ライアーゲーム ザ・ファイナルステージのレビュー・感想・評価
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シリーズのファンであれば…
ドラマの世界観を引き継ぎ頭脳戦や裏のかきあいはおもしろいのだが、肝心のゲームがただリンゴを投票するというつまらんもの。それを10回以上見せられると正直飽きる。リンゴを燃やしたりするのも少し強引だし、もう少しゲームに戦略性を持たせたら良かったのでは?
あと一歩足りない感じ
ライアーゲームというタイトルどおり、裏切りが題材の話。シナリオが良く練られており、人間の醜い内面が描かれていて、全体的に楽しめた。ただ、終盤〜ラストでは、その本題からズレてしまい、ちょっとガッカリ。テレビ的なおさまり方でした。でも、楽しめたよ〜。
そこそこ面白いんですが、映画としては少しさみしいかな?
原作にないエピソードを頑張って作っていて、そこそこ面白かった。
TVのスペシャル版だったらこれでいいと思いますが、映画としては少しさみしい。
一番思ったのは、もう少し、動きがほしいということです。
アクションシーンがほしいし、場面も一か所ではなくて、いろいろ転換してほしかった。
登場人物も、最初から最後まで、ほとんど変化なしっていうのもどうかな?
セットも安上がりで、陳腐な感じだし、映像ももうちょっと工夫してほしかった。
ストーリーはすごくよく考えてあり、よくやったという感じ。
こういう映画だと、女性があまり出てこないことがあるけど、この映画は女性がいっぱい出てきて、華やかな感じがよかった。
テーマは、お約束のパターンだけど、人を信じて協調行動をとるのが正しいことで、結局それが最後に勝つ、みたいな印象だった。
これも度がすぎると、また別の問題がいろいろ起きてくるし、ここをなんとかしほしかったです。
オリジナルストーリーなのだから、その辺のパターンを崩してもよかったのでは?
安い演出だが、心理戦は楽しめる
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 65
演出: 40
ビジュアル: 65
音楽: 65
原作もテレビドラマも知らない。でも最初からそのすごくわざとらしくて安っぽくて漫画っぽい演出と演技とセットに戸惑った。とりあえず予算の無い深夜ドラマのB級感丸出しな雰囲気を、何故かそのまま映画でも引き継いだというような感じなのだろうか。
一番最初の五人対六人の状況でどうやって松田翔太が少数派の中心人物としてお互いを疑っている他人をまとめたのだろうかとか、そもそもこれだけ狡賢いやつらがそろっているのに、誰が何を投票したかを自分たちで確認もせずに主催者任せで信用していいのかとか(私ならば主催者の発表など絶対に鵜呑みにしない)、後で現金の受け渡しはしないとかいうような主催者の出した条件にみんなあっさり従っちゃうのねとか、ねたばれになるから詳しくは書かないけれど、赤と銀のりんごの入れ替えがそんな簡単に出来るのかとか(燃やしたら熱いだろ)、それなりにたくさん物語には突っ込みどころがある。
また1位の賞金が50億円と多いとはいえ、そこにたどり着くまでの道程は遠く危険があまりに大きい。ちょっと投資の計算の出来る人間ならば、1位の絶対的賞金金額ではなく、賞金金額×危険因子倍数をかけて賞金総額の期待値を計算するはず(例えば11人が参加したゲームで1位になれる確率が1/11ならば、賞金50億円×1/11を計算して約4.6億円を手に入れられるものとする)。みんなで赤のりんごを投票して13億円もらったほうが普通に考えれば有利なのに、何故みんながそれほどにまで危険を冒して裏切りが続出するのかも疑問。それほどに期待値に差があっても、自分だけはみんなを出し抜けると思ってるほど自信家がそろっているのか。
だが「囚人のジレンマ」とかの心理学や数学を物語に織り込みながら、心理戦を展開する様は楽しめた。重圧の中で相手の考えていることを読んで作戦を考えて出し抜いていく、そんな知能の限りを尽くすという戦いは見もの。
おもしろいような、つまらないような。。。
