ソラニンのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
クズ男とかわいい女
学生時代から活動していたが、最近はライブすらしてないバンド。
そのリーダーみたいなのと付き合ってる宮崎あおい。
男は男でまともに仕事せんかと思えば、女は女ですぐ会社やめる。
まあ男が会社やめれば?みたいな事を言ったのが原因やねんけどね。
おれが食わしてやる的な事言ってたのに、実際にやめられると動揺しまくる。
本当につまらない男。こんな準主役で映画が面白くなるのか序盤から疑問だった。
そしたらある時このショボい男が突然失踪してしまう。
1週間くらいして急に電話があり、再び帰るからやり直そうとかほざく。
で運転しながら、おれの夢って・・みたいに考え事してて事故って死亡。
本当に最後の最後まで害にしかならんままで終了。何なのこの猿は?
で、ライブの予定が決まってたので、あおいが代役を務めるトンデモ展開に。
そんな短期間で練習したって大してうまくならんでしょうに。
でもさすがは映画、魂の叫び的な感じで歌って、喝采を浴びまくり。終了。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あおいの恋人はホンマにしょーもない奴で、見てて気分悪かった。
少しは大人になれ。中途半端に追いかけてるものは、夢でも何でもない。
死んだ時は思わず笑ってもたわ。余りにもしょーもない人生過ぎて。
この死に対して同情したり涙できた人っているの?
恋人を失ったあおいに同情の余地はあるが、縁が切れてむしろラッキーやん。
何故こんな駄目男を好きやったんか知らんが、きっと人生の害にしかならん男。
ラストは宮崎あおいのサプライズ的な歌があるってのは知ってたけど、
思いのほかうまいんで驚いた。ギターもなかなか絵になってた。
何故歌手デビューせんのやろ?まあせんといて欲しいけどね。
この人にはあくまでも女優でいて欲しいし、バラエティにも出て欲しくない。
先日見たBECKって映画の、まさかの無声に比べたら遥かによかった(場)
あくまでライブのシーンが、やけどね。
この映画でもバンドマン役で桐谷某が出てたけど、またまた同じ役やった(場)
他人の空似ん
宮崎あおい全盛期の本作、三木孝浩月間予習かつネトフリ無料配信終了間近の情報から鑑賞。とてもいい映画でした。原作未読。タッチ的な第二章、宮崎あおいのギターに歌声、高良健吾も良かったなあ。
種田に届け!私たちの歌。
浅野いにお原作、三木孝浩初監督作品。
自由に憧れ仕事を辞めた芽衣子と夢を追って音楽を続ける種田。
互いの幸せを考えてすれ違う毎日。
そんな時、種田はバイク事故にあって…
前情報入れてなかったので、種田の死はかなり衝撃的だった。
公式で種田の死があらすじに入っているので、ネタバレじゃないかもしれないが、知らないで見た方が芽衣子たちと同じ消失感を味わえるかも。
ソラニンってのは簡単に言うと、ジャガイモの芽の毒のこと。
互いの成長には必要不可欠だけど、料理として完成させるには毒になる。
芽衣子の家にジャガイモが溢れていたり、芽衣子や種田という名前だったり、意外に芸が細かいことには観賞後に気付いた。
種田の死をいつまでも引きずることなく、彼の意志を継ごうとするヒロインに好感が持てる。
そして、やっぱりライブシーン。
宮崎あおいの歌声がとても良い。歌い終えてからの間も。
ゴールは人それぞれ違って、人それぞれの生き方がある。
単なるライブかもしれないけれど、彼女たちは1番輝いていた。
前半のスローテンポと全体的に暗めの画だったのがちょっと観難かったけれど、余韻の残る良い映画だった。
鳳凰ビールにデブベース。
印象的なシーンはいくつかあったけど、中指コピーの破壊力強すぎてそれしか覚えてないわ笑
すめーん。
ふたりならやっていけると思うだけどなぁ。
あおいちゃんと高良健吾が若い!
