GANTZのレビュー・感想・評価
全85件中、1~20件目を表示
かっこ悪いヤツがかっこつけると最高だな
原作は好きだ。原作に重いテーマなど存在しない。原作の魅力は作者に踊らされてみるか、と言う気にさせる点であって、俺にとってエログロは魅力の一部ですらない。
漫画と映画は違うのは十分に分かっているんで、一生懸命思い入れを排除することはしないんだがね。
邦画定番の失笑シーンは伝統芸なので、これは置いといて、結論から言うと
原作に心酔しているヤツも、原作知らないが、話題作なんでみてみようか、と言うヤツもそこそこ取り込める出来だと感じた。
二宮さんの玄野ははまり役。かっこいい<=ダメ野郎の按配が映画版GANTZの玄野のキャラとして、成功している。かっこつけてるのにかっこ悪いなんて最高じゃないか。映画版玄野はそれでいいと思う。
松山さんについては、本作の影の薄さは後編の伏線であろう。ただ加藤という役は原作のまま演じると難しそうなんだよな。尺が長くなりそうだし。
吉高さんの役は設定ミス。後半どんなに彼女がクローズアップされようとも
本作における気持ち悪い女の印象からは抜け出せない。
冒頭からしつこく、人それぞれ役割がどうのこうの、しょうもないところをアピールしてるが、言わなかったほうが良かったんじゃないのかとも思うが、客層を考えると言った方がかっこいいのか?それと今思うと伝統芸は案外映画版GANTZの世界にあってるような気もしてきたなあ。美術、撮影はファンをも満足させる出来だと思う。
本郷さんの西の断末魔(せりふじゃなくて、嗚咽のほう)は良かったけど
あっさり殺され感って日本映画じゃダメなのかい?
しかし後編予告が後編つまんなそうに見えるのはイカン
映画を観た後に原作を読むと……
緊張感、登場人物の掘り下げが足りない。GANTZの世界観の良さが削られてしまっている。
当時、原作未読のまま映画を観た時は、中学生くらいだったので単純に楽しめてたのだと思います。しかも嵐ファンでニノ目的で観たので満足でした。
原作読後、実写を観てみると……
あれ?こんなに内容薄かった??
玄野、加藤の魅力が半減してる。玄野の人間臭さと加藤の偽善者感が少なくて全然ダメでした……あとオリキャラの女の子いらなかったよね??大した活躍もせず怒りん坊星人ですぐ退場。なんなら、ホモとか出してもよかったよね。
良いなと思った所は、玄野とかタエちゃんとか、成長して大学行ったらこんな感じだろうな!って妙に納得した所です。
チュートリアルか?
ゲーム回数減らして登場人物の心情描写に当てても良かったのでは?
題材は面白いのに勿体無い。一作目だとこんなもん?あくまでGANTZの世界観説明にしかなっていないような…暇だったら続編も見てみる。
いつの時代も無様な本郷奏多の泣き声はいいっすねぇ
黒い玉に縛られた人々の物語。
先日、「いぬやしき」を見たら、無性に同じ作者の「GANTZ」が見たくなって、今回の再見です。
「GANTZ」は、原作が大好きで、コミックも全巻持ってて、何度か読み直してます。
映画公開当時、まだ小学生だった娘と一緒に観に行った良い思い出です。
主人公の年齢が上がったくらいで、ほぼ原作に沿っている本作品。
いや~、楽しませてもらいました。
死んだ人間が再生され、黒い玉のある部屋に集められる。ラジオ体操の歌と共に、星人退治の使命を受けて、別の場所に転送されていく。詳細は明かされませんが、単純に言えばこんな話です。
数々の星人との、手に汗握る戦闘アクションがたまりません。邦画もここまで来たかって感じの迫力シーンの数々です。
原作の「GANTZ」はエログロ満載、映画ではちょっとエロの部分が足りないかなって思いますが、夏菜さん演じる岸本の初登場シーンを見事に実写化してくれました。
目の前に全裸の女性が再現されていくのを夏菜さんが演じているのですが、あのお尻は本物の夏菜さんなのかな?正面にいるニノはどんな風に見えてたんだろう?十年以上たった今ならどんなだったかニノに聞いてみたいものです。(まぁ、絶対に無理なんですが)
とにかく、今見ても十分に楽しめる一本です。
カッコいい人や可愛い人がいるこの世界に感謝。
若い頃の豪華キャストを見られるだけでも有難い。
カトウ演じる松山ケンイチさん、長身で硬派でカッコいい。
