ソラニンのレビュー・感想・評価
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宮崎あおいさんは、歌がヘタなのか、うまいのか?
メジャーデビューできるバンドは、ほんの一握り。その他多くのバンドは夢と現実の間で、もがいている。
この映画でも、そんな若者たちを描いてる。
あらすじは見る前に、わかってる。恋人の身に起こるアクシデントは、いつ起きるのか見ていてドキドキするも…全体的に淡々としたゆる〜い進行なので、、場面が飛んだり時間が前後したりして、残酷な悲劇的な描写にはなってない。
ヒロインの芽衣子がギターを手に恋人の夢を仲間と追いかける後半がこの映画の見どころか。
それと、ラストまでとっておいた宮崎あおいの歌声。
ところで、宮崎あおいさんは、歌がヘタなのか、うまいのか? CMではわざとヘタに歌っているともいうが…。
この映画では、普通のOLが急遽ボーカルになったという設定なので、あまりうまく歌いすぎても困るのだけど。
ただ、ソラニンの楽曲はちょっと難しすぎるとも思った…
素晴らしい青春恋愛映画「ソラニン」必見!
既に2回見ましたが、現在の若者を象徴するような5人を見事に表現した作品である。原作漫画のソラニンが超人気作であるため、原作ファンが持つ、その空気感を壊さぬよう忠実に作成された。特に宮崎あおいの努力と意気込みが、たった2ヶ月でプロ並みのギター練習とボイトレにより、ラストのライブシーンは感動を呼ぶものとなっている。宮崎あおいは、アースミュージック&エコロジーCMでは、歩きながらや、鉄棒にぶら下がりながら歌っており、マイクもCM様なのでかなり可愛い声をわざと使っているが、ソラニンでは音楽用マイクでしっかりとした発声をしており、かなり上手いことが解る。
彼女は、声優としても実績を残しており3歳半の少女の声も出せるほど、幅が広いので篤姫でもやっていた様に、いろんな声を使い分ける技術を持っている。
更に、自分自身を完全に消し去りニュートラル状態で役に成り切るため、嘘の無い演技を超えた作品に仕上がるのである。
いまだ人気が衰えない4年前上映の「ただ君を愛している」に続き、このソラニンも、彼女の代表作となるであろう。
あおいちゃんの歌が聞きたかっただけよ。
あおいちゃんの出演作品って結構良い作品が多いかなって
思って期待して観にいってきましたよ、
なーんか…普通。
普通すぎてドラマ化の方がよかったのに!
そしたら毎週みたのに!!
が、率直な感想です。
ふんわり さっぱりした映画の雰囲気は心地よかったです
きっと原作もそんな雰囲気なんでしょうね(・ω・)
伝わってきました。
あおいちゃんの歌も最後のほうにあります!
それ目当てでした!
だから私的に、もうちょっと長く歌を聞かせてほしかったなあー
と、惜しいとこだらけ。きっと歌を聞いたらそう思うはず。
作品のビジュアルみたいにあおいちゃん一生懸命歌っててかわいかったです
全然聞いてて痛くないし、むしろ着うたほしいほどですよ♪
お金が惜しくない人は どうぞ!
魂の歌声、その楽曲。
2010年最大級の映画、だと思っていましたが、
んー、どうでしょうか、、
予告で十分だった気がしつつ、
予告の方が良かったような気もしつつ…。
青春×バンド×恋愛
というテーマは、実写化されるとかなり青臭い。
宮崎あおいが歌う「ソラニン」が、
アジカン楽曲ということで、
アジカンと宮崎あおいが好きなら、そらもう至福でしょう。
でもアジカンサウンドがどうにもだと、辛い。
というかあんま良い曲じゃないと感じてしまった。
けども、宮崎あおいの魂の歌声はしかと受けとった。
芽衣子として、生きて、歌ってたもんなぁ、憑依してますね、相変わらず。
ただ、宮崎あおいはCMに出過ぎで、どんな絵もCMに見えてしまう。
東京メトロのCMに見えなくもない。
なんだか惜しいけれど、このもやもや感は嫌いじゃない。
ハマる人にはハマるだろうけれど、万人受けするような作品ではない。
(そもそも浅野いにお作品自体がそういうもの)
単純なストーリーなんだけど良かった。
3/19、主人と一緒に試写会で見てきました。
ストーリーの全てに共感したわけじゃぁないんだけど、
あー、そうそう、20代ってうんうん、そうだったなぁ、
と、忘れてた「何か」を思い起こさせてくれました。
私の20代の頃は体力が有り余っていて、徹夜したりバカ騒ぎしたり、
楽しむにも毎日が100%以上に一生懸命なんだけど、
それ以上にマジメに真剣になる時も全力で一生懸命だったな、と。
楽しいだけじゃない生活の中で「人生の岐路」ってものを突き付けられて、
見えない人生の歩み方や、自分の人生の先行きに不安になって、
いっぱいもがいて、あがいて苦しんでいました。
ひとは誰もが通る苦しい道が青春ってものだったのかな・・・いまになって気付きました。
この映画の主人公たち、熱中してるバンドで上手いこと生活の生業になればと願う一方、
人生の岐路に悩んで苦しむ、なーんて、よくありがちな青春ストーリー。
このよくありがちなストーリーを、私にも共感するように仕向けてくれたのが、
宮崎あおいちゃんの演技の上手いところなんです。
彼女のピュアさ、幼さ、はかなそうで気の強いところ、真っすぐストレートな感じが合っていました。
これが、長澤まさみや佐々木希とかじゃダメだったろう、と思いました。
サンボマスターのひと、良い味出してて演技がよかったです。
伊藤歩さん、以前見た映画にも出てたけどスゴク良いなぁ、彼女。
主人公をやった種田くんの顔は覚えにくい、というか、特徴が有りそうで無い俳優さんなので、そういった意味でも配役も良かったんじゃないでしょうか。
CMでの宮崎あおいちゃんはヘタクソだけど、映画のあおいちゃんは歌がとっても上手かったです。
最後のライブシーンだけ、もう一度見せてくれないかなぁ
宮崎あおいさんって歌、上手いねぇ
ラストのライブシーンで一気に持って行かれたね
ラストのライブシーンだけ、もう一度みたいな!!