作られてから10年以上経っている。一昔ですね。
ソラニン。じゃが芋の芽の毒のこと。仕事で嫌なことがあって体に毒が溜まっていく。
そうか確かに嫌なことは体には毒ですね。
あおいちゃんの爽やかさ可愛らしさが健在。高良健吾は今と感じが変わらない。お茶目な感じもいい。
好きな事やりたい事で生活していければいいけど。不安定な生活に不安が募る。生活の為に仕事に就くが苦悩の日々。幸せ? 本当に。 何度も問いかける。若い時は多感に考えるけど。
本当にふたりでならやっていける。のに
八方塞がり
映画が公開されてから約10年経って、当時は人気絶頂だったアジカンの曲とサブカル漫画の王道の浅野いにお先生の作品を映画化させると聞いて即映画館に向かった。
その時の感動はバンドに対する憧れの青い感情と「芽衣子さん可愛いな」とか「こんな可愛い彼女いて幸せなのになんで種田死んだんだよ」でもラスト感動したしいい映画だなってそんな感じだった。
そして10年ぶりにに鑑賞して、今の邦画にはないような昔の邦画独特の間を作り表情や雰囲気で解釈させる映像が疲れた体に心地良く感じ、ボーっとゆっくりと時の流れを感じながら見れるかんじ。
昔は理解不能だった種田の行動も、男としてのプライドと夢もどっちかずな自分に嫌気がさして起こしたと今ならなんとなく理解出来るし、ただ可愛いと感じていた芽衣子さんもちょっと重いなーと感じるシーンもあって。
傍から見たら可愛い彼女と良い仲間がいてまだ若いんだから就職先なんか探そうと思えばいくらでもあるし他人から見たら羨ましいくらいなのに、それでも別れと死を選んだ種田はきっと他人から見た幸せなんかに一切興味はなく自分にとっての幸せは一本だったんだね。
また10年後20年後またソラニンを見たらどう感じるだろう。
それまでまで生きてたいな。
うたがいい
原作を読んでいて
原作が大好きなので
正直期待以下だったけど。
あおいちゃんの強烈なかわいさと
桐谷さんの涙と
予想以上に演技がうまい近藤さんの「デブがベースやってますけどなにか?」が大好きw
そしてその彼女役が伊藤歩ちゃん!大好き!
と好きな部分はたくさんある。
映像もあわくて好きでした。
ただ原作読んだときの心臓がぎゅってなる感じがなかったのが残念。
ソラニンはいいうた。
アジカンを選んで大正解だと思う
青春時代的な空気感は好きだが
この映画には、特に失うものもないのに否定されるのが怖くてろくに動かず惰性で暮らしながら、
夢に立ち向かうかどうかを延々悩む人が描かれている。
その意味でありがちなダメさ加減やモラトリアム感はよくでている。
この主人公、ダメ人間だけど、素敵な彼女がいて最高の友人もいて、
全体的に恵まれており人生イージーモードな感じ。
そんな彼だからこそ、たかがテープ1本ダメだったくらいで諦めてしまうのだろうが、
個人的にはただの甘ったれとしか思えず、いまいち感情移入できなかった。
せつない〜
自分もこの映画の主人公達と
同年代で、音楽の経験もあるので、
近しいものを感じながら見ました。
自分のやりたいことと
やらなければならない事
社会に出ていく上で自分の夢を
切り捨てていく人も
多い中で、種田とえみこは
共に支え合いながら夢、
というか自分の本当に
やりたい事を成し遂げようと
していた。
そんな矢先の種田の死。。。
仲直りして種田がこれから
頑張ろうと誓ったのに、、
ここらへん涙が止まらなかったなー
本当に2人はいい絆で
結ばれてるなと思った!
