ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないのレビュー・感想・評価
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この程度じゃブラックちゃうし
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中卒のニートが一念発起してソフトウェアの会社に入社。
しかしブラック企業だったため散々な目にあいまくり。
そんな中、唯一田辺だけがマトモで面倒もよく見てくれる。
しかし田辺の退職が決まり、ニートも我慢の限界が来て辞めようとする。
でも父親が実はクビになっていたため、生活のためやむなく会社に戻る。
そしたら妙な連帯感になり、ハッピーエンド的な感じになる。
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今みたいにブラック企業が問題になる前の作品なのかなあ?
会社がブラックだろうが、無理して頑張るのが美学みたいな感じ。
ちょっとそれは違わんか?鬱になって壊れるだけやで?
おれもIT企業で、職場には色んな会社の人間がいる。
当然ブラック企業の奴もいて、突然来なくなるなんてよくある事。
その意味でも、そんな会社辞めてまえやって思った。
描き切れていないだけなのか、ここはまだマトモな会社やと思うけどね。
ただ単に激務で、口の悪い先輩がいる程度なんやから。
社長が無関心で現場の事をろく知らんのやから、悪意もない。
ホンマのブラック企業はこんなもんちゃいまっせ。
まあ、話としては面白かったんで、細かい事は気にしないけど。
ごめん、★2つで
最近、昔のドラマとか時代劇とか観ることが多くなりまして、日本のドラマや時代劇はホンマに見てわかりやすいようにリアクションとか臭くてオーヴァーなのがほとんどって改めて思ってしまって、日本の文化って取扱説明書も事細かく書いてる国民性というか、だからなのか、役者の演技も舞台役者みたいに、遠くに座ってるお客にもわかりやすい演技が主流なのねって思います。
インド映画をチラッとしか観たことないけど、あれは浮き世離れした感じに思うけど、日本の映画を世界各国の人が観たら、やっぱり少し独特な感じに思うのかな?
そんな感じで観るなら許せるのかなって映画でした。
コメディ映画であろうから、役者の演技がクサイのはまぁ許そう。
ただ、この作品からは感動や共感が得られなかった。
ホンマにブラックな会社に勤めたのなら、あんな終わり方無いわ…。
実際に限界かもしれんって思ってる人が観たら「んなアホな」「観んといたらよかった」って感じるかも。
だって、ホンマにブラックな会社は、もっと陰湿で、上司、先輩は絶対に話が通じない。
結局仲間になっていく…みたいなのそんな甘いブラック企業は無いです。
最後のような終わり方だと、結局は「我慢してればいいことあるぞ」って捉えてしまいました。
そういう人もおるかもやけど、病んでしまう人や自殺してしまう人が現実のブラックなのですぞ。
こんな企業など、映画の中なのだから、ぶち壊してしまってスカッとしたかった。
低評価が多いようですが私は面白いと思います
引きこもりのニートだった中卒男がパソコンスキルのみを手に母の死をきっかけに会社(ブラック)に就職し、パワハラを受けながらも必死に仕事をこなすという話。
プログラマーのイメージとしては残業が多いというのはあったが、こんなにも納期に対するプレッシャーがあるのは知らなかった。
まぁかなり話を盛っているのでしょうけど
品川祐の演技が下手な上煩くて気になったが、全体の話としては面白いと感じました。
ただ、映画というより2時間ドラマくらいが丁度いいと感じました。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。愉しめたが、現実的で身に詰まり笑えない箇所も有り。デフォルメされた登場人物達と画面の作り込み等、IT業界の雰囲気が伝わるのではないか。デスマ(デスマーチ)、OJT(On the Job Traininng)等、聴き慣れない言葉も登場する。“藤田巧己”の田辺誠一、この人はこのテの誠実なリーマン役が似合うが、現実にはこんな善人はいない。三国志の喩えは良いが、戦場シーンはやや諄い。アスキー・アートを絡めた(劇中のテロップを含め、フォントにも拘った)エンドロールも良かった。65/100点。
・物語として一致団結する事でカタルシスを得るのは止むを得ずかも知れないが、ラストの「これが生きてくってことなんだ」と云う〆は微妙。
・鑑賞日:2012年4月5日(木)
学生こそみた方がいい!
2チャンネルの実写化だから少しコミカルさが気になるけど、
実際働くっていうのはこういう事なんやろうね。
色んな会社で働いて来たけど何がブラックなのか、
何がホワイトなのかは当人にしかわからないけど、
この主人公が働いてる会社は
就業時間も守られてないし、仲も悪く、体質が問題あるけど
ある意味ではきっちりとした仕事をしてる気がするのは
今までの自分の経験がゆがんでるせいなのかな?
