探していて、まさかの見つけた時
絶対このセリフを口ずさんでしまう。
木村多江さんは本当に唯一無二。
窪塚洋介や染谷将太などおかしなキャラクターだと感じた。 脚本がひどいのかなと思ったのだがほとんど原作に忠実だった。
動画配信で映画「東京島」を見た。
劇場公開日:2010年8月28日
2010年製作/129分/G/日本
配給:ギャガ
木村多江
窪塚洋介
柄本佑
染谷将太
福士誠治
テイ龍進
趙珉和
サヘル・ローズ
古藤ロレナ
鶴見辰吾
原作は桐野夏生の「東京島」
木村多江と鶴見辰吾夫婦は船で世界旅行に出かけたが遭難。
島に流れ着いた。
23人のフリーターたちが台風に遭い、島に漂着。
さらに日本への密航途中で金銭トラブルに発展した
11人の中国人たちが島に置きざり。
結果的にたったひとりの女と35人の男たちが島で暮らすことになった。
夫が死んだあと、島で最年長(40代半ば)であったが
セックスを武器に女王的にふるまう木村多江。
さまざまな修羅場を想像するところだが、
そこにはなぜか一定の秩序が存在していた。
窪塚洋介や染谷将太などおかしなキャラクターだと感じた。
脚本がひどいのかなと思ったのだがほとんど原作に忠実だった。
主観だが、このまま映画化したのは無謀だった。
納得しがたいストーリーであり結末だったから。
満足度は5点満点で2点☆☆です。
一から作る社会
いろんな性格を持った人が無人島に人が集まったら、こうなるのか。力が強いもの独裁的な人がトップに立ち、それはやがて滅び、民主的になっていく。。。
外部からの侵入侵略が起きる。。。
社会の縮図を表現しているのだろう。
この映画を、お色気を目的に観てしまうと、全くの期待はずれであろう。
面白くは合ったけどテンポがイマイチで、睡眠不足の状態で観たので、途中ウトウトしてしまった。
人間社会の本質と現代社会の問題点の縮図
男23人と女ひとりの無人島生活。
良くも悪くも予想外の展開の連続でした。
映画自体は軽めな作りでしたが、実は人間社会の本質や現代社会の問題点の縮図のようでなかなか深みを感じるテーマでもありました。
アメリカドラマLOSTのようなものかと思ってたら、違ってた。 さら...
アメリカドラマLOSTのようなものかと思ってたら、違ってた。
さらっと時間が経過しているが、けっこうなスパンでの話だということにだんだん気づいていく。
逆ハーレムだけど、女王に君臨している時もあれば裏切り者扱いの時もあり。脱出に一番いい選択をしようとしている姿は女の強さを感じる。
島で文化を作り、宗教を必要としているのは、集団生活の原点なのだろう。そして、中国の歴史をみているように、新しい国を作ろうとしたら争いがおこり、国王によって国の統治具合が変わってくる。その繰り返しの一部を垣間見た気がする。
食糧の確保や生き残ることに焦点が当ててなかったのがよかった。
この話だと、そこはあまり重要でなくなってくる。それより、人間の文化的な生き方を描いているところが面白かった。
でも、なんだかんだ言って船が近づくと帰りたくなるもんやなぁ。
映画は微妙
原作のファンです。
正直、この映画化はつまらなかったです。
もっと、面白く映せたはずだと私は思いました。
期待損でした。
20151207もう一度見ました。
なんだか、前見たよりも面白く感じた。
ああ、ああそうだったwみたいな感じの楽しさです。
オラがオラがの「が」を捨てて
映画「東京島」(篠崎誠監督)から。
桐野夏生さんベストセラー小説を映画化ということで期待していたが、
男23人と女1人で無人島で過ごす設定に無理があって、
実はうまく入り込めなかった。
そんな中、大勢の仲間と過ごすコツみたいなフレーズが気になった。
作品の中で、何度か繰り返される、
「オラがオラがの『が』を捨てて、おかげおかげの『げ』で生きろ」
リズムがあって、面白かった。
勿論、初めて耳にした台詞ではない気がしたが、
この映画を思い出すにはこれだな、と思い切って選んでみた。
「が」は「我」であるとも言えるが、
「げ」は「下」「外」「解」「戯」「偈」・・
どんな字が当てはまるのだろうか、そんなことを考えながら観た。
物語後半「チキ」なる女の子が口ずさむ歌は、
「なんにもないけど、なんでもあるよ。
なんでもあるけど、なんにもないよ。何でも、何でも、何でも、何でも」
なるほどなぁ・・とメモをした。
最悪
無人島に行ってしまった時点で色々な価値が変わる。
一人だけの女性は生き残るために「女」って価値を
使う必要があった・・・・・
のなら、もっともっとドロドロの性描写がないと
すごく不自然です。
窪塚洋介さんの演技
棒読みみたいなセリフ回しがど〜も理解できません。
もっとドロドロした人間描写を描かなきゃいけないのに、南国リゾート観光風映画になっちゃった
韓国映画で「ビー・デビル」という映画があって、小島を舞台にドロドロした人間の愛憎劇が描かれていたが、日本でこの手の映画を作ると、何か物足りない。
もっとドロドロした人間関係やねちっこい性描写があってもイイはず。
全く描かれてない訳ではないのだが、何かソフトな感じ。
清子の夫が死んで次の夫を決めるシーンも、男たちを捨てて清子だけ一人中国人と逃げるシーンも、ユル〜イ雰囲気が漂う。
ラストの襲撃シーンは遂に人間関係が崩壊するが、もっともっとドス黒さが欲しかった。
薄幸な役のイメージが多い木村多江が強かな女を演じて面白い。
だけど、一番の儲け役は窪塚洋介。
あの自由奔放な役は存在感を放つ。
ま~食うもんにこまらなけりゃいいんじゃないの
なんともうしましょうか・・・・・
だらだらとこれといった面白いことも起こらず・・・・・
後半はもうぐたぐた・・・・・
挙句の果てに 黄色いさくらんぼ~
なんなんでしょうか???
