宇宙戦艦ヤマト 復活篇のレビュー・感想・評価
全9件を表示
死を美化するべきでない
ヤマトの大村とエトスの艦、2回も特攻シーンがあるのが受け付けません。
まず大村。「ひとり者の俺に怖いものなんかないんだよ」みたいなことを言って死んでいきました。独身者の命は軽いと言われたような気がして、私はひどく傷つきました。「若い新隊員ではなくベテランが特攻する」というところに泣いて欲しかったのでしょうが、一切泣けませんでした。
そしてエトス艦。特攻するなら乗組員は退避させて艦長一人で死ねよ。なんで多くの乗組員を道連れにしなきゃいけないんだよ。「エトスの人もきっとわかってくれる」じゃないよ。秘書みたいな奴が「艦長あなたと働けて幸せでした」と言うんですが、これがプロの書いた脚本だとは。薄っぺらく胸糞悪い。イライラしながら帰途に着いたものです。
西崎義展の狂気が生んだフィルム
ヤマトはもともと荒唐無稽なものだったし(完結編では「さらば」の特攻シーンが回想シーンに出てきたりとか)、その点では良くも悪くも「変わらない」というべき。
本作で特筆すべきはストーリー。シナリオ原案に石原慎太郎を迎えたことにより、「宇宙アラブをいじめる悪い宇宙アメリカをヤマトがやっつける」という感動的なストーリーが宇宙にそびえ立つのである。これだけで10億点。
歩いてきたライオンが突然こっち向いたり、敵要塞が謎の宇宙水面からシンクロナイズドデスラー戦法しかけてきたり、「え、娘以外助けないんすか!?」とか、5分に一度はこっちの腹筋を攻撃してくる野心的な演出の数々。
こんな天然モノの狂ったフィルムが楽しめるのはヤマト復活篇だけ!2199みたいな「普通に美味しい養殖物」とは違う!天然モノだからこその歯ごたえ!有毒!
30年前に放流した宇宙戦艦ヤマトという鮭の稚魚が、イクラぶら下げた稚魚の姿のまま30mぐらいにサイズアップして遡上してきたようなスペクタクル。
それが宇宙戦艦ヤマト復活篇なのです。
世紀の駄目映画
世の中には名作と評価される。アニメ、映画は沢山あるが、ヤマト復活編を超える駄作は現れる事は無いと断言できます。
まぁ実写版ヤマトもヤバイ作品でしたが、復活編に比べたらまだマシな方です。
脚本、演出、作画全てが駄目。
ツッコミ所が満載。
爆風で服が溶けて半裸になる森雪
ヤマト発進シーンでのズッコケ主題歌。
人間の描写が駄目なのに出て来る動物シーンには力をいれている。
軍隊のはずなのに階級は無い上官にはタメ口、女性兵士を下名前で呼ぶ。
民主主義の軍隊なのに、政府の許可も得ずに宣戦布告する一艦長。
最初は地球の科学ではどうする事も出来ないと言っていたのに最後は六連発波動砲で解決って
どんだけご都合主義ですか。
後はエンディングロールでの第一部完って、笑う所ですか
自分はレンタルで本編とDC版を観賞(DC版はツッコミ所を減らしていたが元が駄目な映画なのでどうしよもならなかったです。)
それで2月にヤマトの新作が始まるので、もう一度観たら今度は40分も耐えられなかった。
点数が0.5までしか表記が無いですが、自分的には−50くらいの作品です。
まだ、終わらんよ!!
“ヤマト復活!”「完結篇」から26年の時を経て、ヤマトが帰ってきた。とは言っても、いまどきの若い人たちには『何のこっちゃ?』って感じじゃないでしょうか?
『納得できる話が、何一つ無い!』何なのだ?この脚本??≪ネタバレ!≫満開で、ツッコマせていただきますと…、
①何で、ヤマトがあの形(=元の形)で復活したのか?何ら説明がない!
②何故に雪は行方不明になる直前、ブリッジで半裸になっちゃったのか?意味不明!
③真田さんだけが、恐ろしく老けてしまった…(泣)&徳川太助、若過ぎ!
④移民受け入れ先の星から『君等がいると、迷惑…出て行ってくれ!』みたいなこと言われてましたが、ひょっとして地球人類は、先住民族の許可も得ず、勝手にやって来たのだろうか(だとしたら、スッゲ~大迷惑!)?
⑤エトス星の軍人さん!『人間、最期の死に方は…』みたいなこと言ってましたね。あなた人間?
⑥オイオイ古代!救命艇には娘(美雪)以外にも、いっぱい人が乗ってたぞ!放置プレイか(^^;?
⑦土壇場になって『あのブラックホールは、人が作った物…』って、そんなんもっと早くに気付くやろうに!地球の総力を挙げた科学力って、そんなもんかい??
etc,etc…こんなモンじゃない。他にもイッパイ(^^;!!
