SPACE BATTLESHIP ヤマトのレビュー・感想・評価
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仲間うちで見てなさい!
白組のCGは評価できます。キムタクも黒木メイサも西田敏行も演技の評価はできます。でも・・・そこそこの演者でイメージが観客に伝われば、誰でもよいです。映画としての美学はなく。唯たんに、『俺の作った3Dすげーだろっっ』『この表現するの大変だったんだぜ』という作成した仲間うちの声が聞こえてきそうな極めて、うちわな映画ですな。期待していただけに残念無念。。。もう彼の監督する映画はお金を払ってまでは見ません。
異星人=悪という捉え方をそろそろ止めにしませんか?
四半世紀以上も前に社会現象を巻き起こしたあのアニメの実写映画化。私はまだ子どもだったのでそういう作品があったということしかほとんど覚えていないんですが、“ガンダム以前”にアニメが世の中にセンセーションを巻き起こしていたという感覚は何となく覚えています。
すさまじい経済発展を経験しつつあったあの時代、カミカゼのように強く波に乗った日本の力を信じられた気持ちと、軍神ヤマトの象徴するイメージとがうまく同調したのかもしれません。
環境問題が叫ばれる現代、根底にあるテーマは一致しており、強い日本を“信じられた”気持ちと“信じたい”気持ちというニュアンスの違いがあるものの、そういった意味ではまさに時流に合ったこのタイミングの映画化といえるかもしれません。VFX技術も素晴らしかったです。
しかし、私は映画と限らずこれからの作品作りにおいては、“ハード”の部分に対して焦点を合わせるのと同じくらい“ソフト”面についても繊細に感じてみる必要があるのではと思いました。
20世紀はとにかく、戦争にしろ経済にしろ“奪い合い”の時代でした。しかし、少しづつではありますが人々の意識が変わってきているということを感じています。もの作りに携わるのであれば、私たちの集合的無意識がどこへ向かおうとしており、作品作りを通じてどのような貢献ができるのか—、という点についてこれからはより繊細に感じとるべきではないでしょうか。
「ヤマト」に限らず日本の大作映画を見ていて感じるのは、とにかく私たちは内外の“敵”と闘うことに囚われていすぎると思います。内では人間関係で不必要に戦い、外では命を張った物理的な戦いがある。たとえば数年前に流行した「アミ 小さな宇宙人」のような本を読んでもらえれば言いたいことが分かって戴けると思うのですが、私たちは高度で知的であるどころか、いかに好戦的で精神的に未発達な存在であるか、ということを思い知らされます。第三者的な視点から地球を眺めてみることの重要性を今ほど感じることはありません。200年も未来の宇宙を舞台にするのであれば尚更のこと、そのような視座を持ってほしかったと思います。
戦いを放棄した愛にあふれた宇宙映画、いつか観てみたいものだと思います☆
まあまあ
悪くはなかったです。
森雪と他の隊員達のおしゃべりは別にいらない気がしましたが・・・
ヤマトのVFXはばっちり楽しめました。ただ、戦闘機のVFXがまるまるスター・
ウォーズでえっ?ってなりましたが、それを差し引いてもみんなが楽しめる映画になっていたかなって思います。
ヤマトを知らない人もすんなり観れると思いました。
なぜ2部作にしなかった!!