~~~
攻めの宮崎あおいさんと
受けの伊藤歩さん、岩田さゆりさん。
ラストのライブシーン
この構図が最高のシーンを生みだしています。
攻めの
宮崎あおいさんは、
表情や間だけでなく、
ピックひとつの動かし方、
指先まで研ぎ澄まされた演技を魅せてくれます。
受けの
伊藤歩さんは、いつも通りの安定感。
驚いたのは、岩田さゆりさんの表情演技。
いつの間に、こんなに上手くなったんだ、とビックリ!
ライブシーン中は
「早く岩田さんのカット来い!
早く岩田さんのカット来い!!」と頭の中で念じてしまうほどでした。
とりあえずお隣にいた
ARATAさんが霞んで見えました。
◇ ◇
〈 過去の自分に別れを告げる 〉
〈 現在の人生に納得しているか 〉
ラストをいきなりクローズアップしたのは、
そこまでが、ちょっと厳しかった裏返しでもあります(苦笑)
原作未読のため、なんとも判断がつきかねるのですが、
ラストのライブシーン以外は、かなり原作に忠実に描こうと
しすぎたあまり、悪く言うと、間延びしたシーンが連続してしまったのかな、と。
映画を見ながら
「陰性のハチクロ」のような気がしたんです。
モラトリアムっていうんでしたっけ。
こんな風に人生に悩み続ける時期ってありますよね。
予告編で流れていたので書いちゃいますが
振り返るとこの時期って、生きつづけるか、
死んじゃうのかって紙一重な部分ってあると思うんです。
死で生が途切れることに恐怖を感じる一方で
生がこのまま続くことに恐怖を感じる理性も存在する。
周りに支えてくれる人がたくさんいるのに
地球上に自分ひとりしかいないような気持ちになってしまう。
ある程度、年齢や経験を重ねると
そこまで、積み上げてきたものや、
あきらめがあって、この手の作品を見ると
「甘えるんじゃない!」と一喝したくなる部分が
あるのは否定しませんが、作品世界と同年代の人が観た場合、
「悩んでいたのは、自分だけじゃなかったんだ」と救われるのかもしれません。
“国民的女優”と試写会場でもアナウンスされていましたが、
宮崎あおいさんは、遠い存在になりかけた自分を、今作に出演することで
みんなから手が届くポジションに戻りたかった、またそう思わせたかった、
だからこの役を受けたのかな、なんてことも、エンドロールを眺めながら考えてしまいました。
☆彡 ☆彡
客電点灯後、前方からパラパラと拍手が起きました。
わたしは、ラストのライブシーンで一気に高揚させられましたが、
これは、拍手しちゃいかんだろう、との意識のほうが強く働き、拍手はしませんでした。
役者さんやスタッフを含めた満足感や充実感と
観客側におこる感覚に乖離のある作品になってしまった気がします。
ラストのライブシーンって実際に演奏されていますし、
相当練習したでしょうから、やりきった感は、かなり強いでしょうから。
ただ、そのやりきった感が、お客さんにも起こるかどうかは、また別問題でして・・・。
花火のところとか好きなシーンはあったんですけどねぇ。
ライブシーンも演奏だけでなくて、演奏後にもこだわりは見られたんですけどねぇ。
ライブシーンが良すぎただけに、
なんとももったいない作品になっちゃったかな。う~ん、もったいない。
とても良く出来ている素晴らしい映画。でも、好みじゃなかった。。。
試写会で観賞。
すごくすごく良く出来ている素晴らしい映画だと思いました。
文句つけるようなところなんて全然ナイ。
でも、、、
自分の好みとは違っていました。
この映画にハマれなかった自分が残念過ぎる、、、くらい、素晴らしい出来だと思います。
役者さんみんな素晴らしい。
ストーリーも生々しく鮮烈。
そして、痛々しい。
もし、この映画で描かれているようなエピソードが身近に起こったら、自分はどうするだろうか?
何かコトが起きるたび、ずっとそんなことを考えながら、観ていました。
映画の中に、自分の答えは見つからなかった。
そんなカンジです。
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