この映画のような頭脳ゲーム系が結構好きで、気になっていたところ、テレビで放送されたので見てみました。
率直な感想としては、面白いんだけど…なんだかなぁ。。。という感じ。
投票と投票の間の参加者たちのやりとりが間延びしてしまって飽きてしまうし、神崎直の馬鹿正直すぎる発言も、回数を重ねるとくどくなってしまう。
かといって、なんだかんだいってもやっぱり結末が気になるので、途中で見るのをやめることはできないんですが…汗
初めは単純なリンゴの投票ゲームかと思っていましたが、だんだんあの手この手でルールの隙間をかいくぐってゲームを進めるところは面白かったです。途中、ちょっと話が難しくなってきますが。
キノコヘアーのやつがウザイ
戸田えりか……終始目見開いてたな……あとずっと敬語を使っていた。なんで敬語なんだろ。裏切り者「さん」って……笑
それしか印象に残らなかった。あと、ロン毛の男も名探偵コナンみたいなやつでクールだったな。
駆け引きは、そこそこ面白かった……かな…なんちゃって
以外な展開
予想してたより面白かったです。ゲームの内容を聞いたときは駄目そうかなーと思ったけどよくあそこまで話が出来たことに驚きました。ヨコヤの扱い方が少し気になりますがそれでもドラマからの映画の中では十分に楽しめました。
スッキリ爽快
どうしても見たくて、ドラマシリーズも何も見たことない友達を連れて行っちゃいました。
もうあの濃いキャラクター達が大好きで。
犯人=Ⅹ、自分でも推理しながら見ていたんですが、見事に裏切られ…
そしてまたコイツか!?と予想すると、また裏切られ…
それがもう逆に気持ちよかったです。
友達もすごい気に入ってました。
やはりキャラが濃い人ばかりなのですぐ覚えられるとのこと。
ドラマ見たらまた印象が変わるのかも、と言って、ドラマ見る宣言してました。
私は映画のDVD購入予定です。
犯人の正体知ってからみるとまた色んな発見しながら見られるかな、と。
9月15日!はやくこい!!
リクツっぽくて頭を使います
テレビ版のライアーゲームは、割と楽しく観ていました。映画版も、クォリティとしては同じぐらいでしょうか。つまり、よく言えばそれなりに面白かったのですが、悪く言えばわざわざ映画館で見るほどではなかったかもしれません。
もともと騙し合いのゲームがテーマなので、結構リクツっぽくて頭を使います。この手のドラマの常として、どんでん返しや心理戦が展開されるので、そのリクツがかなり複雑で、正直、一度見ただけでは破綻なく成立しているのかわかりません。
まあ、リクツが100%理解できなくても、何となくワクワクして楽しめてしまうのは、推理小説を読むのと似ているかもしれません。私は好きです。
テンポの良い「裏切り&疑りゲーム」
ドラマも原作も一切見ておらず、秋山や直の役回りが分からないかと心配したのですが、開始10分でその心配は立ち消えました。主要キャストは分かりやすい程のキャラ設定がされているので、ドラマにおける人物相関を知らずとも楽しめるかと思います。
物語についてもシンプルで理解しやすく、様々な展開(=裏切り)があり飽きさせません。ゲームの内容はいわゆるゲーム理論における選択ゲームをモチーフにした、シンプルながら奥深いゲームを持ってきた事もあり、役者の縁起や推理に焦点が当たっているのでしょう。
面白かったです。
テレビ版を見ていたので、続きが見たくて映画館に足をはこびました。
内容はテレビドラマの続きです。普通におもしろかったです。
まあ、映画にする意味はまったくありませんけどね。
スポンサーのつかなくなったテレビで放送するより映画にしたほうが儲かると考えたのでしょうか。
上映時間は、私にとってはちょっと長すぎでした。(頻尿にはつらいでしょう)
しかし、だらだらとした場面が続くわけではなく内容は濃いです。
見に行っても損はしないでしょう。
ただ、映画のまえにテレビドラマは見ましょう。
上映後、映画館から嬌声&歓声があがった
劇場は学生、若い年代層を中心に
大きいスクリーンで半分ほどの入り。
当館はガラガラが多いので大健闘でしょう。
☆彡 ☆彡
いきなりゾクゾクしちゃった!
