(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
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たしかに恋愛映画ではなかった
わたし自身恋愛経験が少なく、女だからなのかもしれないが、あまり刺さらなかった。
ただ、トムの健気さに笑みが溢れたのと、
IKEAデート楽しそうだなあという呑気な感想。
トムが踊り出すシーンがミュージカル映画のようで楽しかった。
最後、オータムに出会った場面のふりだしに戻る感が好き。
季節は巡るってことね。なるほど。
何度見ても良い作品
何度も見ている映画です。
映像や構成、音楽、カット割、そしてメインの2人の演技、全てが大好きです。
そして、内容がまた素晴らしい。
若い頃は、サマーのような人には気をつけようとか、恋愛はこんなもんだと思ったり。誰かに出会い燃え上がりそうな自分を少し冷ますための映画として大事に見ていました。絶対にトムのようにはならないぞって笑
そんな若い頃から月日は流れ、いくつかの恋愛をしました。理不尽な目に会うこともあったし、理不尽なことをしてしまったこともあります。
そして、数年前に一生で一人の人と出会い、大恋愛をして、そして昨年別れてしまいました。
振られた自分は、結局トムのようになってしまいました。ああはならないぞと気をつけていたのに笑
恋なんて、愛なんて、そんな風に思う気持ちもあるし、サマーが輝いて見えた時のトムの気持ちも分かる。そして、サマーの気持ちが離れて行く姿。。どの描写も生々しくて、痛々しいくらいリアルです。
誰かに恋すること、失恋すること、立ち直ること、愛に出会うこと、2人の関係から色んなものが見えてくる、そんな作品だと思います。
経験してきたことによって見方が変わる映画なような気がします。
これからも大切にしていきたいです。
運命ってなんだろう。 切ない。。 運命の相手なんていない。 運命の...
運命ってなんだろう。
切ない。。
運命の相手なんていない。
運命の相手に、するの。
これは、いつかどこかの
おかーさんが言っていたことだけど。
変わってしまったと人は言う。
だから運命なんてないと人は言う。
でも本当は、500日経っても、
人は何にも変わらない。
「幸せを祈っているよ」
最後まで彼は、
本当に大切なメッセージに気づくことができなかった。
でも、また季節は巡り行く。それが運命だから。
切なさMAXだけど、
こういう素敵な映画と出会えるから、
映画をみるのはやめられない。
だけど前もって言っておくが、これは恋物語ではない。
この間10代の現代っ子の見た感想で、自分の価値観をサマーに押し付け...
この間10代の現代っ子の見た感想で、自分の価値観をサマーに押し付けてるだけでトムが最低!!というのを見てびっくりしたけれど、確かになるほどそういう視点で見れば納得...
でも個人的にはこの映画がとても好き
見た後しばらくは音楽流しながらBGMがわりにも楽しんでたな〜
リンゴ・スターと『卒業』
ザ・スミスを知らない(ホール&オーツは知ってるぞ)おじさんが語ってもしょうがないことだけど、ビートルズのメンバーの中でリンゴ・スターが好きだという女の子は必ずいる!ということだ。むしろポール、ジョン、ジョージを好きだという子よりも一途であり、真剣度合いが違うのだと思う。
500日というタイトルにしても本当は488日だと思うのですが、誰しもが共感できる部分が必ずあり、「誰かの所有物になるのはいや」という女子を男子は尊重しなければならない。所有物という考えなんてのも、日本でいえば封建制度の家父長制みたいな感じなのだろうし、自由の国アメリカならば尚更である。ただし浮気性の女は別だ。
時系列をシャッフルしたかのような編集は面白いし、レタッチソフトを使ったようなユニークな画面は多彩で引き付けられる。なぜ嫌われたのかも反省できるし、トムの心情もよく表せていると感じます。特にバーで絡んでくる男にとった態度や『卒業』を観たときの反応の違い、束縛するのは避けてたけど上手くいかないよね。でも、その『卒業』の涙の意味に気づけば、行動に移すことができたかもしれないな・・・
クロエ・グレース・モレッツはヒットガールそのまんまのイメージでとてもキュート。トムに蹴りくらい入れてあげれば良かったのにと思う。そして、次回作(500)日のオータムも楽しみに待ってみます・・・さらに(500)日のウィンターも!ちなみにサマーが歌いたかった「明日なき暴走」はブルース・スプリングスティーンだからスプリングが隠れてますね・・・ブルースも出てきたし。
繰り返しみたい!
