「なかなかリズムが良い」ゴールデンスランバー(2010) プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかリズムが良い
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堺が旧友に呼び出され、車の中で睡眠薬で眠らされる。
それは国家レベルの大組織の仕業で、彼らは首相も暗殺。
そして警察上層部もグルになって、堺を犯人に陥れようとする。
堺は逃げたが、やがて拘束される。でも通り魔の浜田に助けられる。
何故か浜田はやたらと力を貸してくれるが、結局敵に殺される。
さらに排水溝の専門家・柄本や元彼女・竹内なども力を貸してくれる。
堺はTV局の立会いのもと逮捕される道を選択、カメラ前で真実を告白。
・・・しようとするが警察が放送を強制的に遮断する。
そして射殺されかけた堺だが、竹内が街中のマンホールに花火を仕掛けていた。
包囲した警察らがそれに目を奪われているスキに、堺はマンホールから逃亡。
結局偽の堺の死体が出たか警察の嘘か知らんけど、被疑者死亡扱いで事件完結。
そして堺は整形して生き延びた。
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全体にリズムが良いし連携が良くて面白い。俳優も良い。
でも花火のクダリはちょっと無理があり過ぎるわ。
花火がどれだけ金かかる思っとるねん。
しかもマンホールをつき抜けて打ち上げるし。通行人死ぬで?
それとみんな勘が良過ぎて以心伝心過ぎるのもちょっと苦しい。