ゴースト もういちど抱きしめたいのレビュー・感想・評価
全34件中、1~20件目を表示
男女逆転!
言うまでもなく『ゴースト/ニューヨークの幻』のリメイク。しかも男女が逆になっている。
冒頭で松嶋菜々子の半裸シーン。TVの『家政婦のミタ』を見た直後だからだろうか、なんとなく違和感を感じてしまった。「アンチェインド・メロディ」も聞ける。平井賢バージョンで・・・
七海が殺される原因を作ってしまったのは部下である上条未春(鈴木)。借金を作ったため、胡散臭い会社と架空取引をして会社の金を横流ししようとしていて、社長である七海のパスワードを奪うために襲わせたのだ。先輩ゴーストである芦田愛菜ちゃんにゴーストの力を教えてもらい、簡単にパスワードを変更した七海。安易にゴーストの存在を信じた未春は「パスワード教えてくれなきゃジュノを殺す」と七海を脅す(笑)。
霊媒師の運天五月(樹木希林)がいい演技だけど、本家のウーピー・ゴールドバーグにはかなわないように思う。それより芦田愛菜ちゃんの演技のほうが素晴らしい。いきなり泣き出すシーンには思わずもらい泣きしてしまった!彼女のおかげで3点
☆☆ ※ 鑑賞直後のメモから 元々のオリジナルが秀逸な物語だったの...
☆☆
※ 鑑賞直後のメモから
元々のオリジナルが秀逸な物語だったので、丸々リメイクした今回、これはこれでそこそこ見せますね。
オリジナルは特別に美男美女って訳ではなかったが、今回は完全なる美男美女コンビですなこりや〜。韓流大好きな人には堪らんでしょうな。
しかし…何でしょうね?このところどころで引っかかる〝お馬鹿感覚の一歩手前感〟は(笑)
ひょっとして、オリジナルの時にアメリカ人の人達もその様な感覚はあったのでしょうか?ねぇ〜。
多分違うと思うんだけどなあ〜?
今回は時代を反映させる為に、パソコン画面で犯人へ攻撃を仕掛けたり(オイ!オイ!、画面が朝まで残ってまんがな〜)通行人が大勢居るのに凶器を振りかざしたりしたら。わざわざ「携帯の動画で撮ってくれ!」…って、言っている様なもんだろう?ってところですが(笑)
場面場面で死んでいる人間が、実はすぐ傍に居る…って設定なのはお馴染みなのですが。今や時代は進化しているのだから。せめて身体のラインが見えてしまう問題点の辺りは、CGを駆使すれば消せると思うんですけど…。
出来れば最後にパトリック・スゥェイジに捧ぐ…くらいの粋な1文は添えて欲しかったかな。
2010年11月20日 TOHOシネマズ錦糸町/スクリーン6
流石!松嶋菜々子クオリティー
映画評価:40点
凄く茶番でしたっ(笑)
でも、さすがの松嶋菜々子さん
こんなにアホっぽい展開の物語なのに、クオリティーを引き上げてくれました。
こんだけ日本版が愉快だと、名作と呼ばれた原作が気になりますね。
ストーリー序盤は、当時の韓流ブームに乗っかった30歳以上の奥様達がドキドキするシーンが盛りだくさん。
正直、この時点で男の私は観る事を辞めようかと思った程に痒くなりました。
最初から予想していた通り、主人公は途中で命を落とします。
そこからが、別作品。
単純なラブストーリーではなくなり、ドタバタコメディ風のラブストーリーになりました。
勿論、真犯人(黒幕)もすぐに判る様に作られています。
頭の中の消しゴムを観るイメージで観たらヤケド(後悔)するので、ドタバタコメディーが観たいという方だけ観てください!
それにしても5年前の松嶋菜々子さんは美しいですね。
【2015.5.17鑑賞】
これひどくないですか? 久々に鼻で笑っちゃったんですけども 元々の...