ここまでドラマ未見者に配慮された
映画も珍しいんじゃないのかな(笑顔)
上映終了後に歓声・嬌声があがったよ(驚)
中田ヤスタカさんの劇中音楽が大好きでして、
ドラマ同様のキャスティング紹介の音楽が
映画館の大スクリーン&大サウンドで流れたのを
耳にした瞬間、思わず鳥肌を立て、手を小さく叩いてしまいました。
そして、もうひとつ大好きなゲーム会場のセットも
映画館の大スクリーンで拝めて感動してしまいました。
だって、予告編だけで鳥肌を立てていましたからね(苦笑)
と、テンションアップしているということは
イコール、事前の期待もMAXに近かったわけですが、
ドラマファンにも十分に満足できる作品に仕上がっていました。
伏線を映像で見せる部分や
人間関係のつながりなど、ドラマを観ていないと
わかりにくい部分もありますが、乱暴な言い方をすると
わからなくても、映画を観ていれば、なんとなくわかってきますし、
わからなくても、それを凌駕するだけのパワーがこの作品には秘められていますから大丈夫。
何にも知らずに『涼宮ハルヒ』や『リリカルなのは』に
飛び込んでいる私が言うのですから、説得力はあるでしょう(苦笑)
◇ ◇
こうやって最初から映画までを観て
一番感じたのは「直ちゃんが成長したなぁ」ってこと。
人間って
変わっていいものと
変わってはいけないものがあると思うんです。
彼女の場合
純粋すぎるほどの
バカ正直さなわけですが、
そこをキープしつつも、ゲームを通して、
自己や様々な他者と絡んだことで、人間としての幅が広がったように見えました。
それは、人を信じることを覚えた、秋山にもあてはまります。
LIAR=嘘
人を騙すなんてマイナスにとられがちなスペルが
作品タイトルに含まれていますが、それは逆説的なものであって、
嘘の中に隠れた真・誠・信
人生を生きていく中での明るい希望を伝える作品になっている気がしました。
そうじゃなきゃ、客電点灯後に、
女の子の嬌声&歓声は上がりませんよ。
なんのイベントもない、近所のシネコンで
初めてですよ、こんな場面に遭遇するのは(嬉&驚)
☆彡 ☆彡
唯一残念だったのは、
これは映画だけでなく
2時間モノのサスペンスドラマにも共通するのですが、
キャスティングのネームヴァリューで役柄の性格・設定が読めてしまうこと。
序盤に、どんな演技をされていたとしても、
たぶん、この人は中盤から終盤にかけて、
鍵を握っていくんだろうな、なんて想像ができてしまうんです。
ただ、これは下手な浅知恵を持ってしまった大人だけであって、
今作を鑑賞に来る、メインターゲットの若者には、なんの支障もきたさないでしょう。
テレビのよさを生かしつつ、映画でまとめきる
ここまでスッキリまとめられていると気持ちいいですね。
さぁ、次は『のだめカンタービレ』の順番ですよ(笑顔)
完全にドラマファン向け
自ブログより抜粋で。
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映画は導入部からアップテンポで、手際よく「エデンの園ゲーム」になだれ込む。
「こいつらなんでこんなことやってんの?」というところを妥協すれば、純粋に騙し合いゲームを楽しむ映画として一見さんでもついて行けるだろう。
しかしそのゲーム自体の演出が、見た目こそ派手に仕立てられているが、いまひとつ盛り上がらない。
心理戦というより理屈をこねるタイプの騙し合いなのだが、その前提のわりにはルールの枠を越えた裏技を駆使しまくるので、してやられた感より、「そんなのありかよ」っていう置いてけぼり感の方が先に立つ。
演出的に、「観客を欺く」というより「観客に知らせない」ことで騙した気になっているのが、ことをつまらなくしている原因と思うのですよ。
また、これを言ってしまうと作品としての『ライアーゲーム』の根本を否定することなってしまうのだが、ことあるごとにプレイヤーたちが敵味方と手のひらを返すのも、ちょっと薄っぺらく感じる。
ひと癖もふた癖もあるプレイヤーたちを演じる役者陣の演技が大げさなのも、あえてそういう演出をしているのだと理解しつつも、総じて「台本のあるクイズ・バラエティ番組」を観ているような錯覚に陥るのだ。
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