やりがいとか給料とか将来性とか
人によって仕事に対する希望は違うからこそ
働く前にある程度覚悟する為に今の学生にはお勧めの作品やと思う。
笑って考えさせられる傑作
ブラック会社ではなくとも、働いている人ならどこかしら「あるある」と思う部分があるのでは。
かなり過酷な労働環境の会社が舞台だが、見ている側が辛くならないような笑いの匙加減が良い。リーダーや上原さんのキャラなど、「こういう人いるよな~」という部分を損なわない程度に上手くデフォルメされている。個人的にはマイコ演じる派遣社員の、女子特有の空気読めなさと無神経さ、「分かる~」と思った。
過酷な労働条件、下請けの苦悩、低学歴やニートに冷たい就職戦線、人間関係が希薄になってきている職場環境…どんな人が見ても何かしら考えさせられる、実はかなりの社会派作品だと思う。
生活のために働かなければならないが、働くことに何か意味を見出せなければ明日へのエネルギーが沸いて来ない。キレイごとは言っていられないが、キレイごともなければ生きていけない。
最後に少しの希望を持たせる、救いのあるラストが清々しかった。
それにしても小池徹平はイジメられ役が嵌るよなぁ。
黒い限界を超えて。
まさかこの作品で、泣くとは思わなかった^^;
いや~感無量。こんな痛快作だとは題名から思いつかん。
それにしてもなんでやけに長い題名、と思ったら
もともとは2ちゃんねるへの書き込みが原作なのらしい。
私はまた、ブラック会社!?というタイトルから
その経営自体が怪しい会社なのだと勝手に推測していた。
あ、いや…怪しいといえばそんな要素もあるのだが^^;
経営が怪しいというより、働く側からみてあり得ない会社。
こんな会社を選ぶはずないだろ、という意味だったのね。
…でも選んでしまった。これって皆そうなんじゃないだろか。
だってこのご時世。仕事にありつけるだけでも有り難い。
だいたい仕事なんて、働いて初めて分かることなんだから。
いちいち漫画チックにその実態が明かされていくところ、
ほとんどこれはコメディだ。と思っていた。
そしてこの調子でずっと小池徹平が散々な目に遭うのだと
いま流行のゆるい?笑いのブラックコメディだと(それもある)
本当にタカをくくっていた。
…ところが!
違うのだ。ものすごく切ない。ものすごく共感できる。
この主人公ほどではないにしても(プログラマさんは真実?)
なんでこんなに過酷な労働条件で、来る日も来る日も働いて
働いて働いて働いて…なのに少ない○○。って、泣ける!!
そりゃぁ、限界もくるわな。。
少し前まで、この主人公はニートだった。
いじめをうけ不登校になり、引きこもり、家族に心配をかけた。
一念発起して働こうとした矢先、母親が事故で死んでしまう。
あとで分かることだが、父親もリストラに遭っていた。
もう後がない!こんなことってあるのか?と思う不幸の羅列が
主人公を襲い、無責任な同僚たちへの我慢も限界になる。
学歴詐称を疑われ、差別までされる。どんなに頑張っても所詮
人は学歴でしかモノを見ないのか。仕事は成果を挙げたのに。
それでも諦めないで頑張ることに意味があるのか?たった一人
でも、自分を助けてくれる人間がいるから頑張れたってことか?
泣いても喚いてもどうにもならないとはこういうことだ。
なぜかあり得ないこととは思えないくらい観るものに迫るのだ。
実は自分の会社も(こんなではないが)よく似ている。
プログラマさんは(もちろん私は違う)身近にはいないのだが、
納品だ、〆切りだ、とその脅迫!?に常にビクビクしている。
できないです!ムリです!そう言えたらどんなに楽か…。
下請けは親会社に頭が上がらない。他より少しでも実績を上げ、
こちら側へより多くの発注を出してもらうしかない。キビシイ…。
ブラック会社であろうとなかろうと、毎日頑張っている人への
相当の応援歌になること請け合いの作品だ。スッキリしよう!