最近見た中では
蟹工船(新)とおなじくらいがっかりしました
木村多江の艶っぽさが
最初〜途中まで とても見ていて楽しかったのだが・・・・後半、無理矢理話を作った感が出てて残念でした(→o←)服装も綺麗すぎたかな😓そ〜『チキ・チータ』が現れるところから⤵⤵
もう少し、サバイバルって所で恐怖感を与えてもよかったのかな?
木村多江の妙〜に艶っぽい色気さ、コミカルな部分、怖い一面が見れて凄く良かった!!!(私⇒女ですが👅)少しエッチなシーンもあって欲しかったな〜
窪塚洋介も昔と変わらない不思議キャラ演技だったな。私としては、木村多江ともうちょっと絡んで欲しかった。。。
私が一人この島にいたら・・・・と考えたら・・・どうなるか?やはりまわりは、男だらけだから 全員の子供が出来そうだな(;^_^A
破綻
桐野夏生のベストセラー小説を、現代を代表するバイプレイヤー、木村多江を主演に迎えて堂々の映像化。
原作が持つ、現代の日本が抱える空虚感、乱雑感、それでも残る未来への希望というメッセージを、忠実に表現しようとする努力は、十分に感じることが出来る。木村のコミカルな中に滲み出る女性としての強さ、ずる賢さ、そして弱さは観る者を作品に誘い込む説得力を持っている。
だが、この作品全編に漂う気だるさは木村の演技力を持ってしても拭えない。サバイバルという極限状態にあって、ここまで能天気に淡々と物語を進めていこうとする制作陣の姿勢は、「生き残る」という命題を必死の筆力で描ききろうとした原作の覚悟を完全に愚弄していると言っても良い。中国人と日本人の衝突の中にある爆発、痛みも陳腐な子供同士の喧嘩の如し。その先にあるユートピアを描きたいのならば、途中にある葛藤も本気で表現しなければ、観客もその美しさに胸を打たれない。
何故、ありがちな南国風味の音楽で男達を踊らせる。何故、真剣に女性の砂に塗れても生きていく執念を割愛する。原作と離れたところに映画はあってしかるべきだか、これを全国の映画館にかけて誰が喜ぶか。原作ファンか、映画ファンか。どちらでも、ない。
何が、この作品を映像化するうえで必要だったのかを真剣に考えたか。もっと、誠意ある作り手の挑戦が見たい。ただただ、悲しさだけが胸を打つばかりである。
無人島を舞台にしたロードムービー
木村多江という女優さんの、名脇役ぶりには以前から関心がありました。彼女が主役ということでこの作品も見てみたいと思いました。
映画全体の印象を一言でいうと、”無人島を舞台にしたロードムービー”でしょうか。いろいろなできごとが次々と起こり、登場人物の気持ちも行ったり来たりを繰り返しますが、それでストーリーがどこかに収束するわけでもなく、なんとなーく終わります。カタルシスがない、と言えばいいのでしょうか。私は、ロードムービー系は苦手です(^^;)。
作品のテーマは”女は強い”ということに尽きると思いますが、その意味では木村多江のような、ちょっと地味めの人をキャスティングしたのはよかったと思います。こういう人でもサバイバルになるとこんなに強くなるのか、というギャップが表現できるので。
窪塚洋介は、良くも悪くも窪塚洋介でした(^^;)。無人島なのに協調性がなくて、屈折していて、いつものようにイッちゃってるキャラ。落下事故以降はじめて彼の演技を見ましたが、まったく変わっていませんでした。
その他大勢の若者たちはフリーターで、仕事が嫌で逃亡してきたという設定。イマドキの若者らしく描こうとするとああいうふうにしかならないのかもしれませんが、とにかく計画性もなく忍耐力もなく移り気で、その瞬間が楽しけりゃいいじゃん的な奴らばかり。もはやイマドキの若者ではない私としては、見ていて結構イライラしますね。
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