携帯小説でやれ。
「ゴースト」見ました。てか今見てます。
とてもくだらない。
くだらなすぎる。目を覆いたくなる。
そして、これだけはどうしても言わなければならない。終盤、松嶋菜々子がヤクザを死に追いやるという道徳律的に許されない展開。こんなの見せられてその後感動してくださいなんて無理がある。これを良しとした製作陣はマトモだとは思えない。
はい。
設定はともかく、展開がご都合主義すぎる。
出会い→いちゃいちゃ→結婚→別れの流れをダイジェスト的に描く意味が分からないし、2人のワンナイトラブを見せられただけじゃ愛し合ってると思うのは難しい。
松嶋菜々子が芦田愛菜に弟子入りする場面も滑稽、パソコンに【人生返して返して返して】と打ち込んで鈴木砂羽がギャーってなるのも笑えないギャグ、ヤクザが松嶋菜々子と同じ末路を迎える無理矢理展開はシュール。勘弁。
あとあれ、宮川大輔の下り見せた意味ね。そのあとソンスンホンはしっかり樹木希林とイチャイチャするんだったら、あそこの場面は何だったんだ?愛が深いとか言いたいのか?笑
松嶋菜々子やソンスンホンや樹木希林や平井堅、嶋田久作も波岡一喜も芦田愛菜も、こんな学芸会に巻き込まれてしまって災難だったろう。デミムーアに訴えられてしまえ、と心から思う。
テレビでやれというレベルではなく、携帯小説でやれと言いたい。
オリジナル映画に、思い入れのない方、見てない方におすすめです。
こういうリメイク版は、オリジナル映画を見ない方がいいと思います。
できれば見る前も、見た後も見ない方がいい。
オリジナルの映画は見ましたが、自分にとってはあまり思い入れのない、忘れかけた準名作くらいの映画なので、ちょうどいい感じで見られて、とてもよかったです。
見ながら、思い出す感じがおもしろかった。
ここはこんな感じだったとか、ここはちょっと違うかも、というような感じです。
特に思い入れはないし、前に見たので見直す気にもならず、自分にとってはベストのリメイク版でした。
内容的には、腐っても鯛で、そこその名作をちょっと変えたリメイク版なので、十分楽しめると思います。
松嶋菜々子さんも(同様に?)きれいでよかったです。
こういうリメイク版は、自分にとっての距離感が重要なんだと思いました。
でも、そうは言っても、すごく思い入れのある人は、真剣に見て文句言うんだろうなやっぱり・・・。
名作を蹂躙(リメイク)
「ゴースト ニューヨークの幻」をネタにコントやりました
これはリメイクではない。
「ゴースト ニューヨークの幻」の恋愛部分だけを強調してリメイク…じゃなくて下手にいじくり回しただけ。
よって、恋愛部分は何かの少女漫画か韓流ドラマみたいにベタベタベタ感たっぷりで、後半のサスペンス部分の中途半端さ…いやイイ加減さときたら、トホホ…。
ツッコミ所や失笑シーンが盛り沢山。
・2人は“出会う前から恋に落ちてた”かのように超スピード婚。
・あのお馴染みの名シーンであのお馴染みの名曲が使用されるんだけど、あからさま過ぎて失笑。
・七海は何者かに襲われて死亡。人間あれぐらいで死ぬの?と思うくらい呆気なく死亡。
・ゴーストになるのが男女逆なのだが、日本語がお下手な彼がゴーストになって話が進んでいたらそれこそ失笑もの。イケメン韓国俳優の彼は美しい顔で美しい涙を流していれば良し。
・事件の真犯人が親友と思ってた同僚。最初からバレバレでサスペンスが全く盛り上がらない。
・彼に危険を知らせる為にゴースト先生の芦田愛菜に物の触れ方や動かし方を教わる。ドアップになって何故か突然泣き出す芦田愛菜。天才子役はすぐ泣ける。
・で、色々あったけど最後は全て解決し、2人は永遠の愛を誓って、号泣を誘って、平井堅の主題歌が流れて終わり…。
邦画のベタベタベタな部分とダメダメダメな部分が丸出し。
何故リメイクした?というより何故作った?