トムはオレンジや茶色の暖色で映される事が多く、
サマーはブルーグレーで現されていた。
サマーを演じる女優さんにこの色はあまり似合っていなくて、夏の青なのか、それにしてはグレー系ブルーだからクールな性格を現しているのかどちらだろう?
どちらにしてもこの2人が結ばれることはないんだろうなと思わされた。
運命や奇跡はただぼーっと待っていて起こる事はなく自分の行動が全てであると教えてくれるラスト、500日目がとても好きで涙がポロっと、、
刺さった
冒頭あれだけ幸せだったサマーの描写が後半最悪に
理想と現実の不一致が印象的だった
幸せと現実の対称
「あなたとは運命じゃなかった」
こんなの言われたらおしまい
一目惚れの相手とホイホイ上手く行くほど人生簡単じゃない
トムは行動で未来を変えた
普通のラブコメではない
普通の男の子がちょっと普通じゃない女の子に振り回されちゃう話。
リアルで、愛おしくて、ちょっと切ない。
報われないけどハッピーなエンドにリアルを感じました。
結局顔w
主人公の衝動的な行動にはちょっと共感できないけど、恋に落ちるシチュエーションは案外男も多いからその辺はあるある。
ラスト、結局顔かよ!ってのはツッコミでもあるけど一貫性があってそれはそれで納得感ある
公園のシーンが特に好き
サマーに振り回される男の姿にこんな映画もありだなと思った。現実にはこんな女の子はたくさんいるだろうし、こういう風に振り回される男の人もたくさんいるだろう。全体を通して爽やかで少し切なくまたハッピーな感じが好きだった。
そしてサマーのおしゃれな感じ好き。
ジョセフが公園で舞い上がっているシーンはこっちまで踊りたくなる!
This is not a love story. そして季節は移り変わる
大好きな監督の1人マーク・ウェブ。ゴッツい見た目によらず(ファンの方失礼!!)、繊細な映画を作る監督なイメージです。そのマーク・ウェブの長編デビュー作をやっと観ました。
元々ミュージック・ビデオの監督で、日本でもヒットした曲で言えばちょっと古いですがダニエル・パウターのバッド・デイとか?(個人的には誰も知らないかも知れませんが、グッド・シャーロットのリバーが好き!)。本作でも時系列が行ったり来たりするのですが、日付が出る所をハッピーな時は明るく、落ち込んでいる時には暗くとミュージック・ビデオ撮ってた感性が活かされていますね。特にハッピーな時に踊り出すのはPVで鍛えた手腕が生きてそうです。
恋に恋してるようなトムと愛を信じないサマーが最終的に逆転するのが脚本の上手さを感じました。しかし、トムくん痛いわ~。そりゃ、自由奔放なサマーには振り回されるわな。過去に付き合った彼氏とか聞いちゃダメだって。しかも比べたがるとか。相手の過去に自分の幸せはないよ!
サマーはいきなりいなくなったように思えたのですが、別れる話とかしてました?そこはハッキリ見せない作りだったのでしょうか?「卒業」観て感性が合わないと感じたのが原因にしても、もし、いきなりいなくなり、いきなり結婚してたら、さすがにbitch!と言われても仕方ないかと思います。ただでさえズーイー・デシャネル小悪魔っぽいですしね。
幼い頃のクロエ・グレース・モーレッツが可愛い!トムにアドバイスをあげたりしてて女の子は成長が早いですよね!そうそう、アベンジャーズのコールソンで有名なクラーク・グレッグが出てたのも嬉しかったです。いかにも人の良さそうな社長さん。あんな人の元で働きたいわ~。
トムくんは最終的にオータムに巡り会えたので、そこからまた1日目が始まります。いつの世も恋愛の傷は次の出会いでしか癒されないですよね。失恋して傷ついても、一通り落ち込んだら進め男子!進め女子!!