周りの仲間たちもみんな
いい人たちばかりだし
そうゆうありふれたことだけど
普段仲間達と過ごす日々の
大切さも教えてもらったなぁ
あー宮崎あおいかわいかった♡
青春時代は自分探しの助走距離。もう一歩前へ…
青春時代は自分探しの助走距離。もう一歩前へ…。
宮崎あおいと高良健吾。意外と音楽系の映画に出演の多い2人の主演コンビ。でも、高良健吾は(これは予告編ではっきりと観客側に知らされているので、書いても大丈夫だと判断しました)途中で居なくなってしまうので、実質的には宮崎あおいの単独主演作品と観て良いか。
音楽を通して、若者達の将来に対する不安感・自分の進むべき道を模索する…とゆう内容自体には、それ程の新鮮味は感じられない。
られないのだが。主に宮崎あおいの独白によって語られて行く、高良健吾との恋愛模様は、なかなか切ない物が有り。若さ故に脆く崩れ易い2人をハラハラしながら観てしまう。
しかし、これを音楽映画として観てしまうと。『フィッシュストーリー』や、『BANDAGE バンデイジ』の時の様な、楽曲に魅力的な面が足らず。尚且つ、肝心の演奏部分を編集上でしっかりと見せていない辺りは、かなり不満が残る。
上記2本の作品が、“才能が有りながら”早すぎて売れなかった。また“総ての消えて行った”バンドに対する鎮魂歌の意味も込められていたのと比べてしまうと、音楽的にはどうしても評価を下げざるをえなくなる。
重箱の隅を突っつく訳では無いのですが。事故の前だけ画面が高良健吾目線になるのも、個人的にはちょっと納得がいかなかった。まぁ、有りなんですけどね…。
だから観る側としては、あくまでも恋愛映画を観る…と言った心構えで観るのが良いのでしょう。
一応人気コミックの映画化とゆう事で、おそらく原作に則した内容・画面作りかと思います。
多分ですが、過去を振り向かず、前を向いて行こう…(引きずらずに…)って事を訴えているのでしょう。原作のファンならば納得するとは思うのですが…。例えば財津和夫演じるお父さんがやって来る場面。
残されたギターを…おそらく原作に於いては、主人公が“過去との決別”を示す重要な場面だと思います。画面構成等も同じなのではないでしょうか。
原作のファンならばおそらくグッと来るところでしょうが、映画を観に来る総ての人が決して原作のファンでは無いだけに…。そんな原作ファン以外の人に取ってこの場面では、“主人公はまだ未練を残して居る”と観てしまってもおかしく無い場面かと思いますね。
そう言えば、桐谷健太が触れ合うお爺さんのエピソード。永年連れ添ったお婆さんに対する愛情溢れる場面として、おそらく原作には印象に残る場面として登場するので、どうしても外せない場面なのでしょうね。
しかし、原作を知らない者から観ると、ちょっと浮き上がって見えてしまったのが正直なところでした。
全編でじっくりと構えたドラマ作りをしているだけに、ちょっと惜しい気がしました。
但し、そんな意見をも吹き飛ばす魅力的な場面も有りました。それが同じバンド仲間の桐谷健太と近藤洋一です。
この2人の友情と、過ぎ去って行ってしまう青春への熱き想いは、多くの観客から共感を抱かれると思います。
2人の登場する場面が、この作品を魅力的に見せていたと思いましたね。
(2010年4月3日TOHOシネマズ西新井/スクリーン5)
なんなんだ?
正直退屈でした。
僕にとっては、
はまらない作品でした。
全体的にテンポが悪く
彼氏が事故を起こす直前のシーン
での感情表現のしかたも、はまらず
だらだらと、
長いだけのように感じられ、
違うキャラクターにフォーカス
するのは、良いのですが
その事にフォーカスした結果
フォーカスされたことが、
これと言った役割を果たさず
結果的に、ただ
ぐだぐだにした、だけのように
感じられました。
しかし、悪いことだけではなく、
良いところも少しはあり、
最後のライブのシーンでの
宮崎あおいさんの
抜群の歌唱力と
何とか感動させようという
演出により
残りの15分位は
見れる程度にはなったと思います。
宮崎あおいさん可愛いです
種と芽
おなじような年齢になってみてみたら、また悲しくも感じるものがあって、人生の長さと短さをいっぺんに感じて、何かひとつでも全力でやることが一番の幸せだと思った。
種田と芽衣子の繋がりは羨ましいくらい素敵で、ソラニンを熱唱する芽衣子のバンドの空気って重たくて熱くて人間のエネルギーがぎっしり詰まってる。何度見ても感動する作品です。
なんでもない日常の話
なんでもない日常を不安にモヤモヤと過ごすか、心から笑って楽しく過ごすか。
心から笑えるように、今日を一生懸命生きようと思った。
映像、音楽、役者の全てが良くて、何度でも観れる映画。特に最後のライブは感動しました。
予想超えてきた。
なんか、バンドの夢物語とかかと思ってたけど、予想超えてきた。
人生ってなに?なにが満足?不満だらけ?
とか色々かんがえるけど。
ただ、生きることがおれの人生で、いまが幸せ。 とか、なんかすげーくさいけど、好き。
まぁ死ぬとことかは予想できたけど、なんか宮崎あおいと種田が重なるシーン…アンプの設定が同じだったとことかは自然に涙でてきたw
バンドとか好きじゃない人でも見る価値あるかも!