全裸で登場の岸本 恵演じる夏菜さん、カトウを好きって氣持ちが伝わってくる。
ケイちゃん演じる二宮和也さんに告白する小島多恵演じる吉高由里子さんが可愛い。
クールな西丈演じる本郷奏多さんもカッコよかった。
黒い玉に表示される文字の誤字が可愛い。
仁王像と戦う場面は迫力がある。
重そうな動きを見ていたら『大魔神』を思い出した。
すぐに続きを観られることにも感謝。
原作は知らんけど、つまらん。
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駅のホームから線路に落ちた人を助けるために松山は線路に下りた。
それを助けようとした旧友の二宮もホームに落ち、はねられて死亡。
・・・と思った瞬間に別世界へワープ。そこには黒いボール、ガンツがあった。
他にも数名が同様にワープして来ており、ガンツの指示に従いゲームをする。
敵を倒すのがミッションで、活躍すればポイントがもらえる。
100点たまれば抜けられる or 死んだ人を生き返らせられる。
そうやって戦って行く中、色々教えてくれたベテランさん死亡。
ヒロイン死亡、マツケンも死亡、2に続く。
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うーん、正直面白くなかったなあ・・・・。
全体に画面が暗くて何やってるのかようわからんかったし、
100点取れば死んだ奴を生き返らせられるってルールがベタすぎ。
ヒロインやマツケンが死んだって、どうせ生き返るんやろって思ってしまう。
それに二宮は最後の方はかなり慣れてて、高得点出しまくってた。
その腕があれば多分死なないし、ゲームを楽しんだら?って思った。
でも二宮らは自分の事よりも、他人が死んで行くのがイヤみたい。
全くもって意味がわからん。全部生き返らせればええだけやん。
自身の腕も指揮力も上がる一方なんやから、いずれ可能になるやろうに。
まあ他にも、もっと簡単に敵を倒せるんじゃないの?とか、
致命傷を負ったはずの二宮が急に復活して敵倒すんもおかしくない?とか、
ツッコミどころは満載。何がおもろいのかわからんかった。
来週TVで2をやるという。ガンツが何者か知りたいから見るけど、苦痛。
最近続き物の映画って多いよなあ。
人気が出て2が出るならともかく、最初から続編ありきの映画はつまらん。
そんなのテレビドラマでやれよ。
コスチュームや小道具は良かった!!
原作ファンですが、コスチュームやアイテム類の再現は良かったっと思います。夜間戦闘がガンツの基本ですが、実写にすると暗いだけで全く面白くないです。ドラマ部分も退屈でした。岸本が加藤を好きになるのが唐突で、また昼行燈の玄野(くろの)が戦闘に生きがいを見出していく高揚感も、取って付けたような感じで、原作コミックのように実感できませんでした。夏菜はビジュアル先行で台詞読みがイマイチだし、タエちゃんが吉高由里子なのもピュアロリでは全くなく魅力を感じず残念でした。仏像戦で貞子関係が全部カットなのもがっかりしました。
以前DVDで見て
今回Amazon primeで見たけど
前回同様、私には嵌まらないなぁ~
ストーリーも俳優さんも良く、
楽しめる要素満点なんだけど、いかんせん
“星人” が違和感有りすぎて。
でも、なぜか名作の様な気がして
しょーがない。(-_-;)
現時点で続きが見たい
前後編形式の映画なので、前編ですべってしまうとどうにもならないのでしょうが、今のところ、エンディングのフックが効いていて、続きが気になるまま終わっている。
設定の奇抜さや、ワキのキャラクターがどうにもリアル感に欠ける人物描写が多くて、気になりますが、そこを差し引いても十分に面白いと言える映画でしょう。
2013.4.24
スーツや銃のガジェットはカッコよくて良いね
どうしても「漫画原作の実写映画」というと身構えてしまうのは、映画ファンの本能でしょう。
確かに「デビルマン」に代表されるような救いようのない映画もありましたが、個人的には「ピンポン」「帝一の國」「アイアムアヒーロー」などレベルの高い名作映画も多いので、漫画原作=駄作とは決めつけないで観ようと常々思っています。
