(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
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サマーが可愛い
愛を信じる男トムと運命なんて信じない女サマーのちぐはぐな恋愛模様を描いた作品です。
サマーの可愛さが本当にずるい作品でした。観ている間、自分を含む男性視聴者はトムと一緒にサマーの奔放さに振り回されたのではないでしょうか。でもその奔放で自由なところと、自分をしっかり持っている芯の強さに惹かれついつい彼女に夢中になってしまいますね。
最終的に彼女は別の男に運命を感じそのまま結婚してしまうわけですが…。トムはサマーのおかげで、サマーさえたどり着けなかった考えに達することになります。運命なんて存在せず、この世で起きていることは全て偶然であると。
しかし、その偶然をどうとらえるかはその人次第だというエンドに前向きなメッセージが込められていてとても爽やかな余韻に浸ることが出来ました。
サマー役のズーイー・デシャネルは「イエスマン」という作品でも似たようなキャラをやっていますね。とにかく可愛い!
リアルで、共感できた映画
自分は運命と想ったひとでも、相手はそうではなかった…自分も最近こんな経験があったからか、終始魅入ってしまった。
たしかに、ふりまわされていただけかもしれないけど、普通の女性よりもちょっとクセのあるほうがはまってしまうのかもしれないなー
ラストも予想はできたけど、前向きにスッキリしてよかった!
映像効果がいい印象をくれる
監督がCMやMVで実績のある方ということで演出に凝りすぎて中身はすかすかかと思っていたが、主人公のトムの気持ちをうまく描けていた。
サマーと過ごした500日はまさに人生の夏といったところか。
恋愛映画ではない恋愛映画
昔の恋愛映画は素敵だった。全てが整っていて出演している男優、女優は輝いていた。
この映画はそんな洒落た恋愛映画でもなく、80年代型「中身がなくハッピー」な青春映画でもない。
これを観てると自分の若い頃を思い出す。
映画の中で登場する「ザ・スミス」も主人公が着ている「クラッシュ」や「ジョイ・ディビジョン」のTシャツや、セリフの中に出てくる「シドアンドナンシー」や挙げ句の果てに映画「卒業」まで、自分の好きなものが偶然散りばめられた作品で少し贔屓目になってしまう。
主人公の男はともかくサマー役の女優は個人的に言うとあまり好きなタイプじゃないけど、この作品の監督(カメラマン?)は撮影角度を変えて一瞬この女優を美しく見せている。
それ以上に主人公を観てると自分の若い頃とダブらせてしまう。
「若い頃の俺ってバカだったなあ」と年老いた自分が深々と思ってしまうような映画。
寝てしまった
ラブストーリーではない。
中盤寝てしまったが始めと終わりだけ見れば話の流れと何を伝えたいのかがわかるくらいにはメッセージ性はわかりやすいと思う。(もっと深い意味もあるのかもしれないが)
ラストのサマーの言葉にはなるほど…と言わざる終えない。
運命を信じる男と信じない女がどうなっていくのかという話。
サマーとの恋愛を期待してみると肩透かしをくらうかも。
なんて可愛いの
サマー。
とびっきりの美人でなくても
男性にモテる女子はどこの街にもいるもの
ブルーのものをいつも身にまとってる
何度見たことか、この映画
同僚の結婚式へ向かう列車でのシーンが特に好き
夕陽の中でコーヒーを飲みながら
ジョンは永遠を感じる
きっとジョンの人生の中で何度も思い出すシーンだろう、思い出すたびに何度でもキュンと切なくなるような
ジョンがサマーをやさしく、愛おしく見つめる瞳がまた良いの
空を飛ぶような気持ちから
パーティーに呼ばれて落ちてくとこから
また歩き出す新たな1日が始まる
ああ、好きだ
うまくつくられてそう!
人気とのことで、借りてきて見ました!