「たねだぁ」
アジカンが関わっているってことで
映画の内容を全く知らずに見たんだけど
話はだらだら続く感じで、先が読めちゃうし
あっこれは種田死ぬなぁ、と思ったら本当に死んじゃうしw、
しかもあっけない死でビックリ(´・・`)
私もバンドやってますが、
もうちょっと違う形で表現できたのでは~と思いました。
しかし宮崎あおいちゃんは可愛かった!
あおいちゃん目当てで見るなら良いと思いますな。
ピョッピョッとカッコよくやっちゃって
映画「ソラニン」(三木孝浩監督)から。
人気コミックの映画化だからか、面白い台詞満載だった。
「鯖川(さばかわ)か?」「鮎川です」に始まり、
「あの、こデブ」とか「やる気なしのマニュフェスト」、
「すめ~ん」(たぶん「すみません、ごめんなさい」の合成語)。
「ゼロとゼロをあわせて・・無限」なんて・・。
その中でも気に入ったのは、何かの動作・作業の前に
擬声語・擬態語のような効果音?が入る台詞。
「よ~し、ピョッピョッとカッコよくやっちゃって、
美味い酒で打ち上げようじゃないの」とか
「じゃあ、サクッと新居に荷物を運んで、
引っ越し祝いでもしようじゃないの」のような言い方が、
言葉の使い方としてとても新鮮だった。
今度、機会が会ったら使ってみたい言い回しである。
最初は、なかなかうまくいかないだろうけれど・・。
P.S
主人公の男性が信号無視、バイクで転倒し死亡するのだが、
本編は「黄信号から赤信号に変わる映像」だけなのに、
予告編では、映像+「がちゃ~ん」と追突の音入り。
誰か、解説してもらえないだろうか、気になっているので。
じゃがいもの芽
浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した青春ドラマ。
社会のきびしさや人生の不透明さに想い悩みながらも、バンドで生計立てられたらいいなぁなんて考えるいわゆる青春ストーリー。
宮崎あおいの演技のナチュラルさ、桐谷健太、さらにはサンボマスターを起用したのは正解だったと思う。
ただ、何が言いたかったのか伝わらなかった作品だ。
結局終わってみると印象に残ったのはラストのライブシーンのみ。
しかし、何故そのライブシーンで回想をいれたのか。
実にもったいない。
拙い演出もあるけど、どうしても憎めない佳作
肝心のクライマックスである演奏シーンに入ったところで、そのテンポを落としてしまう興ざめな演出は拙いと思うのだけど、キャストがしっかりと演奏の練習をして撮影の臨んだライブシーンの熱と瑞々しさは、それを補って、少なくともイーブンにはしている。
宮崎あおいの熱演が光った作品だけど、本業はミュージシャンであるサンボマスターの近藤洋一の存在感、そして桐谷健太の好演が記憶に残る。
十代や二十代前半向け
社会人以上が見たら、『夢みたいな事言ってんじゃねえよ』と思ってしまうんじゃ?
人それぞれだとは思いますが、三十代の自分としては、過ぎ去った恥ずかしい過去っぽくて痛かったです
宮崎あおいがカワイすぎるので、主人公のキャラとしてはなんとなく違うような。『かわいいからそんな事言っても許されるんだろ』と捉えられかねないと思いました
ライブシーンはよかったです
BECK>ソラニン
とにもかくにも、種田(高良健吾)に腹を立てている。
高良健吾がいけないのではない、あくまで種田に。
ということは、高良は見事に演じきったということになる。
そもそも、種田のようにウジウジとして先を見据えようとしない現代の
典型的な男にNGなんだと思う。何度となく蹴飛ばしてやろうかと思った
くらい。
まずまず原作には忠実に描かれてはいる。
ただし、これはあくまで映画なのであって、原作ファンの視線など放って
おけばよろしい。
結局のところ、この映画を通して三木監督は1800円払って劇場へ足を運んだ
観客に何を伝えたかったのかがまるで伝わってこない。
宮崎あおいも、少々手を抜いた演技をしたのではないだろうか。
もっと限界はあるはず。ギター弾こうが歌を歌おうが、まずは演技ありき。
初心を忘れてはならない。
音楽映画ということで比較させてもらうならば、原作ファンから猛反発を
食らっている「BECK」の方が遥かに素晴らしい出来栄えだった。
これには堤幸彦監督の音楽に対する愛と明確なビジョンがあったからに
他ならない。
どっちにしても、映画は映画。原作ファンなんて気にするな。
全23件中、1~20件目を表示