余談ですが、ズーイー・デシャネルは歌手のケイティ・ペリーに似てると思う。誰からも賛同を得られなくてもそう思う。
斬新な演出が最高
ストーリーは誰もが経験してるような内容なのに、見せ方が他に類を見ない演出方法でおもしろかったです。
時間軸がストーリーごとに区切られて前後したり、ミュージカルシーンもあり、インタビューのようなものありで、とにかく見せ方が上手でした。
主人公はピュアな若いサラリーマン。
通常のラブストーリーと男女が逆転していて、女性でも主人公に共感するところがあって、おもしろいと思います。
でも、何箇所か共感するという程度だったので、やはり男性ならではの心境だったりするのかもしれません。
サマーは本当にかわいい!
タイプでいうと女性が魅力を感じるタイプではなくて、何であんな子と反感を感じるタイプですが、ちゃんとかわいい女性になっていたのが、楽しく鑑賞出来た大きな要因だと思います。
もっとサマーが女性から嫌われるように描かれていたら、女性は見ていて楽しくないと思います。
サマーの心境や主人公が吹っ切れる様子など、分からないところもあったので、もう一度見たいです。
残酷なまでの「運とタイミング」 けどそれに尽きる。
なるほど、これはボーイ・ミーツ・ガールの物語。
恋愛モノらしい人物描写をせずに、淡々と男性目線で描かれる男のバカさ短絡さ単純さ思い込みの強さ。
サマーの人物設定はシーンとして盛り込むというよりはナレーションベースで、逆にサマーの魅力についてはズー・イー・デシャネルの演技で魅せている。
カクテルパーティーで初めて2人がしっかり会話するシーン、彼女はトムの驚きの表情を自分の顔にデフォルメコピーして目を見開いている。こういう部分にサマーの共感性の高さが現れている。
シーンとして盛り込まれた人物描写としては「人気がないからリンゴスターが好き」というのが印象深い。
ただ、「こんな話したのは初めて」というセリフが結局何の伏線にもなっていないように、サマーは本当に何も深い意味のある言葉は発していない。けど嘘も言っていない。
拡大解釈するのはいつも男の方。
主人公のトムが冴えない髪型というのも重要。
アバウト・タイムのティム然り、髪型に頓着しないというのは分かりやすい人物設計。
全ては見方、視点一つでひっくり返る。
トムがサマーの好きだったところを嫌いなところにすり替えるのはまさにその典型。
また、最後に招かれたパーティーでの理想と現実の乖離。虚しいけど、実際にこういう「思った感じと違う」というのは避け難く存在する。
どちらも男性特有の思い込みや皮算用が表現されていて面白い。
改めて感じたのは“serendipity ”(思いがけず出会う幸運)とそれを起こすために必要な3A("Action”“Awareness”“Acceptance”)の大切さ。
どこで何に出会うかわからない。
家に閉じこもってないで行動しよう。
それにしてもズー・イー・デシャネルという人間は本当に魅力的。国籍関係なしに見れば見るほどどんどん好きになっていく。彼女の魅力は普遍的なんじゃないか。
イエスマンをまだ観てない人にはイエスマンを、既に観ている人には海外ドラマ「NEW GIRL」をおすすめ。
ズー・イー・デシャネルがずっと可愛い。
現代版「恋人たちの予感」
実におしゃれな構成。
時間軸の対比とか、音楽の使い方とか、
LAという街がそもそもシャレオツ。
トム(J・G・レヴィット)にかなり同化出来た気がする。
何せサマーが可愛すぎる。ポニーテールサイコー。
そして翻弄され方も頷ける。男はバカな生き物。
決定的な別れを描いていないが、
始まりもそんなに「ここから」とか無かったから仕方ないだろう。
最後にサマーがトムに会いに来るのが、
見る人によってはbitchと映るだろうが、
彼女は打算ではな本能的にそういう女であって、
そういう女じゃないと惚れないと思う。少なくとも自分は。
ナレーターも良かった。「彼は確信した」
終わりまでおしゃれ。
終始男目線の話なので、女性が観てどう思うかは不明だが、
男性の共感度は高いであろう。
まだまだ幼さ残るクロエちゃんが、既に光る演技をしております。
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