「試合の反則行為がわからない」ローラーガールズ・ダイアリー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
試合の反則行為がわからない
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総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
『ジュノー』でもそうだったが、エレン・ページはいい演技をしていた。物語はありがちだがローラーゲームというものを入れてきて独自性を出している。問題を抱えつつもそれを乗り越えていこうとする全体的に前向きで軽快な雰囲気だった。
だが試合中に暴力行為があっても普通に見過ごされることもあれば反則になることもあり、また何も抵抗無く追い抜きをかけられることもある。この違いがわからず試合の場面は躍動感はあったけれどあまり面白みを感じられなかった。
彼氏との関係はどうなったのかもはっきりしないが、やっぱり駄目になったのか。親友は自らの失態で逮捕されて勝手に怒っていたが、結局は名門大学に合格したから仲直りというのも好きな展開ではなかった。
ジュリエット・ルイスは生活感のある中年女性になっていて、昔の美少女の面影がさっぱり無かった。ある意味では役に成りきれているということだが、変化の差にちょっと驚いた。
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