バタフライ・エフェクト3 最後の選択のレビュー・感想・評価
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時空戦?
警察に協力するサムにはジェナという妹がいるのだが、彼が15歳のときに火災から救助した経緯があった。しかも、一度は彼女の葬儀も経験しているのだが、過去に戻って救助して、代償に両親が焼死してしまったのだ。過去に戻っても傍観者でいなければならないというルールを破ったのだ。
リズの頼みでロニーに再審請求させようとするのだが、ロニーとレベッカが浮気していたという事実も知らされたのだ。もう一度ルールを破り、殺人事件を阻止しようとするが、結果はやはりレベッカの死を避けられず、しかもリズまで殺され、犯人はそのままシリアルキラーへと変貌を遂げた。サムは過去に戻るたび容疑者とされてしまい、シリアルキラーが誰なのか探ろうとするストーリー。
怪しい人物は徐々に身内の人間に絞られ、もしやサム本人が?と、つまらないパターンも予想されたが、意外にも真犯人は妹のジェナだった・・・兄想いの可愛い妹であるはずだったが、兄を愛するあまり、周りの女性を殺し続けてきたという悲しい話。こうなりゃ、最後の選択は火災で妹を見殺しにするしかないわな。
『バタフライ・エフェクト2』があまりにも面白くなかったので、本作はなかなか面白かった。特殊能力が遺伝的なものという設定も生かされていて、妹ジェナも実は時空を飛ぶことができるという事実が最後に明かされる。二人が時空合戦をやっていたらもっと面白くなるかもしれないけど、ややこしそうだな。
フィルム・ノワールの新しい可能性
1940〜50年代に隆盛を極めたフィルム・ノワール(虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画)は、その後、様々な要素を取り入れることによって(あるいは、要素として取り入れられることによって)、新たな可能性を見出してきた。例えば、SF要素と組み合わさった『ブレードランナー』は一大センセーションを巻き起こし、ノワール的な異常心理と壮大なキリスト教的世界観が組み合わさった『セブン』はB級映画の枠をゆうに超え、第1級の作品として残っている。
本作は、「バタフライ・エフェクト」というB級映画の異端児というより独特の存在位置を占める天才がフィルム・ノワールと合体して見事な化学変化を起こした例である。
60年代以降のノワールに顕著なバイオレンス、セックス、サイコ、グロテスクな描写を惜しみなく盛り込み、その鍵はというと、すべて「バタフライ・エフェクト」が担う。これほどまでに“チープかつパラドキシカル”なB級映画はかつて存在しただろうか?
クライマックスで明らかとなる犯人の一連の殺人の動機とその手口を知った途端、われわれは舌を巻くほかない。そこで窺えるのは、見事な化学変化の結晶である。
バタフライエフェクト…?どうした?
2010/10/08 18:39
これは、、
バタフライエフェクトという題名をつけるべきか?(つけなきゃもっと楽しめたのかもしれない(笑)
まぁ、愛するものを救うべくって展開ゎまぁそうだけど。
なぜか凄いグロテスクかつエロチックな映画に変わってる。。
あの激しいセクースシーンゎ個人的に大嫌いです。
グロくすることで、いわゆるソウみたいなドキドキ感はプラスされましたが…
最初見た瞬間結末が自分の中でAかBか予想してましたが見事Bで的中(笑)
なぜアイツだけ普通なのか、いやはやなぜ生きてるかって考えたら、、これ以上はネタバレになるか。。
まぁ、普通に面白いけどバタフライエフェクトを見る気でいた私は少しガッカリ。
MCハマーに助けられる
これ、続々編だとは知りませんでした
筋書きがとても綿密に出来ています
こういうものは中身を書かないほうが良いと思いますので内容は詳しく書けませんが、
何度もタイムスリップしていくうちに少しずつ現実社会も変わっていくっていうのは、
バックトゥーザフューチャーのパクリっぽいですがこちらのほうが少し複雑なパズルにしています
最後のシーンはこのあとも続編があるかもっていう暗示でしょうかね
面白い映画なので借りるものに困ったときはぜひどうぞ
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