確かにヤマトが飛び立つシーンには、『おおお~!!』と、感動してしまいましたが、その時に流れる『さらば~♪地球よ~♪』も、何故かささきいさおさんではなく、THE ALFEEの新録Ver.。あの歌を桜井さんのハイ・トーンでやられても…(>_<)。
まあね、昔のヤマトを見ていた頃も、吾輩や友だちは『何回やる(復活する)ねんな?もうええわ!』ってツッコミまくって、よりリアル路線な「ガンダム」なんかに移って行った世代なわけでして(「完結篇」が公開された、中学3年の春休みには「完結篇」を見ずに、同時期に公開されていた「幻魔大戦」や「クラッシャージョウ」を見に行っちゃいましたから)、今回のも半分くらいは『何を今さら?』って感じを持ちつつの鑑賞ではあったわけです。そう吾輩のなかでのヤマトは、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」で、完結しちゃっているのです。公開当時、小学生だった吾輩は、映画館でそのラストシーンに震えておりました。然るにその後にテレビ「宇宙戦艦ヤマト2」以降に作られた、モチベーションが下がる一方のヤマトと、その終焉となる「完結篇」を、吾輩は当時どうしても受け入れられませんでした。そんな終わってしまった作品でも、やはり子供の頃に見ていた懐かしさから今回『復活するらしい』って聞いただけで、何かドキドキしてしまった自分が、今となっては少々恥ずかしくもあります。何せ見に行った作品が、この体たらくでは…(>_<)。
何かラスト近くには、『これは“宗教映画”か?』って思っちゃうようなノリのテイストまで感じられ、挙げ句に“第一部・完”ですから(そりゃ、あれで終わっちゃったら雪はどうなるのさ?ってのは、わかりますが)…。でも、この先どうする気??
まあこんなにグダグダでも、復活させちゃったからには、キチンと責任もって最後まで(たとえ興行成績が惨敗でも)描き切っていただきたいですね。何だかんだ言っても吾輩も、ヤマトは好きですから、乗り掛かった船には最後まで付き合おうと思います。
さらば、西崎さん。
今も絶大な人気を誇る○ンダムにはまったくハマらず^^;
今作だけにはかなり入れ込んで観ていたファンだった。
多分3歳上の兄貴の影響だったんだと思う…。
なにはともあれ、復活おめでとう!!で、ある。
待ちに待ったというか、○ンダム人気に押されて、こっちは
アッサリと忘れ去られたかのような扱いだったので…まぁ
(パチンコ人気のおかげか)とりあえずファンは嬉しいのだ。
作品の出来如何よりも^^;
面白い、つまらないというより、馴染めるかどうか…(爆)
オールドファンはその一点に絞られる気がする。そもそも
設定は違うし、声は違うし、とりあえず揃えたメンバーは軽い。
センチメンタル・ジャーニーを地でいくような、
つじつまの合わない展開、ご都合主義は元々あったにせよ、
ワープや波動砲にまるで緊張感が漲ることなく簡単に終わる。
時代だな…。仕方ないよね、26年も経っちゃってるんだから。
いちいち突っ込んじゃいけないのは分かっている(爆)…が。
何でアルフィー(恨みはないけど)がテーマを歌ってんだ!とか
(ささきいさお氏、まだご健在。彼の歌声が聴きたい。)
古代雪も声が違うし、攻撃されてなんで服が脱げるんだ?とか
(質に合わない色っぽさも、まぁいいんですが)
サービス精神に則ってるのか、単に若者を獲りこみたいだけか、
共に闘ってきた仲間の「死」に対する描き方などあまりに軽い。
従来のように、クドクド描け…とはいわないが^^;
アッサリ冷たい古代進とヤマトの面々。なんつーのも見たくない。
さらに移動性ブラックホールと、人類移住を阻止する星間国家
連合なんていう二重の危機を用意したもんで、もうグチャグチャ。
押し込み駆け足演出なのでゴルイ将軍の声に浸る暇すらない。
だいたい石原慎太郎が原案にドーンと出て嫌な予感はしたが、
西崎義展は題字よりデカくドーンと出たんで吹き出してしまった。
でもって、第一部。完。…あるのか?やれるのか?第二部。
当たり前なのだが松本零士の色合いなんて、もうどこにもない。
肩幅より長く伸びるまつ毛も、ない!
…言いたいことを言ったらスッキリ(失礼しました)。
それでもやっぱりヤマトは大好き。もうかぶりつきで観ていた。
映像は本当にキレイ。頭でっかちなヤマトがシャープになった♪
重要場面で必ずかかるフルオーケストラ音楽も素晴らしい。
あぁ真田さん、歳を召して更にステキ!徳川の息子も島の弟も。
美雪には今ひとつ魅力を感じなかったが^^;折原真帆イイぞー!