本作「GANTZ」は、原作漫画は読んだことがありますのでこの映画で描かれている部分は既に知っている状態での鑑賞です。原作との比較などをしながら鑑賞しました。
結論、全然悪くない!!むしろ予想していたよりも良い!!スーツや銃などのガジェットがよくできているので見た目だけなら100点満点でした。しかしながら、原作改変されたストーリーやイマイチ迫力のないアクションシーンには不満点も多いため手放しに賞賛というわけではありませんが、「GANTZの実写映画化」としては良かったんじゃないかと思います。
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大学4年生で就活中であった玄野(二宮和也)は、ある日駅のホームで小学時代の親友であった加藤(松山ケンイチ)を見かける。その直後にホームに酔っ払いが転落する事故が起き、それを助けようとして玄野と加藤は電車に轢かれてしまった。次の瞬間、二人はマンションの一室で目を覚ました。二人と同じように死んだ人間が部屋に転送されているようだ。彼らは部屋の中央に鎮座する謎の黒い球体から出される指令により、異形の宇宙人である"星人"を倒すミッションに強制参加させられることになるのだった。
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原作である漫画は、イラストと実写が組み合わさったような不思議なタッチで描かれており、現実と虚構が入り混じったようなGANTZの世界観にマッチした素晴らしい作品ですのでオススメです。原作は映画以上にエログロ描写が強いため、そこだけご注意ください。
この作品は、とにかくスーツや銃などのガジェット、星人の造形、肉体破損や転送の演出など、美術やCGが気合が入っている印象です。
GANTZに登場するラバースーツみたいなバトルスーツや独特な見た目の銃は原作の完全再現でした。漫画を実写化する時に出てくる「安っぽいコスプレ感」みたいなものも多少はありますが、それは原作にもあった「コスプレみたい」という台詞のおかげで、メタ的に違和感が解消されているのが良かったと思います。
登場する「ねぎ星人」「田中星人」「おこりんぼう星人」という三体の星人たちの造形も素晴らしかった。特に田中星人はニチアサの戦隊ヒーローに登場しそうな見た目と安っぽいSEと、そこからは想像できない残虐性と強さ。このギャップがたまりません。
銃に撃たれた星人の腕が吹き飛んだり逆に星人に無残に殺されるなどのゴア描写も間接的描写に逃げることなくしっかり描いており、それによって星人と戦うことへの恐怖感がしっかりと演出できていたように感じます。
一方で、ちょっと期待外れだった部分もありました。
まず、原作からの改変が実写化にあたって上手く機能していないことです。
主人公の年齢設定が高校生から大学生に変わっていたり、本作のヒロインである多恵ちゃんと玄野との馴れ初めがかなり強引なものになっていたり。ところどころに原作からの改変が見られます。この改変が実写映画化にあたってプラスに働いていれば良いのですが、私にはそうは見えませんでした。
次にこの作品の肝とも言える戦闘シーンについてですが、ここもあんまり良くなかった。
スーツや星人など、パッと見の印象は良いのですが、とにかく戦闘が盛り上がらない。GANTZの戦闘は基本的に「星人1体とGANTZ勢多人数の戦い」という構成です。原作漫画では、その大人数で銃を「ギョーンギョーン」と撃ちまくり、多くの犠牲を出しながらようやく星人を倒すという展開になるのですが、本作では毎回星人1人に対して1人で突っ込んでいき、周りの人たちは銃を撃つこともしないで見ているだけという展開が続きます。ねぎ星人との戦闘は最初の戦闘ということで全員逃げ腰だったこともあり、戦闘に参加しないというのも違和感なく見られましたが、田中星人との戦闘から「なんで周りの人たちは何もしないで突っ立ってるだけなの?」という違和感を覚えます。おこりんぼう星人との戦闘も同様です。「何とか倒したぜ」みたいな顔しているけど、全員で一斉に攻撃していたらあっという間に倒せていたんじゃないかと思わざるを得ないのです。
上記の二つ以外にも全編通して「ここおかしくない?」と違和感を感じる部分が結構あって、特に原作から改変された部分にそういう違和感が多いような印象です。