本当は1点でもイイんだけど、相変わらずお美しいミタさん…じゃなくて松嶋菜々子に0・5点おまけしてプラス。
駄作
この映画を観て考えたのは、設定云々よりもなぜ2010年になってリメイクしたのかということである。
オリジナルの90年版は、デミ・ムーアのかわいらしさ、パトリック・スウェイジのダンディーな魅力、ウーピー・ゴールドバーグの愉快なキャラクターの3つが見事に融合され、世界中の男女をとりこにし、興行的にも大成功を収めた、なかなかの名作。
20年以上経った2011年の現在になってもオリジナルのファンが多いのは、ひとえに3人(特にムーア)のおかげと言っても過言ではない。
だがこのリメイク版はどうだろう。登場人物に魅力がない上に、松嶋とソンの馴れ初めから恋に落ちるまでのドラマが茶番のようなチープさで、そこでろくろを回すあのシーンを真似するのだから参る。他にもオリジナルの真似事の如き描写が目に付き、テンションを著しく下げる。
そもそもこの映画を観る限り、リメイク版なりの存在意義を見いだそうとした形跡がない。大した思い入れも無く、なんとなくで作ったのではないか。ただ「ゴーストのリメイク版作りました」では話にならない。こういう安直でいい加減な企画が今後あるならばやらない方がいい。
期待したほど泣けませんでした.......。
「ゴースト ニューヨークの幻」は、有名ですが観ていないので、あまり思いれが日本版を観ることができたと思います。
もう少し泣けるかなと思っていましたが、正直、それほどグッとくるものはありませんでした。もっと、大切な彼を死んでからも見守り続ける内容かなと思ってましたが、結構なサスペンスタッチで、あまり日本で起こるような感じじゃないと思いました。
やっぱ、原作のアメリカでの話の方がしっくりくるのでしょうか?
悪役も最後まで悪役で.....最後は良い人に戻らないかなと期待してましたが.....。
彼氏が韓国人というのもなんかしっくりこなく、七海のような女社長じゃついて行けないな.....と思ったりもしました....。
「それ、あげるよ.....」なぜか、ここが一番泣けました....。
霊媒師の樹木希林.....良かったです!
どうしても原版が。
20年前の原版をリアルで観た世代には、懐かしいvの一言。
当時この「ゴーストになって愛する人を守りぬく」というのが
大流行(流行るのもどうかと思いますが)となり、恋人達の間で
「ねね、私が死んだらゴーストになって守ってくれる?」なんて
いうのが常套句になっていた。(これホントです!)
正直私も、P・スウェイジ演じたサムの大ファンになり(やはり)
自分自身をD・ムーアが演じたモリーに重ねて陶酔状態。。
冷静に考えれば、死なれたらいちばん困るのに!?なぜか
死後のことばかりを考えてしまう困った作品でもあった…^^;
ウーピーの熱演が(今回は樹木希林)助演女優賞をもたらした、
いわゆる秀作の部類に入る作品でもあるのだが、
とにかく主演の二人、肉体は出しても踊らないP・スウェイジと
髪をショートにしたD・ムーアの二度と観れない過去の愛らしさ!
に尽きる。つまり、いかにキャストが魅力的であったか、当時の
ベタで恥ずかしくなるような恋愛が、今も色褪せていないことに
安堵を覚えてしまう作品である。
今作を観て「え~」と思う方は、是非原版を観るべし!
さて…。
なぜ今さらリメイクなのか。なぜ舞台が日本なのか。
なぜ日本人と韓国人の恋愛か。なぜ男女を逆転させたのか。
分からないことだらけの作品であるが、内容はまったく同じ。
ただそれを綺麗になぞっているとしか思えない作りではあるが、
違うのは、二人の想いがなかなかこちら側に伝わってこない。
好きで、好きで、たまらない相手が亡くなってしまうのである。
原版では元から恋人同士という設定なので、過去の想い出や
懐かしいグッズ他が想いを呼び起こすアイテムとなるのだが、
今回は、出逢ってまだそれほど間もないカップルということで、
どんなに二人が頑張っても(菜々子とスンホン)浅さが目立つ。
ついでにいうと、どう見ても二人の歳の差(実際には3歳ほど)
や演技への温度差?を感じてしまい、号泣するには及ばない。
サブタイトルにある「もういちど抱きしめたい」という熱い想いも、
原版でもう一度触れ合いたいと切望する二人の熱い想いには、
