「諦めない男。」孫文 100年先を見た男 L’argentさんの映画レビュー(感想・評価)
諦めない男。
7度の武装革命に失敗し、さらに中国の未来に向け高みを目指す孫文。
当局から命を狙われ、それでも革命を諦めず、「今度演説台に登れば命はない」との脅迫に抵抗するかのように人々が集まる演説台に立ち、革命必要性を説きそのための資金を募る。
作品は少々長い気がするが、彼の偉業を表現するにはまだまだ足りないくらいなのだろう。
孫文の後ろ楯である富豪の娘とのエピソードは真実だったのだろうか?
描かれてはいなかったが彼が生きている間に9度目の革命を起こし、ようやく成功を収めた、とクレジットがあった。
孫文は正に中国の歴史にその名を残す偉大な人物だ。
ウィンストン・チャオは孫文の威厳と寛容さを持ち合わせたナイス・キャスティング。
役に填まっていた。
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