突っ込みどころ満載ですが、まあ納得。成功の部類に入る映画でしょう。
<いい点>
・オリジナルの曲が多い。
・黒木メイサ。「色黒」とか「目つき悪い」とか言われていたがそうでもない。
・劇場版999並みのヤマトの高速ぶり。子どものとき「戦わないでさっさとワープして先に進めば」と思っていたので納得。
・キムタク起用についてなんだかんだ言われてるが、彼以外に誰が古代を演れて客を呼べるというのか。なお、あきらかに本人が楽しそうに演じており「本気度120%」で好感が持てる。
・キムタクの本気度に牽引されてか、島/真田さん/徳川機関長/斉藤と、熱演者多し。
<悪い点>
・山崎努の無気力演技(笑)。おそらく脚本は自分のとこしか読んでない。思い切って50代の役所広司あたりでも良かったのでは。
・波動砲発射前の音が地味。主砲はもっと地味。
・細かい表現が出来てない。戦闘の振動にも耐える、宇宙水飲みとか宇宙盆栽の演出があっても良かったのでは。
・空間騎兵隊が5人くらいしかいないのは、いかがなものか(泣)…。アナライザーと合体する装甲車くらいのサービスがあってよかった。
・放射能除去装置を獲得しても、ガミラス艦隊を駆逐しないと地球の危機は回避できない。ガミラス本陣は波動砲で叩いて欲しかった。
・放射能除去装置ってのはなんだったの? スターシアとコンタクトしたのち、放射能除去装置を入手するという表現が妥当な気がする。
・全シリーズ屈指の名場面、真田さんの「隊長…ありがとう…俺たちはやったんだよ…点火するぞ」は入れて欲しかった。
・松本先生のコメントは一切出ていないが「何でハッピーエンドにせん」と怒るのでは。
波動砲でケリをつけ、めでたしめでたし→青さを取り戻す地球→「真っ赤なスカーフ2010」or「宇宙戦艦ヤマト2010」(BYささきいさお)になだれ込むエンディングにしなかったのが疑問です。
アニメ版の名シーンは多いのですが、「斉藤の交信シーン」「島と雪の会話」など映画独自の人間描写も◎でしたが、やはり時間制限が!!
好結果が出つつある今だから言うわけではないのですが、やはり2部作にし、敵側の内部崩壊や監督独自の人間ドラマを盛り込んでほしかったです。
しかしながら総じて
「出演者がみんないい仕事をしている映画」
「出演者が得をしている映画」
なのは間違いなし。2時間大いに楽しめたのでよかったです。
評価2分するのよくわかった・・・。
本日、やっと観てきました。評価が2分するのが良くわかりました。
Good Point
①戦闘シーン含めたCGが凄かった(特にワープは素晴らしかった)
②真田さんのギバちゃん。徳川機関長の西田敏行。役にあってました。
③とにかく発進シーン(私はここで泣きました!)
④様々な犠牲者のシーン(忠実な再現)山本や斎藤、徳川
⑤アナライザー。ひどいって言われていたけど私は有と思う。
Bad point
①脚本。ごちゃ混ぜにしすぎ。最期死ぬ必要なかったんじゃない。
②ガミラス星人。違和感ありすぎ・・・別の映画みたい
③山崎努。キャストミス、声に重みがない。感情移入ができず、死んでも悲しくなかった。
④イスカンダルとガミラスの関係と精神体の表現。なんじゃこりゃ。
思ったよりひどく無かったのはキムタクの演技と勝気な森雪、佐渡先生でした。もう一度細部まで観てみたいです(最期の痴話喧嘩シーン長すぎ)
要は多分私みたいな同時期をヤマトと過ごした重度のファンはこの脚本は許せないでしょう。しかし映像化によって新たに感動のシーンもあるわけで私はドラゴンボールやキャシャーン程はひどく無かったと思います。
個人的な突っ込みとしては相原敵見逃しすぎだし、古代、波動砲に頼りすぎです。アニメでは大型ミサイルはショックカノンで撃ち落としたはず。兵器弱すぎ・・・。でも連続ワープしてましたね。スターシャやデスラ―は出してほしかったな。
リメイクに期待したい
ヤマト世代の40代男性です。
まったく期待せずにいたものの、やはり気になってしょうがないので
本日家族揃って見に行きました。
冒頭から「おぉーっ!」と思わせるシーンが満載で
タイトルと共に鳥肌全開でした。想像以上にヤマトの世界観を演出していて
ついニコニコして見てしまった感じです。他の方の意見と同様に
ツッコミどころは満載ですが、これは原作も同様でツッコんだらキリがないので
華麗にスルーしました。(これが出来るのはヤマト世代だからかもしれません)
ただ残念に思ったのは、戦闘シーンのグラフィックはとてもよく、迫力もある
