- 予告編を見る
REC レック ザ・クアランティンのレビュー・感想・評価
全7件を表示
L.A.で撮られたもう一つの惨劇
原題
Quarantine
感想
偶然取材中だったTVクルーが遭遇する惨劇の一部始終を全編主観映像で描ききったスペイン製ホラー「REC/レック」をハリウッドが完全リメイク!
オリジナルも観たことあったのですが忘れてる部分があり、とりあえず今作を観てみることに…。
POVなので暗いしブレブレなので観ずらいとは思います。ですがリアルなパニック感と迫力はあります!
くると分かっていてもビックリもしました笑
そんなに大きくないアパートに閉じ込められて、感染者に襲われるのは怖いですね。
終盤の暗闇の中、感染者に襲われながらの上の階を目指すところはハラハラドキドキしました。
ラストの暗視カメラでの絶望感も良きでした。
Wikipediaより「クアランティン」とは「隔離」の意味らしいです。
※ハルマゲドン・ウイルス
主役のパニックの陥り方はすごい
最近のホラー映画に限らないがとんでもない状況での
登場人物の冷静度がすごくて現実にはあんな冷静ではいられないだろうと
思っていたんだけど、本作の主演女優の恐怖のあまりパニックに陥る感じが
中々すごい演技で良かった。
実際映画のヒロインのように毅然と立ち向かうことは、
逆にサイコパスでなければ無理なんかじゃないかと思う。
なので終盤ずっと恐怖に陥ってる演技はリアルだと思う。
ところで本作はハリウッド版らしいんだけど、オリジナルを見たのは
あまりにも前なので正直ほとんど覚えていない。なので比較することは
難しい。今まで何度もPOVには限界を感じると言ったが、この作品は割と頑張っているかな。ただ、やはり画面がめっちゃ揺れるのでとにかく見づらい。
画面が揺れる、画像が暗いなど見づらくてやっぱりPOVは見にくいな。
取材シーンが良かった!!
出だしの消防署取材のノリノリ感は良かったですが、本編はただ観辛かったです。血液ではなく脳の感染という設定や、アパートから出られなくなったのは良かったですが、悲痛な叫びのあと最後はこれで終わりかよという感じで、ポカーンとしました。
RECハリウッド版
アメリカ人監督がディレクターズカット版として撮り直したと思えば楽しめるかもしれない。
やたらと評判が悪いハリウッド版だが個人的には悪くない。
まあ確かにオリジナルとそっくりだし新鮮じゃない分退屈なのは認めるが、 ディレクターズカット版と思えば悪くないし、 ハリウッドらしいアメリカンな感じはやはり見て良かったと思える。
何故か不細工と叩かれてる主演女優も、 まあ確かにオリジナルのアイドル系のルックスには負けるが、 とりあえずは美人女優の部類に入ると思う。
オリジナル版との相違点
冒頭の取材で隊員とのコミュニケーションがユーモアを交えてかなり親密。 マンションに獣医がいる事で狂犬病を発見し感染性の病気である事実を突き止める。 テレビのニュースを見て政府筋によりマンションの一件が揉み消される事実を突き止める。 CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が乗り込み事態の重要性を分かり易くする。
ちなみにCDCとは感染性の病気を専門とする政府機関で、 『アウトブレイク』等のエボラウイルスを扱った映画ではお馴染みで、 保健福祉省に属する実在する政府機関。
その他細かい点でヨーロッパとアメリカの違いが分かる。
終盤のジェニファー・カーペンターに注目
都市が変わっても家の中は家の中。
全7件を表示