始めて見たときは、主人公の男の子と思うことと同じことを比較的感じてました。「サマーはなんなんだ!」と思ったりしました。
しかし、これが見る人によって解釈というか感じ方が変わるようで、僕は男なので主人公の感情が結構わかるのですが、女の人がこの映画を見るとまた違った感想を持つようです。
ウェブで検索して女性の人のレビューを見て、自分の感じ方の違いがすごく面白かったです!そのレビューを読んで「確かに…」^^;と思わされたりなど、映画を見た後のみんなの感想の違いを楽しむことができます。
「映画がおもしろい」というよりは「見る人によって(特に男女の違いによって)感想が違って、そこからの気づきが面白い!」という感じです。
その辺、男女で異なる感想を得れるこの映画はうまく作られているように感じました。
他の人からの気づき得たいま、また改めて見直してみたいと思います!
サマーという名前の女性
きっと星のせいじゃないを観て、期待しすぎたかもしれない。
監督の撮り方は素晴らしい。日にちも迷わないし分かりづらくはない。でもストーリーが。結局何を言いたいのだろうか。サマーは結局何者なんだ。ガールフレンドではいたくないけど結婚したい女の子。最後は途中で見えてしまう。ちょっと残念かな。
でも配役も、撮り方もすばらしい。
失恋中の男性におすすめしたい。
見ていてとても切なくなりました。そうそう、昔お付き合いしたときこんな感じだったなぁとか頷いてしまったり。恋愛における心の移り変わりがリアルで、主人公の男性がとてもピュアなところも素敵でした。結末は前向きなので失恋中の男性におすすめしたいです。
運命の人?運命じゃない人?
”運命の人?運命じゃない人?“
冒頭に、これは恋愛映画では無いとの注釈の字幕が入る。
建築家志望だけれど、カード会社のコピーライターのトムに、ビートルズではリンゴ・スターが好きとゆう変わり者のサマー。このトムが、“サマー効果”の為に日々メロメロになって行く。言わば1人の女の子にどっぷりと嵌ってしまった、男の子のドキュメンタリー風味の作品と言ったところ。
作品中に出て来る映画『卒業』で言えば、トムはラストシーンでほくそ笑むダスティン・ホフマンそのものなら、サマーは一瞬将来への不安感をその顔に浮かべるキャサリン・ロスそのもの。
出逢いから現在何日目と誰でも理解出来る様に、画面には絶えず(○)と入るので、観客が迷う事は無い。但し、500日間の間に似た様なシチュエーションが、時系列をバラバラにした配列で挿入される。でも、この作品。早い話が、トムとサマーが常にイチャイチャしていたと思ったら、同じシチュエーションでは別れ話になっていたりするので、その時々の表情がギャグになる効果が有り、それを更に(○)と入る字幕時の背景が白かったり、暗かったり…と実に丁寧(笑)
終始笑いの絶えない内容なんですが、特に笑ったのはイングマール・ベルイマンをパロった辺りは爆笑してしまった。あ?後、『色即ぜねれいしょん』での《フリー○○○○》に匹敵する3文字の連呼にも(笑)
最後のオチはある程度は予想通りでは有りますが、割と爽やかで良いですね。
使用されている音楽のセレクトも申し分ないと思います。
うん!楽しかったですよ。
(2010年1月12日TOHOシネマズ・シャンテシネ1)
史上最高のクソ女
字幕、DVDにて観賞
アメイジング・スパイダーマンのマーク・ウェブデビュー作。この人はやっぱりラブコメが上手なんだと思った。
スパイダーマンでは、高校生の比較的青いラブコメを作っていたが、今作は大人っぽいラブコメになっている。本当にこの人って万能だよ・・・。
物語はいきなり「とある出来事」から始まり、そこからの見え見えな結末を追うという独特な形で進んで行く。これが今作の特色だ。
元々独特なストーリーだが、こうやって伏線どころかネタバレをしてしまうことで逆に飽きさせないという方法はとても良い考えだと感じた。
独特な作品に対して、作風は淡々と「とある出来事」の前と後が交互に流れるという、はほどよくシンプルな話だ。しかし、『前』が『後』に追いつくと一気に今作の独特な作風が浮き上がり、見え見えな結末とは違う、この作品ならではの結末となる。
作中の前置きでもわかるが、今作はただの脚本家の、とあるクソ女に対する愚痴や不満をぶつけたようなものだ。
しかし、そんなクソ女が本当にクソッタレな女だったのか。
脚本家は、とあるクソ女を本当にクソ女と思っているのか。
よく考えさせられる。
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