「過去との決別」ソラニン センノカゼさんの映画レビュー(感想・評価)
過去との決別
20代のモラトリアムですね。よくできた映画です。映像も、展開も違和感なしです。
多くの20代の人は、
・自分は何をやって生きていきたいのか?
・夢と現実の折り合いをどうつけるのか?
と言うことを考える時代です。(モラトリアムというらしい。)
ジャンルは違えど私もかつて通った道なので「う~ん、これではダメだな。」とか「だったらどうする?」とか、興味津々で見られました。
最後は、芽衣子が種田が作ったソラニンを歌うことでしか、過去との決別ができなかったのでしょう。
(以下蛇足)
音楽をやっていくかどうか「迷っている」時点でもうダメですね。
「これしかない」「これをやりたい」と突き進んだ人しか成功はしません。それでも多くの人は限界を感じて挫折するでしょう。それでも「やれることはぜんぶやった。」という気持ちがあれば、スッキリ次に切り替えられます。
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