見まちがう人たち
解説
南米チリの郊外都市バルディビアに建つショッピングモールを舞台に繰り広げられる群像劇。手術で盲目から回復したスキー選手、万引癖のある美しい人妻と、彼女に恋してしまう警備員、失業に備えて訓練中の従業員、豊胸手術に憧れる女性といった個性的な登場人物たちの人生が交錯していく様子を、ユーモアと皮肉を散りばめながら描く。チリで俳優や脚本家として活躍するクリスチャン・ヒメネスの長編初監督作品。第22回東京国際映画祭コンペティション部門出品。
2009年製作/107分/チリ・ポルトガル・フランス合作
原題または英題:Ilusiones Ópticas