映像なのに、さらば宇宙戦艦ヤマトのラストシーンを映像化した、死んでいった
仲間たちが艦橋に出揃うシーンがあまりにもひどく、残念でなりません。
もっとうまく表現できなかったのですかね。
あと、音楽ですかね。BGMは100%宮川ヤマトでやっていたらと思うと
残念を通りこし、無念です。ヤマトほどサントラに名曲揃いの映画はなかなかないのですから、なにも新しく曲をつける必要なかったのではないでしょうか。
また何年後かでも構わないので、さらにうまく創ってほしいものです。
最後に、主演のあの人は頑張ったのは認めますが、古代ではなくあの人でした。織田裕二の方が合ってたようなきがします。
私は賞讃派です。もう二回、観ました。
ジャスト・ヤマト世代の私にとって、今回のヤマトの実写化は、とても楽しみでした。
キャストも、古代進・演じる木村拓哉さんもハマリ役だと思います。島は古代の
親友役ということで、年が近い人がくるかな、と思っていたら、緒方直人さん
でした。ちょっと年上だったけど、アニメの島は冷静沈着だったので、感情表現が豊かな島もいいな、と思いました。
真田役の柳葉敏郎さん、加藤役の浪岡さん、山本役の斉藤さんも、アニメと感じがよく似ていて、とっても良かったです。徳川機関長役の西田敏行さんはちょっと
若いかな、と思ったけど、あれはあれでOKでした。斉藤役の池内さんがちょっと線が細かったけど、これも全然OKです。一回目は太田役の人を探せなかったん
ですが、二回目で見つけれました(笑)
だから、私にとって、第一艦橋にいるのは木村拓哉さんではなく、古代進で、もう木村拓哉さんではありませんでした。
女性陣は佐渡先生と相原が女性になってましたが、男ばかりじゃ、今の時代は
成り立たないと思うので、これはアリだと思います。高島礼子さんは
キレイだったし、マイコさんは可愛いし。
ヒロインの森雪は、役柄が違うので、どうしても黒木メイサさんとしか
見れないんですよねー。
内容は「パート1」と「さらば」がベースなんですが、私個人的には、すごくよかったです。ただ、イスカンダルに着くのがあっさりしてたかな。
VFXがアメリカに勝てないとか言う人がいますが、私は、十分だと思います。
残念なのが、映画なので、わずか二時間半で終ってしまうこと。相原の後ろにいた女の人は喋ってないし。名前もない。もっと人物同士の絡みが観たいです。
無理だと思うけど、ドラマにならないでしょうか。
そして、もうひとつ残念なのは主題歌が英語だったこと。いい歌詞らしいんですが、意味がわかりません。だから感動も出来ません。なんで、字幕で訳詞をつけて
くれなかったんでしょう?それだけが意味がわかりません。
とにかく、正月明けたら、また、観に行きます。
もちろん、古代くん、島くん、真田さん、加藤くん、山本くん、斉藤くん、
そして、沖田艦長に会いに。
中途半端
原作のヤマトのTVを子供のころ見ていた世代の
ヤマトファンとして見るとやはり中途半端。
メカ、戦略、敵の描き方などがマニアに訴えてこない。
地球人主観であるのも原作と違う。
やはりデスラーやスターシアが人間では
なかったのが最も残念なところ。
なおヤマトを素材にした恋愛映画と考えても
全くおかしなものを作ったという印象。
特にキムタクのようなきらわれている
芸能人を使ったのが間違い。
ただし黒木メイサだけが印象的だった。
なんで作ってしまったんでしょう?
この映画を作った人は、多分ヤマトが嫌いなんでしょうね。
最初の発進シーン、波動砲発射シーン、初めてのワープシーンなど、全てが軽い。
まるで市販の電化製品のスイッチをオンにするような気楽さを感じます。
このあたりにもう少し重みがあるとグッと感情移入しやすかったですね。
大マゼラン星雲までの旅も、見ている感覚からすると片道1週間程度の簡単な旅のよう。こんな短い旅にも耐えられないとは、沖田艦長はそうとうお身体が悪かったんでしょう。
「宇宙戦艦ヤマト」の良いエッセンスをことごとく否定し、意図不明で導入効果の全く無い新解釈・新設定を加える・・・きっと「ヤマト」をぶち壊したかったのだ、と理解します。
嫌いだ、という前提に立てば、ヤマトの艦体は最初と最後しか写さないところも理解できます。
しかしまぁ、なんでこんなものを作ったのでしょう。ま、内容が薄くて軽いところはTBSッぽいですが。
雪の子供
3回観てきました。
そのたびに違う見方が出来、感激のしどころも、その度変わります!