今度は彼女を若手が獲り合うのかしら。昔の古代と島みたいに。
(いや、それをいうとテレサが可哀相だった)
先日深夜枠でTV版寄せ集めの映画第一作目を放映していたが
…ますます富山敬と麻上洋子の声が聞きたいと思ってしまった。
いまはただ、「さらば復活篇」とならぬことを祈りたい。
(西崎さん、アナタはもう偉いのだから、見守っていましょうよ。)
言いたくないけど老害
ちりばめられた小ネタと聞き覚えのある音楽が楽しかったです。
西崎翁の科学知識は26年前で停まっているようで、マジンガーZばりに割れるバリヤーが印象的。更に宇宙空間での機動には、高度という概念が必要みたいです(笑)
2009年という時代に公開する映画としては、テーマの表現力が乏しいけれど、四半世紀前に終わった人が監督なので仕方ありません。最後の最後に、古代艦長がいきなり台詞を思い付きますが、まさかあれがテーマだったなんて…石原慎太郎といい、西崎翁といい、老害という言葉が脳裏を駆け巡りました。
話は…こんなにあっさりしていて、淡々と進むヤマトは初めてです。全銀河相手への宣戦布告を、上役に相談もせず、妄想の森雪の言葉だけで決意するなんて…私は一人で笑ってました。
ノスタルジーを愉快に楽しめる方だけオススメします。
そういえば、パンフレットを是非見てください。今回、古代艦長は38歳設定なのは、昔からのファンに共感してほしかったかららしいのですが、同時に西崎翁は、今のアラフォー世代は全く駄目だから、小学生は真似をするなと語っています(笑)
あんたに言われてもな〜(‾○‾;)
復活編?
だいぶ酷いと思いました。
原案石原慎太郎は置いとくとして、3年間も宇宙を放浪していた古代進ってどうなんだ?しかも輸送船。3年ぶりに会った娘に責められると言い訳してるし。古代進ってこんなキャラ?
お決まりの出航前のクルー同士の喧嘩の際の古代進のせりふ『オレがヤマト艦長、古代進だ』ってお前それ言いたかっただけだろ。そこで言う言葉か?
全体的に詰め込みすぎで、端降りすぎ。正体不明の敵の筈が移民先の恒星であっさり正体は判明するし、知ってるんだったら教えてくれたって良いじゃないの、アマールの女王!
色々不自然すぎる話の展開。
最後には敵がエネルギーの思念体みたいな感じになっちゃってるし、ご丁寧にブラックホールは人為的に僕らが作っちゃったものですみたいな事教えちゃってるし、どこまで不自然な展開なんだよ!
1000円の価値も無い…。
続編要らないです
宇宙戦艦ヤマト
超ネタバレですからご注意下さい。
見てきました。
ヤマトではないと思います。
よくも悪くヤマトらしいと他サイトでどなたかいわれていましたが、ヤマトらしさってなに?
私はおもしろくありませんでした。波動砲で解決って?又敵がスタートレックみたいに本当の宇宙人になりました。
新しいヤマトクルーの魅力をこの映画だけでは表現不可能。
医者とコスモパルサーの隊員と兼務って、ヤマトの操縦とコスモパルサーの隊員と兼務って、島、加藤がかわいそう。
真田さんが乗らないのでいろいろ説明不足。なので、敵からブラックホールの謎とき最後の最後にがあります。これがなかったら地球は終わってました。
声優が亡くなったなら、古代の息子を新声優で戦闘班長、島弟を操縦にして、デスラー長官を艦長にすればなんとなくおさまったのでは?新古代が私は初めだれだか名前を呼ぶまで分からなかった。
湖川氏もイデオン等でキャラクター打ち止め状態。オーディンから全く代わり映えしない。ヤマト制服のセンスなし。下矢印・イカリマークかないヤマト制服って。古代、コスモタイガー服はほぼ同じ。
二部に期待って、過去のオーディン、ブルーノア同様、興行的にこけたら次はありえません。西崎氏はプロデューサーに専念願いたい。
ヤマトでこけたらあとがない。
ガイナックス(もうない?)又は若いヤマトで育ったヤマト好きな監督、スタジオぬえ(ない?)もしくわ山根公利氏にメカデザインをお願いいたします。
私的には松本れいじ氏のキャラクター、ヤマトメカデザインをコンセプトで真面目に地球を宇宙をまもるのがヤマトらしさだと思うのですが!
最後の宇田川さんの作画はヤマトらしく綺麗でした。あ!ヤマトらしさありました!装甲が硬いということが同じでした。
!
色々言われていますが私は楽しめました。
無限に広がる大宇宙・・・。この台詞を26年待ってました。やはりアクエリアスの海からヤマトのテーマ曲で飛び立つ絵は感動ものです。ありがとうヤマト製作委員会の人たち。確かにキャラクターには違和感あるし(特に完結編のラストが組み込まれているので余計に)後半のストーリーは少し飛びすぎな感も歪めませんが、私は一人のアニメファン、ヤマトファンとして楽しんできました。CGはうまくできてるし、戦闘シーンは素晴らしいです。試写会の掲示板でも見ましたが原案:石原慎太郎は?????だし、エンドロールに第1部完と書いてあり、続編を期待させてくれました。2部は雪を探しに行くストーリーかな。ワンピースのせいで初日朝から2時間待ちでしたがミニカレンダーもらえてよかった。満足です。
全9件を表示