しかし小池くん、やたら不運が似合う俳優になったなぁ。。^^;
(品川嫌いな人はもっと嫌いになれる?かなり個性的な顔ぶれ)
ブラック会社に勤めていなくても・・・
いじめ→高校中退→ニートという、現代の様をそのまま表しているかのような主人公のマ男。
不況で、就職困難。
やっと就職したけれど、労働環境は厳しい。
弱いものいじめのリーダーや、その取り巻き。
我関せずという人。
自分のことで精いっぱいの人。
でも、そんな中でも、藤田さんという優しく、頼もしい人がいた。
上手に喋れなくても、ちゃんと言いたいことをわかってくれる人。
そんな人がいて、温かい言葉をかけてくれ、励まされれば、もう少し頑張ってみようかなと思えるよね。
「今、目の前にある世界を変えよう」と、必死になって闘っている人間の姿に勇気をもらえる。
人を思いやる気持ちや言葉が、人を育て、自分をも成長させるのですね。
周りの環境を変えたければ、まず、自分が変わること。
思うことが言えないでいたら、ぜひ、勇気を出して言葉にして、心の底から叫んでみよう。
しないでいるよりは、イイよね。
なんて、思える作品でした。
画面にセリフを文章にして表したり、掲示板の書き込みをそのまま画面に出したり、面白かった。
デスマ(死の行進)、ソルジャー、ガンダム、三国志などのネタをはさんだり、若い女性の中西さんには、リラックマを添えたり。
マ男の心の内を吐露させるのに、紙人形を使ったり。
遊び心が功を奏している。
小池徹平の爽やかさと全体の明るさが、暗くなりがちなストーリーを救ってくれた。
それにしても、品川の「ばぁ~か!!」は、うるさい。
それと、社長!! おぬしがワルよね~。
あなたの采配で、変わるでしょうに!!
あれだけ、≪キサラギの監督の~≫と書かれれば、どうしても「キサラギ」と比べてしまうけれど、「キサラギ」のような≪謎解き≫がない分、「面白さ」という点では負けるかもしれない。
でも、実話を基にしているという現実味がある。
役者さんは頑張ってましたが…
主役の小池くんは割と頑張ってたと思います。彼のいかにも童顔なアイドル顔が、デスマ続きのメイクと演技で物凄く老けた老人みたいに変貌するのはちょっと面白かった(笑)
脇も上手な人揃いで安心して見てられました。ただ、品川さんだけは厳しかった~~~!!!こんな重要かつ難しい役を芸人にやらせちゃ駄目でしょ!一本調子な「ブァーーーカ!」には冒頭からウンザリ。
あと、何より脚本が陳腐すぎる。
各人物の設定や各々のバックボーンは女子高生の好む携帯小説レベルに薄くて軽い。特に上原さんの過去のうそ臭い悲劇っぷりが…;;(2ちゃんのネタスレ派生だから仕方ないのかなあ…)しかもそれら全て登場人物のセリフで説明って!
クライマックス、社員全員の前でマ男が切れるシーンも、叫ぶ内容は薄っぺらな「これまでのあらすじと僕の思った事」止まり。ここでの彼のセリフを聞いて、全員が仕事の意味に目覚めたり、嫌な先輩がいじめてた後輩を思いやる転機になるっつーのにそうなる説得力が皆無です。
ん?で、結局マ男の「何のために働いてるか」に答えは出なかったって事で良いのかな…?
ラストの某人の特別出演もいらない。テレビ局主体な映画にもこういうのよくありますけど、ほんっとにほんっっとーーにこういうのいらない!下らなくて大っ嫌い。
民放の連ドラとかでネタドラマとして観たら結構面白かったかも。内容も映像も、正直劇場に行くほどではなかったです。試写会当たって良かったー。
あ、エンドロール前のラスト5分の場面とマ男の最後のセリフだけは結構グッときましたよ。あそこだけはとっても好き!
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
2ちゃんねるから始まった話って事も知らずに行った試写会です。
中学の頃のいじめがきっかけでヒッキーになったマ男くん。
母はマ男がスーツを着て仕事へ行く日を待っていたのに
突然母は亡くなってしまう。
ココで俄然奮起するもなにせヒッキーがたたり、
しかも中卒でプログラマーの資格は取っても経験が無いという事で
何処の会社も採用してくれない。
たった1社泣き落としで入った会社は...
自分の周りにIT関連に勤めている人がいないので、
華やかそうに見えるIT企業の実態を垣間見た気がします。
デスマなる言葉も始めて知りました。
徹平クンがパソコンに向かうキリットした顔いいですよ。
脇を固める役者さんも一筋縄では行かない濃い面々で、
何かこんなキャラいるんだろうな~なんて想像できて面白いです。
ラストは明日への希望と勇気がもらえる終り方で、
後味いい作品だと思います。
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