「ヒリヒリ、ジワジワ、若干ヒューマン」フローズン・リバー 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
ヒリヒリ、ジワジワ、若干ヒューマン
さびれた田舎町、凍てつく寒さ、少数派部族、貧困、家族蒸発、不法入国など社会派的素材がてんこ盛りの作品です。地味でユーモアのかけらもなく、ヒリヒリ身に食い込むような話が、誰にも肩入れせず第三者視点で若干サスペンス気味に進んでゆきます。
最後に少し救われるような展開もありますが、全編一種の社会派劇です。
万人受けはしませんが、たまにはこういう硬派の作品もいいですね。
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