劇場公開日 2010年6月5日

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「 先の見える展開ではありますが、主役の当麻先生(堤真一)が「信念を...」孤高のメス たたみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0  先の見える展開ではありますが、主役の当麻先生(堤真一)が「信念を...

2025年12月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 先の見える展開ではありますが、主役の当麻先生(堤真一)が「信念を振りかざして周りがついていけない」というヒーロー像でないこと、敵もいるが信念のある医師についていく同僚もきちんといること、地域のことを考えて彼を応援する為政者がいること、家族を大事に思う登場人物が多いこと(特にでんでん演じる市長の弟が兄を大事に思っていること)など、全体的にやさしいストーリーだったと思います。一番よかったのは、当麻先生が礼儀正しいというか、普段も手術中も同僚に敬語を使い、横柄なところがない人物像だったことかと。手術が終わって、「お疲れさま!」って言ってもいいところを、「お疲れさまでした」と言っているし、看護師を下に見ることもなくて気持ちがいい。

たたみ
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