映画の内容のことは、すでに皆さんが書いてある通りなので、私はあの最後の草原に佇む雪と、子供のことについて触れてみたいと思います。
子供のことについては、賛否両論どころか、かなり反対意見のほうが多いように思います。
実は私も、1回目に観たときには妙な違和感を覚えたものでした。
しかし、2度3度と観ていくうちに、あれはアリなんじゃないかって思えるようになりました。
雪の子供は、2歳くらいでしょうか?
雪は、古代を失い、地球に戻ってからもずっと失意のうちに自らの命も絶とうと思うような日々を送っていたことでしょう。
もしかして彼女には、四六時中、誰か監視がついていたかも知れません。
その彼女が、ある日、妊娠を知ったのです。
きっと、地球帰還時に古代と将来を誓い合ったのでしょう。
古代の子供が宿り、雪は、子供と共に生きていく決心をしたのです。
古代が雪を守ってくれたように、自分も古代の忘れ形見を守って生きていこうと!
浄化され、草木が青々と芽吹いた草原に、新しく芽生えた命が一つ。
母となり、強く生きていこうとする雪。
2人の将来に幸多かれと、「5」を付けさせてもらいました。
なんだかんだで
面白かったです。
それに、所々で泣かされました。
現代社会への風刺がきいていました。
ストーリーのターニングポイントが美人投票理論だった点にしてやられました。
ファンタジーだったヤマトをSFにリメイクしたように感じです。
なので、SFのようなファンタジーが散見されます。
娯楽作品にしてはSFとしての設定が少しハードだったような気がするのですが、
それが分からない人は分からなくていいよ、っていうスタンスも良かったです。
ただ、宙ぶらりんな人には少しそれが辛いかもしれません。
気になった点は、
・ハード(気味)なSF設定だったので恋愛テイストはもう少し薄くてもよかったかな?
・42万キロから見た地球ってあんなに小さいの?
・大作邦画の演技でした。
・キーボードがどこかで売っていそう。せめてタッチパネルを。
・泣かせるシーンが多いくせに、なぜかクライマックスで自分だけ泣いていない。
・他
ってところでしょうか。
往年のファンとか非ヤマト世代とか事務所とかスポンサーの意向とか上映時間とかの色々なシガラミの中であそこまで作品をまとめた監督は凄いと思います。
あと、コスモゼロがギミック含めてとてもかっこよかったです。
木村拓哉 君を艦長代理にして本当に良かった
中途半端な時間帯だったことも合って、今回のスクリーンには観客が7~8人
40代のおじさんが、真ん中に陣取って、終始鼻すすりっぱなし
よかった、木村拓哉 君を艦長代理にして本当に良かった
ヤマトのテーマって本当に愛だの正義だの勇気だのを大上段に振りかざすじゃないですか
気恥ずかしさのかけらでも伝わってきたら、もうこれは全然だめなわけで
全力
役者全員 全力
もうこれは中学生でのめりこんだ、あのヤマトの世界そのものな訳です
良かったねー 真田さん 空間騎兵隊斉藤君
黒木メイサは全然森雪じゃなかったけど
森雪という名前は、ヤマトのヒロインの記号みたいなもので
最後は完全無欠なヒロインになっていたから、これはこれで問題なし
もう、今すぐにでももう一度見に行きたい
山崎監督は宇宙戦艦ヤマトのエッセンスを正確に抽出して
完璧なタイミングで並べて見せ
どうでも良い隙間を現代的映像で豪華に上手に埋めて
一本のエンターテイメントを作ってくれました
これは、見事です
ご馳走様でした
CGヨカッタヨ
見に行く予定はなかったが、
行ってみたら、予想以上に楽しめたのだ。
なんと言っても、CG映像が素晴らしかった!