残念ながら届いていない。(もっとドキドキするv)
土をこねまわす(ろくろを回す)シーンでも、あんなエロティックな
表現ができるのかと、当時はこっちでも話題になったものだ^^;
(だからといって、カップル陶芸が流行ったかは知らないけど)
なんでも比べてしまうのはどうしようもない悪いクセだが、
物語そのものはほぼ変わりがないので、サスペンスと恋愛と
(なぜか)笑いがミックスされた、不思議ながらいい話である。
素敵な想い出があるからこそ、人間はまた前へ歩いていける。
P・スウェイジが生きていたら…(57歳の死。本当に悔やまれる)
この作品に、メッセージでもくれただろうか。
彼の優しい瞳が、スンホンの眼差しと少しだけ?被る…。
(悪役も忘れちゃなりません。飲み物を溢すところまで一緒^^;)
コレはコレで面白い
テレビでニューヨーク編の放送を見て面白かったのでアジア版も見にきました。
リメイクなのでどうしても前のやつと比べて間違い探しをしてしまうのですが、コレはコレで良かったです。
韓国の人と日本人がどうやって出会ったのか、付き合ったのかと言う出会いから入ったので幽霊の時間が短いのは仕方がないです。
ただ、タイトルにあるようにゴーストでの時間が重点だと思うので付き合う時間は少なくして出会いなども回想ぐらいで良かったのでは?とも思ってしまいます。
それと、「アジア版も見に行こう」と思った主な理由の一つ、霊媒師の時間が減ったのは残念でした。
そして、見に行ったのが平日のお昼だったので人は少なかったのですが、真後ろの席に韓流ファンのおばさま方が座っていて始めから「きゃあきゃあ」と楽しんでいたので同調しやすい私も何だか楽しかったです。
ニューヨーク編を見ていたのでどうしても次がどうなるのか分かってしまうのですが、映画の評価が高いのは近くで見ていたおばさま方が素直に喜んでくれたおかげかな〜と思います。
終わり方は余韻に浸れるアジア版の方が私好みでした。
平井堅の歌も、映画を見て久しぶりにCDを買いたいと思えました。映画にピッタリ。
とても後味のいい作品。清々しさと温かさが残る。
原作のファンでもあるが、私はアジア版のほうが余計に余韻が残る。
原作は舞台がニューヨーク、都会とゴーストタウンの対比、
スリルとサスペンス、悲しみを感じた。ホラーの要素もあり、スピード感もあった。
元から恋人同士の設定、ゴーストになってからの時間が長い分、
ゆとりもあったからだろう。
デミ・ムーアの綺麗な涙とウーピーゴールドバークさんの演技が大好き。
アメリカのスピード感と違い、こちらはアジアの細やかさが伝わる。
出会い、愛するようになるところから描かれたので
少しゴーストになってからの時間を充分取れなかった点は残念だが、
純粋で可愛い恋する気持ちが感じられて映像もとても素敵だった。
ところどころに現れる楽しい感じや樹木希林さんの演技が素晴らしかった。
作品中から感じるふんわりした空気感、景色の美しさ、手の込んだ小道具、
そしてガラスを通して見える部屋や二人の様子など、
細部まで丁寧に作られていると感じた。
二人の透明で清潔感のある雰囲気、自然な演技、綺麗な涙・・・。
繊細な感情がとても見事に表れていた。
そしてこの映画が見終わったあとに前作と比べて号泣ばかりにならないのは
最期に残されたジュノが七美の思いを受け止めて愛を胸に
これからの人生をしっかり歩んでいこうとするラスト、
その前向きで明るいラストだからだと思う。
だから悲しみばかりではない、余韻の残る映画に仕上がったと思う。
間で笑いあり、ドキドキあり、綺麗な涙を流せるとてもいい映画だと思う。
何度も見たくなり、見るほどに余計に心に沁みる映画。
結婚したくなる
とってもきれいな映画です。1990年版のはこれから見る予定なのですが(笑)アジア版ゴーストここにあり!って感じです。七海がろくろを回すのをジュノが優しく後ろから手伝うシーンは本当に美しくて、いいなぁって思いました(≧∇≦)七海が倒れているのを見つけたジュノに、病院で七海の死に落ち込んでいるジュノに叫んでも届かない七海の声。危ないことを伝えようとしてジュノをつかもうとしてもすり抜けてしまう七海の手。涙が止まらないくらいせつないシーンを見事に樹木希林さん演じる霊媒師がコミカルにスパイスを加えていました(笑)
全34件中、1~20件目を表示