大洗にも星はふるなりのレビュー・感想・評価
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やはり、キサラギには及ばない。
すっとぼけた、ナルシストでストーカーな
山田孝之の役は非常におもしろかった。
佐藤二朗さんやムロさんの個性的なキャラは
認めているのだか、台詞含みの全体の
脚本、構成がチープすぎる。
安田顕さんの弁護士役も設定ふくみで
訳が解らない。
戸田恵梨香もあまり出てこなかったのも
あるかな。
キサラギの成功を狙ったのだろうが、
全然、面白さや、納得感が違います。
残念。
すごく面白いのだけれどもヒロインが・・・?
すごく面白かった。映画としてはダメだけれど、見るものないとき、なんとなくDVDで見る分には最高。
「キサラギ」みたいだけれど、中身は現実感のない「アフロ田中」。
かなりデフォルメしてあるけれど、男の妄想のバカさが笑えた。
ちなみに大洗というのは、北関東ではかなり有名な海岸。
海のない埼玉県や栃木県の人が、よく行く茨城県の海水浴場です。
ネタになっているけど、群馬県の人も行くのかな・・・?
ただ、ちょっと戸田恵梨香さんがなんとなくイヤかな?
このパターンだとヒロインはすごく可愛くないとおかしい。
いつも思うのだけれど、戸田恵梨香さんは、顔はきれいなのだけども、可愛くない。
計算でやっているのなら、逆に頭が非常にグットとしか言いようがないのだけれども、この映画では別の人がよかった。
もっと本格派の可愛い人でないと、のれないのは私だけではないと思います。
『キサラギ』鑑賞者に迫りくる難行苦行
『キサラギ』(2007年)を観ている人と
観ていない人で、感想がかわりそうだな・・・
もうこの2行に尽きます。
『キサラギ』を意識しているのが
丸わかりの構成になっています。
わたし、
2007年鑑賞作の1位にするくらい
『キサラギ』にのめり込んだ男ですので、
新鮮度の点で、余計にきつかったです。
だからどうしても
『キサラギ』と比較してしまうんです。
ストーリーは、まぁ許せるとしても、
演出面の問題が大きいのでしょうが、
役者の良さを生かしきれていないし、
効果音を入れるタイミングもおかしい。
コメディって、やっぱり
“笑え!”って露骨に行っちゃだめなんです。
それをやられてしまうと、ドン引きしちゃうんですよ。
徐々に慣れてきた
中盤以降は平気でしたが、
序盤は、それがあからさま過ぎたことと、
映像演技を求めたのか、舞台演技を求めたのか、
軸がぶれてしまっていたのもあり、かなりキツカッタです。
うしろのおじさん?
舌打ちしまくってたし・・・
(これはこれでうるさかったけど)。
◇ ◇
とは、言いつつも
劇場の反応はどうかというと、
中盤以降は笑い声の上がる場面が目立ちました。
きついこと書いてきましたが、
わたしも、スクールウォーズネタ、
湘南ネタ。この2箇所では爆笑してしまいました。
この笑い声で興味深かったのが、
たまたまそうなっただけだと思うのですが、
笑いのツボが異なる2グループが存在したんです。
先にあげた2箇所、爆笑したのが
私含め、私の座席左側のみ、右側静寂。
逆に、他の場所で
右側だけ爆笑、私含む左側静寂。
振り返ると、
動きで笑わしに来ているか、
セリフで笑わしに来ているか。
右は動きに笑い、
左はセリフに笑っていたような気がします。
★彡 ★彡
観たときに詰めかけた客層によっては、
どっかんどっかん大笑いしっぱなしのときもありそうな気はします。
ただ、繰り返しになりますが、
『キサラギ』鑑賞済みのかたには、
難行苦行になる可能性が大きいです。
残念ながら私のもとへ、
C評価の星しかふってまいりませんでした(苦笑)
舞台で観たい。
「キサラギ」「33分探偵」を観ていないのに、
なんとなく面白そうだったので観に行って来た。
物語はクリスマスの海の家で繰り広げられる。
舞台作品のような印象を受け、そこに過去の回想が織り込まれパースペクティヴが広がる。
なにより大事なのは笑いのツボが合うかどうか。
僕はあまり合わなかったから、そこまで笑えなかった。
そして、なんといってもオチにがっかり。
みんなのマドンナ・えりこ(戸田恵梨香)の手紙の真相があまりにも浅すぎる…
あそこまで引っ張っといてそんなんかよ。。とがっかり。
その後の展開も無理矢理で、惜しい…。
面白いけどDVDで良いかな、な一本。
映画ではなく舞台作品としてやったこのハイスピードギャク感は面白いかも。
くだらなくて笑える、脱力妄想系コメディー
思わずフフっと笑ってしまう小ネタ満載でした。
全く期待してなかったのですが(失礼ですが)予想外に楽しんでしまいました。
特にヨシミちゃんの抜群の存在感は抜群です。
男の人は妄想に共感して、女の人は男って馬鹿ねぇと笑えるんじゃないでしょうか?
何も考えずに見れるので、疲れたときにフラッと見るといいと思います。
最後ほんのり感動もあるし。
多少笑いが合う合わないはあると思いますが…。これは気楽にいきましょう。
「キサラギ」とは似て非なるもの
とある海の家を舞台に誰が本命なのかを解き明かしていく。季節は冬で、7人の登場人物以外、誰もやってこない。セットは海の家だけ。舞台を観ているとき、無意識に視覚をコントロールしてしまうが、そんな視点そのままのカメラワーク。役者たちの大袈裟な演技と台詞の言い回し。時折、挟み込む回想シーンが、映画的な幅と奥行きをもたらす。同じような手法の作品に「キサラギ」(2007)があるが、作り手の狙いが見え見えで鼻につく。展開も間延びしている。人物設定に意外性もなく、まったく似て非なるものだ。
ブスだ、ブスだと騒がれた猫田(ムロツヨシ)の彼女・ヨシミに興味を持つが、最後まで現れない。いっそのこと、可愛い江里子と超ブスのヨシミを、戸田恵梨香に二役させてラストに登場させたら、面白かっただろうに。
それなりに楽しめたが、どうしても「キサラギ」と比較しちゃうんだよねー。
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