でも、中盤のあのラブシーンは
まじで、いらなかったかな・・・(爆)
まぁ、ヤマトを知らない私が見ても
結構面白かったのがプラスなのだ♪
微妙だヤマト!
今日観てきました。
妻がキムタクのヤマトを観たいという理由ですが、昔映画館でアニメのヤマトをみた自分としては少し期待もありました。
まったく予備知識はなく、予告編をちらっとみて、”くさそう”という印象だけもって映画館に行きました。
自分的には悪くはないけど、良くもないという感想です。
とりあえず、くさすぎはせず、「希望」をもつことは重要だという気持ちにさせられました。
前半はそれなりに良かったと思います。
戦闘シーンも、人間模様も・・・・。
後半がちょっとがっかりです。
どこからか後半かはわかりませんが、古代が森とキスするあたりから・・・。
・・・。という感じで、引いてしまいました。
第2波で引いたのは、
イスカンダルに乗り込むときの作戦がよくわからなかった。
古代の自由落下。
突入してきてワープするヤマト。
あまりに少人数。
アナライザーすごいぞと思わせといて、あっさり撃沈。
数人でイスカンダルでの戦闘を乗り越えていくのに、すごいアナライザーがあっさりやられるころには、考えてしまった。
帰りは敵いないし。
と、前半GOODで後半BADで、微妙ーな感じで終わりました。
でも、そんな細かいところに疑問を持たなければ、意外といけた映画かもしれません。
妻はよかったぁと言ってたし。
楽しんでたみたいだし。
ツッコミどころは多々あれど、「よく頑張ったで賞」かな。
アニメも見ていた世代です。実写版は厳しいだろうな~と思いつつも、怖いもの見たさもあって、ワクワクしながら観に行きました。
CG(宇宙戦のシーンとか)はそれなりにレベルの高さを感じました。
努力したんだな~って感じてしまいます。
デスラー総統とかどう表現するんだろう?って疑問箇所も、うまくつじつま合わせてましたね…ある意味感心。
でも演技というか演出というか、ちょっと臭かったな~
限られた時間内に話しを詰め込む必要あるから仕方ないのでしょうが展開もめちゃ早すぎ…
とはいえ、結構楽しめました。
帰ってから、アニメ版DVDも借りて、見直してしまいましたよ…
ヤマトはこうするしかない
僕は完全にヤマト世代です。
その僕から見て、今回の作品は、十分合格点があげられるものになっています。
まー映画としてみたら合格点あげられるかギリギリのところだけど、ヤマトの実写化という立場に立てば、もう十分かと。
そりゃ、いろいろ突っ込みどころ満載ですけど、現実、現代でヤマトを作るとなると、この辺りが限界かな。という気分です。
何にも考えなきゃ、ヤマトが動き、古代が叫び、「ヤマトの諸君」が聞けて、と最高じゃないでしょうか。
オレオレ古代。
完全にヤマト世代で育った私には、もちろん今作の感想なんて
好意的に…書けるはずがない。(爆)でも、書いちゃうけど^^;
あれだけガンダム!が売れるんだから、次はヤマトだよね?と
山崎監督がノリノリでVFXを撒き散らしているのは、別にいいv
ファンであろうとなかろうと、あの時代、皆(ってこともないけど)
このスペースアニメを見ていたもんねぇ。私も大好きだった。。。
ちなみに公開から少し遅れて観ることになった私には、
この作品の内容よりも、様々なサイトのレビュアーさんの書く
ご意見・感想の方で大いに沸いてしまった。いや、素晴らしい♪
中でもこれから鑑賞する皆さんへ宛てた言葉、
「広い心で、大きな気持ちで、アラ探しに専念せず、観るべし」
というのに大爆笑!!できればそうしよう!と私も心に決めた。
が…^^;やっぱりダメだった。アラを探す前に見えてる。(爆)
まぁ愚痴を挙げればキリがないので、まず良かった点。
