劇場公開日 2010年4月3日

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「傷付きやすく、繊細な若者物語」ソラニン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5傷付きやすく、繊細な若者物語

2010年9月22日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

原作漫画は未見なので、一本の映画として素直に見れた。原作漫画を読んでいる人には不満はあるかもしれないが、傷付きやすく、繊細な若者の物語を描いていたと思う。

社会に出るまでは、夢や希望に溢れていたが、実際は息苦しい事ばかり。その中で、自分らしさは失われ、周囲に妥協して生きていく。しかし、心の奥では熱い思いを秘めている。かっこ悪くても、結果は出なくても、今一度チャレンジしたい…。誰もが思う事であり、多々共感出来た。

宮崎あおいの可愛いらしさは言うまでもなく、微妙な歌唱力も味があった。恋人役の高良健吾がとにかく絶妙で、今年は出演作も相次ぎ、まさしく当たり年!

近大