実写映画化にあたって原作を改変すること自体は悪いこととは思いませんし、むしろ実写化する時に違和感になる部分はしっかり改変すべきとも考えておりますが、本作の改変はあまり良くなかったんじゃないかなと感じました。でも、多少の違和感を気にしなければ原作の面白さも感じられる作品にはなっておりましたので、観てみて損はないかと思います。オススメです。
二度と見るもんか。この映画。
人気漫画の実写化。原作未読。
この映画は大嫌いです。だけれど面白いんだから困る。
死んだはずの人間が何故か集められて宇宙人と戦わされる。この設定とかっこいいアクション。そして役者陣の演技力によって開始から目が離せません。
この宇宙人の造形も良いんですよね。ロボットの田中とか頭からネギが生えた子供だったり。人型のクリーチャーが好きな方なら絶対好みです。
ストーリーも面白いです。二宮君がちょっと自己中になって行く過程や登場人物の語りはしみじみくるしラストは少しうるっときました。
この映画は前後編で分かれているのですが前編としても一本の映画としてもまとまっているのでスッキリした気持ちで終われる方もいるでしょう。
さて、ここからこの映画が大嫌いな理由を。それはたった一つです。
なんとお婆ちゃんと子供が参加するんですよ!最悪。泣きながらお婆ちゃんにすがる子供なんて可哀想すぎるでしょ。これから命がけのゲームに参加するのに。そしてそれを抱きしめて落ち着かせてあげるお婆ちゃん。痛い!心が痛い!こっちはテストがようやく終わってスッキリしようと思って見にきたのに!まあこれでこのゲームの不条理さを表しているのでしょうからこんな風に思えるってことは監督はスゲーってことですけどね。
この監督「いぬやしき」という映画も監督されていてこっちもすごく心が痛むんです。この監督は大嫌いだけど大好きです。
あとこれは心配なのですが仏教徒の方から怒られませんか?ラスト。ネタバレになるので詳しくは言えませんが。
まあアクションはかっこいいのでアクション好き、軽い鬱好きなら楽しめるんじゃないでしょうか。是非ご覧下さい。
ビジュアルの原作再現度は高いと思ったけれどストーリーが…
でもせっかく映画にしたのにオリジナリティがないというか、映画じゃなくてドラマでもよかったんじゃないか?という原作をなぞっているだけの脚本すぎる。そしてそれが顕著になるのが後半、後編に次に繋ぐための展開で利用にそこを取ってつけるよね…と思ってしまった。キャスティングは悪くないとのに、映画という物にした良さが全くないのでもったいない。制作費用の問題などで難しい所なのかもしれないが、カメラワークがダサくて萎えてしまう…。
ジャニーズのニノが主人公!
作品自体が中々スプラッタなシーンが多く、
大丈夫か!?と思ったが、不安を超えての面白さだった。
戦闘シーンもリアルに描かれており、CGを使ってて迫力ある映像になっている。
強いて言うならヒロインは原作は巨乳だったのでもう少し乳がデカい人を起用して欲しかったなぁ。
発想が小学生並み
最初のミッションはネギ星人をやっつけること。しかし3人が惨殺され、西(本郷奏多)が星人を倒した。そして生き残った彼らは現実の世界へ・・・2日後、彼らはまたマンションの一室に転送される。次のミッションは田中星人をやっつけること。ほぼロボットだ。そして西が殺されてしまい、玄野が7点を獲得。100点貯めると、1:記憶を消されて解放される、2:好きな人間を生き返らせるという特典がある。
そして次のおこりんぼう星人は強力だった。阿吽の象が怒りだすととても怖い。『エンジェルウォーズ』なみの迫力だ。しかし、倒したものの、仲間の千手観音が襲いかかってきたのだ。戦いを共にしていた岸本恵(夏菜)が殺され、加藤も・・・20点貯めた玄野だったが、虚しくてやりきれない。
死んだ人間の命をどう使おうと勝手だ!てなことで、地球を侵略する宇宙人と戦わせる、小学生並の発想によるストーリー。一旦、ターゲットを倒したら、現実世界に戻るってところが面白いんだろうけど、そこが気に入らない。
さらに、最後のシーンでは加藤が生きている映像。それを追う刑事(山田孝之)まで・・・
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