何といってもヤマトの造型美♪(あまり出てこないけどね)
真田さん、なりきりギバちゃん名演技♪(声・喋り、ともに満点)
島のアニメ調のワクワク喋りと友好演技(頑張ったよね)
徳川、藤堂、南部、古代守(短いけど)、斎藤(顔は似てないけど)
みんな良かった。相原は今回マイコだったけど、違和感なし。
デスラーとスターシャの扱いについては、そうきたかという感じ。
良かったとは思わないが(あの解釈も含めて)ただ、デスラーが
青かったのと^^;ちゃんとあのヒトが声をあててくれたから、我慢。
アナライザー、どうするんだ?と思ったけど一応、活躍していた。
でも彼は本来、あんなに古代と一緒にいないんだけどねぇ。
演技上の良し悪しでなく、残念だったのが佐渡先生と沖田艦長。
高島礼子、キレイすぎ。ちゃんとこなしているが見せ場も少ない。
私的に佐渡先生は鶴瓶か泉谷あたりが良かったかな~と思う。
山崎努も悪くないが、貫録度で大きく下回る^^;アニメ版の沖田は
もっと器がデカい。後半は寝てばかりだが、古代に負けてない。
今回の沖田はキムタク古代に完全にやられている。すごく残念x
さて、やっぱり寛大な心になれなかった私の^^;、悪かった点。
ヤマトの造型は素晴らしいが、波動砲もワープも軽い扱いになり、
まったく重量感を感じない。まるで苦労していないじゃないの^^;
対ショック対閃光防御だけ、カッコ良く何度も言ってたけど(爆)
後半ワープの最中に古代と雪がとった突然の行動(爆)には、
「そこに波動砲撃ってやろうか?」と思ったくらい。あとは、、
船内がやけに狭くなった気がした、まぁそれは仕方ないのかな。
ハイ、お待たせしました。やはり一番ダメなのは、古代の彼です。
なにがダメ、って全部なんだけど^^;まず言葉遣いがなってない。
役年齢を上げたにしろ、あそこまで「オレオレ」ってのがおかしい。
ちなみに古代は「オレ」なんて言いません。「ボク」と言います。
上官に対して「私」という言葉遣いも、ちゃんと出来る隊員でした。
18歳当時で、ですよ!(爆)
あんなに反抗心剥き出しで、俺様節の古代は、やはり違うかな。
それを補うように?島が友好的になっていたのには笑えたけど…。
どうしてもジャニーズから古代を選ばなければならないのなら、
彼以外の人選はあり得なかった?あれ髪型だけじゃないですか。
そして、森雪。
当時森雪と言ったら、小学生からみてもマドンナ的存在でしたv
レーダー手兼生活班長の彼女は、佐渡先生をサポートしつつ、
古代他、ヤマトの男子メンバーを癒し激励しつつ、いかにも「女」
という曲線美を前面に出した^^;まぁつまり…ナイスバディですね。
バディがナイスで性格もナイス、いざという時は芯も強かった。。
今回のメイサ。強いです!ハンパなく強い!なんで戦闘員^^;
佐渡先生といい、女性を前面に出して現代風にしたかったか。
ピーナッツをつまみに日本酒をあおっては、悪態をつく雪に
哀しみが止まらなかったのは、私だけですか。。あぁ…雪がぁ。
というわけで、結局愚痴に終わってしまった感想ですが^^;
まぁ…ファン心理というのはこういうもので、ましてや子供時代の
大切な想い出を壊さないでくれー!っていう(だったら観るなよ?)
勝手な自己暗示の賜物が未だに息づいているという証拠です。
大好きな作品や、思い入れの強い作品に対し、文句を言いつつ
楽しめる心の余裕こそが、映画ファンに課せられた使命?かと。
未だに盛り上がっているヤマトの激論を見て、あーいい傾向だv
と、当時の想い出を懐かしく語り合える幸せに感謝しております。
(余談ですけど、スーツは上下の色、揃えてほしかったですねぇ。)
全128件中、61~80件目を表示